桃花舞台

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zoom RSS 個人舞踊は総合芸術?!〜5分間の物語を奏でる艶姿

<<   作成日時 : 2005/11/03 00:03   >>

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大衆演劇お休み月間が終了し(とか言いながら二回も行ったけど)、
昨日は神戸・新開地劇場に行ってきました。
「要ちゃん」こと里見要次郎一座が今月、帰ってきたのです。
先々月、大阪で観たとこなんだけど、
取材のお礼に行かなきゃだし、
今月逃すと一年以上関西での公演はないしね。

ほんで今日思ったこと。
いやぁ、ショーの舞踊って小さいけど立派な総合芸術です!
学園座で言えば「音楽即興」に近いかな。
いわばいっこの無声のお芝居。
特に個人舞踊は各人のカラーを生かした一人舞台やって感心。

一つの曲がある。
それに合った衣裳・鬘・アクセサリーを選んで、
曲に合わせて表現をする。
これって簡単なようで結構難しいことやないかしら。
何着てもいい何被ってもいいって訳やない。
その曲のイメージに合うものを。
小道具は持つ?照明はどうする?映写機使う?
前に踊る人と曲や格好かぶってない?座長や先輩ちゃんと立ててる?・・・
じゃあ、その格好ではどんな動きが似合う?
飛んだりはねたりする?逆に落ち着いた丁寧な所作?・・・
さぁ、そうして出来た舞踊は出番に合ってる?自分に合ってる?
…一曲踊るだけでも考えなきゃいけないことがいっぱい!
見た目も動きも全部自己演出。
しかも一ヶ月間毎日だから約30種類はバリエーションが必要です。

まぁ、そこまで完璧なもんをお客さんが求めてる?と言われると、
そうではないんだろうけど。
ただ「キレイ!」だったらいいのかもしれないけど。
実際、格好だけは曲に合わせるけど、動きはあくまで「所作」、
例えば、悲しい曲だからって詩の通りの表情ばかりしてられないわ!
劇団や役者さんも結構いるし、それは別に間違ってない。
それはそれで楽しいもん。
(でも、私はその一曲の持つ「世界」を表現する役者さんが好きだし、
そういう劇団や役者さんの方が多いと思いますので、コッチの話を)

全部ピタリとはまった時には。
それはそれはもう、すばらしい舞となる。
でもそんな完璧なの滅多にない。
見た目はオッケイ問題なしでも、動きや表情はそう簡単にいかない。
つまりは技術、表現力ですね。
その曲、その歌詞(演歌は特に歌詞命やし)に合った動きと表情、
曲をお客さんに伝える表現となると、
相当な技術力とセンスを必要とするから。

全てのパーツがうまく組み合わさった舞踊は、
見ている私たちに、いろんなイメージを与えてくれます。
前にも一平さんの話をした時ちらと書きましたが、
私のような妄想家には、ストーリーすら感じさせてくれるの!
そんな舞踊に巡り合った時は、ほんまに鳥肌が立つよ。
ぞくっとするんです。ほんまに。

昨日観てて思った。
私が大衆演劇にはまってる理由もそこなんかも。
最初、この手のショー舞踊見てて、
まさかくるくる回る役者らに、
ここまでいろんなイメージをかき立てられるなんて、
思いもしなかったもんなぁ。

一平さん。
要ちゃん。
二代目さん。
私の今のお気に入りのこのお三方は、
特にそんなゾクゾクを与えてくれる方々。
決してヴィジュアルだけで「きゃー」言うてる訳やないのよ〜。

二代目が前に、雑誌に載った時、
キリリとした目の女形
・・・桜の散りばめられた簪をいくつも挿した芸者姿
につけられていたキャッチコピーはこうでした。
「5分間の物語を奏でる艶姿」。
うまい!

★里見劇団進明座11/1昼の部@神戸・新開地劇場★
【ミニショ−】
幕開き(夢夜酒)〜龍星&直樹(?)
〜祐貴(♪男はじょんがら〜)〜座長(♪恋がさね〜夢がさね〜)
〜ベティ&美貴(女のまつり)〜
《生バンドショー》正太&祐貴(演歌兄弟)〜ベティ&美貴(帰ってこいよ)
〜直樹(北国の春)〜龍星(ホテル)〜座長(女の旅路)
【芝居】殿様小僧
【ショ−】
幕開き(立ねぶた)〜輝美(?
)〜座長ザ女形(トランス曲〜紅?:黒のキラキラ着物に赤襦袢でド派手)
〜正太(吹雪?)〜美貴(愛のさくら記念日)〜龍星(?)
〜まき(?:薄ピンクの着物)〜直樹(?:白着物にポニーテイル
←いっちゃん似合う格好)
〜座長唄(昭和生まれの男たち〜雪が舞う:
新開地劇場名物空中ゴンドラから登場!)〜正太&祐貴(?)
〜座長ザ立役(?ロック調:デビルマンのプリントの着物と羽織!)
〜ベティ(長山洋子さんの曲で芸者風)〜ラスト(大漁旗を持っての舞)


☆★写真は座長自らパソコンに向かって作ったチラシです。
   マメな人や・・・。毎日2時間睡眠らしい。
   見にくくてスイマセン。ほんまは送り出しで写メ撮ろうと思いましたが、
   お客さん多かったし、カリスマ座長を独占するのも悪いしと断念★☆  

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
里見要次郎さんを見てみたいなあ、と思って、ウェブサイトを探しました。
うーん、公演のスケジュールは分からないのね、このサイト、などと思ってバイオグラフィなどを開けてみる…、

「バリ島公演」?!?

なにそれ??!
クリックしても賞状みたいの一枚しか出てこないので、詳細が分からないんですが〜!!えー、ウブドのプンゴセカンて書いてある??下宿の近所じゃん。
バリでやってもウケルだろーなーとは思ってたけど、すでにやってる方がいらっしゃったとは…!ほんとに侮れぬな大衆演劇…。
ミオ丸
2005/11/05 23:50
☆ミオ丸さま
そうなんです。
2004年の6月にバリ島公演をされたのだとか。
(他にもフィリピン、台湾など海外公演は全5回)
あ、賞状みたいのは国からの感謝状らしいです。
現地のテレビや新聞にも載ったらしい。
今、手元にある「演劇グラフ」で見ると、
要次郎座長は『侍』というインストゥルメンタルの曲を、
現地のメンバーの生のガムラン演奏で踊ったのだとか。わ〜ぉ。
会場はウブド地区の寺院と、アークセンターという所で。
現地の方から鬘や化粧についていろいろ質問されたりもあったりで、
公演は大成功だったようですよ。
さすが要ちゃん、何でも出来る役者だ・・・。
桃レス
2005/11/06 13:14
台湾とか中華系は、鬘も見慣れてるでしょうけどねえ…。
着物に鬘は、バリやフィリピンでは暑かったはず!
ウブドの寺とアートセンターだったら、冷房ないです。まあ、夜にやったら、そこそこすずしいですが。
ガムランで踊ったんだあ〜。ぅわ〜お、見、た、い! ビデオ発売してくんないかな。

ところで、その「演劇グラフ」は、何年何月号ですか? 要次郎座長の海外公演の記事はどのくらい載ってます? バックナンバーあったら買いたいです。
ミオ丸
2005/11/06 20:34
☆ミオ丸さま
2005年の5月号ですよー。
と、言っても、連載記事の「要次郎の部屋」での
インタビューの中での話なので(記事としては3ページ)、
バリ島公演の記事というわけではないのです。
写真も、感謝状と、新聞記事がちょっと載ってるだけだし。
何か他に特集してる雑誌などあればいいのですがね。
ビデオは売ってるのかな、どうなんだろう。
もし、送り出しとかで機会があれば、要次郎座長に訊いてみますね。
(ほんまに機会があれば…ですが)

やっぱり暑いんですね!
「湿気と熱気で外より楽屋の方が暑いし、もちろん化粧前なんかなくて、地べたでしなくちゃいけなかったんで大変でしたよ(笑)」と、
座長はコメントしてました。笑
桃レス
2005/11/07 15:33
 情報、ありがとうございます!
 「要次郎の部屋」、手持ちの分、読み直そう。
 演劇グラフは、金沢つよし一座のことが知りたくて、バックナンバーで記事タイトルに出ていた4冊を買ったのです。三兄弟それぞれのインタビューと、なぜかステージピックアップのはずが「親善野球大会」の記事。開いて見てふきだしましたよ。野球?!うわーあのかわいい座長が投手?!みんなジャージだし!(一平さんのジャージ写真がなかったのが残念)

 バリ、暑いですよ。座ってるだけで、汗かきます。
 地べたで化粧、状況が目に浮かぶようです。お寺でやるときは、たいてい壁のない東屋のようなところで、薄暗い電気の下、汚れの染み付いた赤いカーペットの上であぐらかいて化粧をしてる。みんな小さい鏡を片手に持って、片手で塗っていく。甘いコーヒーやべたつくお菓子が、氏子から供され、楽士たちはタバコを吸いながら出番を待っている。
 …懐かしくなってきました。バリにも行きたいなあ。 
ミオ丸
2005/11/09 01:19
わお、三人のインタビューですか。読みてぇ〜!
しかも野球大会。あの劇団で。た、楽しそう!

バリでの化粧風景、なんだか頭に浮かんできました。
いやぁ、経験したミオ丸さんだからこそ言える説明。いいなぁ。
要次郎座長はお化粧(&着付け)がめちゃめちゃ早いんですよ。
最近の公演でも、歌って、次、若手に相舞踊させてる一曲の間に着替えて化粧も直して鬘も取り替えて、立役でセリから登場してました。
(その代わり舞台裏はすごいことのなってましたが。笑)
でもそんな暑い中じゃあさぞかし苦労しはったろうに。
桃レス
2005/11/10 09:14
演劇グラフ、2004年5月号おさむさん、6月号野球大会、7月号つよし座長。
2005年1月号けいすけさん、となっております。
おさむさんは最初はやだったんだねえ、とか、つよし座長は中坊の頃悪かったんだね、とか、けいすけさんは本当にまじめなんだ、とか…。

1曲で全着替え…。10分ないんじゃないですか?
すごいなあ。
バリには、鬘ってないので、バリ人は驚いたんじゃないかな。
バリの衣装、冠ならかぶり直すだけでいいんですけど、髪型変えようと思ったら結い直さなくちゃならないんですよね。
衣装も最短で15分は着付けにかかってしまうのですが、着物を数分で着られるのなら、もっと短縮できるのかなあ。
バリ人は、ゆったりのんびりなお国柄なので、そういうところの工夫はないのですよ(笑)。
ミオ丸
2005/11/12 00:51
そうです、10分もないですよー。
だから舞台裏はすごいことに…コレはご想像にお任せします。
でもそんなバタバタした後なのに、セリから上がってきた座長は
涼しげにカッコよくキメながら登場。さすが。
桃レス
2005/11/12 01:23

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