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教育テレビにて先程までやってた、イッセ―尾形のスタジオライブを観てました。 面白かった!! テレビやのに、トリハダたつほど感動。ぽかーんとしてしまうほど。 昔から好きやったんですが、こんなにちゃんと観たのは初めて。 喜劇書く勉強中の身として、今、改めて観ると、もう、驚嘆の一言です。 すごいセンスや(今更、てゆーか当たり前)。この人はほんまに天才や。 今日は土曜に観た歌劇団さんの公演のレポを書こうと決めていたんですが、 頭の中がイッセ―尾形に支配されてしまったので、無理。 久しぶりに「うわァ、ヤラレター」がきましたわ。 イッセ―尾形。 今更こんなとこで説明するのも何ですが、一人芝居で有名な役者さんです。 現代の、どこにでもいそうなフツーの人になりきる。 そんなんもう今やお笑い界でも演劇界でももう当たり前というか、 よぉある芸ですが、この人はたぶんそれの先駆けというか、 こういった芸のスタイルを最初に確立した人やと思います。 ま、有名やから皆ご存知やろね。 観たことない人は是非観てください。あ、たまにCMなんかにも出てるし。 サラリーマン、お父さん、バーテン、ホステス、役者、ミュージシャン、土方… もうその辺に居そうな、石投げたら当りそうな人になりきる。 ものすごリアルに。 5本立てでした。 家族旅行中のお父さん。 さびれたバーのちょいやざくれたバーテン。 パーティー会場の老婦人。 仕事に行かなくなって3ヶ月目のお父さん。 ベテラン俳優。 スタジオでの一人芝居。 音、ナシ。照明、最低限。着替え、メイク、全て舞台上。いつものスタイル。 スタジオだから、勿論お客さん居ない。笑い声も何もない中の一人芝居。 なんかね、観ていてゾクっときた。 なんなんやろ、これは。 あまりにリアル。 あまりにシニカル。あまりにコミカル。 ずどーんと飛んでくるメッセージ。 笑うよ、ほんま、笑う。 馬鹿馬鹿しくて、でもなんかぞーっとする、奥の深さがある。 居る居る、こんな人。 絶対そう思う。 あーおるおるって笑いながら頷きながら観るねん。 どっかで見たこんな人って思いながら見てるんやけど、でも、その内はっと気付くんよ。 どっか?ちゃうわ。ここや。自分の中や。 …自分や、コレは。 形こそ違えど、どの芝居(コント)でも数回そう気付かされる。 そう、この人の芸は、「人」を描ききっている。 誇張した表現なのに、やたらとリアルに。 この人のなりきる役に、「すごい人」は出てこない。 ほんま、そのへんにおる人。狡い、調子のりの、エゴある小市民。 人間ってこんなに綺麗!こんなに素敵!…そんな描き方やない。 それより、人間ってこんなに狡い!ちっさい!間抜け!…でも、だから「人間」、 だから面白い、だから愛しい、みたいな。 ちいさい小ズルイ、ダメ〜な「人間」を、それゆえ愛すべきもんやと思って演じてる (そう観ている者に思わせる)芸だと思います。 だからとことん、間抜けで笑える。いっこもかっこよくないんやもん。 うわァ、なんて怖くて、なんて素敵なんやろ。 一人で演じきります。 でもしょーもないコントみたいに、変な説明台詞みたいな下手な台詞は一切ありません。 最低限の台詞で、客の想像力に全部委ねてのなりきり芝居です。 なんぼでもなんぼでもこっちは想像できるねん。で、わろてまうねん。 ほんでゾッとする。 おもろかった。ちょっと衝撃的やったほど。 ええもん観たわぁ。 観た後ちょっと疲れますが、気分の良い疲れです。悪くない。 楽しかったー。 ああ、もうちょっとええ文(このレポ)書けたらええのにと悔しなるほどです。笑 余談ですが、ユニクロでこの夏、イッセ―さんの描いたプリントTシャツが発売だそうで。 買おう。 …あ、そういうとこはちゃんとミーハ―なのね、ワシ。笑。 |
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