桃花舞台

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zoom RSS アイカワが『哀歌』で魅せた大衆演劇のバカで俗でタマラン素敵さ

<<   作成日時 : 2007/03/01 03:26   >>

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月ィ替わったけど、2月の楽日、ひさびさ芝居にゆきまして。
けっこ、気合い入れて、「行くぞ!」と数日前から決めてまして。
冷めながらアツく、そんなんしとる暇ないやろ日に、出向きました。
ココ観るって、決めてました。
訳あって、やっぱりニガテやとわかってる座長を1人で観てきた。
そして、本当に、いい観劇となりました。 
ワシ、お礼言いたいよ、“殿下”。
やはり、この方は、今、最も輝いてる座長さん(の1人)です。紛れもなく。
今、いっちゃんノってる役者さんです、哀川昇座長。

何度かココにも書きました。
今、凄い勢いで人気急上昇の、役者さんです。

ただ、先月も書いたけど
正直、ほんまに正直、ワシはニガテやったんや。
ワシの周りは、結構ファンおるんやけど、
(しかもかなり好き度の高いファン)おるんやけど、
話をあわせるとき、
いつも嘘臭いキャラのワシがさらに嘘臭い笑いになるほどやった。

先月観て、その魅力や凄さが、多少なりともわかった。
感心した。認めた。
もう、嫌々とかではなく、ハッキリとその力を認めた。
見せつけられたもん、力。

今、いっちゃんノってるときやと思う。
今がいっちゃんカッコイイ時期やと思う。
今、最も輝いてる役者と言っても、ワシは過言ではないとすら思った。
…嫌味じゃないよ? ホンマに。
(何言うても嫌味に聞こえる人間なので。苦笑)

なので。

これは、今、観ておかないといけない役者さんやとすら思う。
観逃しては、いけない。
この輝きぶりを。人気ぶりを。
好きや嫌いやなんてコドモじみたこと言うてたら、
勿体無いことんなるよ。逃すよ、この光を。

いかなきゃ。観なきゃ。

いいえ、
観たい、やっぱり、今、めちゃ観たい! …好きではないけど。 笑

加えて、最近のワシ、
プロレスがやっと面白くなってきたとこで、
興行・ショー・見せモン…舞台…演出…と、
今はうまいこと言えないけれど、
その漠然としたオモロさに惹かれ考えることが多く、
その、芸能の根本的なモンが出てるような気のする
(だからこんなハマッテル)大衆演劇っちゅーヤツと、
もっと向き合ってやりたいと、思ってるところで。
(何、この文、日本語なってへん!!怒)

ほな、「今」の最強座長観にいこ、戦お、と。
そんな訳で、

いっちゃん盛り上がる、いっちゃんテンション高い、
もしかしたら、いや、こんなワシは絶対その雰囲気に置いてかれるやろな、と思いつつも、

アイカワ座長を観に行って参りました。

行って良かった。
やっぱり、「好き!」やとは言えない、いいえ、嫌いです。
でもスゲェ奴や、と心から、思いました。教えてもろたん。

アイカワ座長。
やはり好きパワー、目ェ曇ったミーハー眼鏡では見えないからやろけど、
(いつもそんな目で芝居や役者観るから偏ってるねん、桃♪ 苦笑)
ふと目についた、
「あ、この人、女形んとき、<男>の表情(かお)してる…」
うん、力強すぎる。自信とかから、緩むのか、
あんなにベッピンさんやのに、<男>や。
思った。
そして、やはり、なんだか、どうにも、人間臭さがない。
血、通ってる? ね、赤い血? 
透明な、人やのに人工的な、陶器みたいな透き通る肌感、
キレイに整いすぎてるパッチリeye、
ポッチャリ、肉感的、色気…
なのに、なぜ、こんなに、体温の感じられなさそな、
ビスクドールみたいな女形なんやろ。
(京極堂シリーズのエノさんみたいな。笑)

ぷっくり頬はパタリロやのに、全体的にはマライヒなのよ。
(関係ないけど、バンコランは花吹雪の二代目。これ、絶対。
 あ、でも、二代目さんは、チビ・バンコランね。パタリロが変身したやつ)

何度観ても、不思議でしゃあない。

でも、だから気持ち悪いとかではない、
ほんまに、キレーなんよ。

そんな、アイカワ座長が、
女形2曲目、出してきたのは―。

中の幕閉まる。
流れるイントロ。

…あー!

ワシ、この曲、初めて聴いたとき(ラジオのレコード室。笑)から、
ずっと、「大衆演劇の踊りで使える、使うわ」と思ってた。
訂正。
「この曲、絶対、アイカワ(呼び捨て失礼)や!」と思ってた。
勝手に。

映画『愛の流刑地』のテーマ曲、平井堅の『哀歌(エレジー)』。

うわー。

そして、幕開いて、そこにおったのは、遊女姿の、アイカワ座長。

客席、声には出さないけど(出してる人も居たけど)。
「ウワァー!」「キャー!」。

わかる。

でも、ワシ、幕開いた瞬間、爆笑。
いや、声出しませんけど、大ウケ。

もう、笑ってしまった。

こう書くとまた、バカにしているような「悪い笑い」ととられるかもやね。
でも、ちゃうねんよ。

もうね、なんていうかね、
一言で言うと、「あっぱれ!」っていう笑いやねん。

わかりますかね、
あー、もう、殿下、お見事、あっぱれ。

コレをやった、アイカワ座長はかっこいい。

かっこよくって、馬鹿だ。
最強俗っぽくて、タマラン素敵さだ。

あー。やりよった。この人は。

皆が、何を観にきているか、コヤツは全部、無意識的に知っとる。
どォいう自分を観にきているか、軽々わかってはる。
楽日。かなりエエ結果残したこの一ヶ月公演(大入りの数)、
よっしゃァ、その、最後の女形は、これじゃ。観てみィ。

その姿で、あのバカみたいにドハデで壮大すぎて笑っちゃうような、
あの映画の主題歌を、踊る。
簪、抜く。口に咥える。そんでもって、上目遣いだぜ、このヤロウ。
そして、クライマックス、首に…。
挿そうとする、いいえ、誘うとする、よ。

エエか、エエんか、エエのんか。 
悪い訳あれへんがな、客にとっちゃ。 笑


…こんなことするから、ワシは嫌いや言うてんねん。 笑

やっぱり、アイカワ座長は、「大衆演劇界の殿下」でした。
いや、そんな呼び方してるん、ワシだけなんですけどね。
そして、勝手にナマイキにエラそうに輝きまくってる、
今、最もノっている役者さんでした。

お見事。 

人気者です。
噂にも事欠きません。
先月、紅さん観に行ったときも、客席でこの名前が出ること、出ること。
あきら氏の「人生感滲み出る味のある役者ぶり」がスキなワシは、
苦々しい思いで盗み聞き。笑

でも、思ったわ。
「あきら」も、きっと、昔はこんな鼻持ちならないガキやったんやろな。
バリバリ輝いてたんやろなー好き勝手に。
上から、上から、自信満々に。
比べられたり、なんだったり、なん、わかる気、した。
あー、そうだ、似たもの同士なんだ。
最近ゲスト行き来したりしてはって、もー、2人共ナルシストやなァ。笑

アイカワ殿下は、歳とったら、どんななるんかな。
あんなんなるかな。
ずっとこのままでおってもおもろいんちゃうか、この人は。
そんなんも思ったり。笑
でも、あんなエエ歳のとり方しはったら、ワシ、きっと、
そんときにはハマる役者のひとりんなってるんやろな。ヤダな。笑


1曲目の女形は『酒供養』やってん。
♪フ フ フ …美人は辛いネ〜

だってサ。 笑

お見事、お見事。

スーパースタァに続いて嫌いや。
芝居のカミサマは、歳やから好きやけど。

もー、平井堅は「芝居のカミサマ」の曲やねんでー。
死ぬ気漂う女形(ナニソレ)はスタァの持ちネタやねんでー。もー。 

でも、殿下。
謹んで申し上げ奉りましょう、
今は、あなたの天下です。 
…嫌いやけど、認めるわ。 笑


・・・大衆演劇界って“アホ”ばっかりやな。愛しすぎるよ、もォ。笑


★2/27 真芸座 合同公演 @浪速クラブ 千秋楽★
【ミニショー】
鷹中心:?
       女のコらが肝の座って堂々とした劇団に見える
       …のはワシだけ?
  幸次:♪アイツのバカさを肴に… みたいなん
       着流しの柄がニューヨーク! 笑顔いいな
梅座長:?
       踊り終わったあと、「終わりっ」と言い残してハケ。
       顔は上品で涼しく、シルバー鬘とかとあいなって、
       なんか格好だけみたら、「闇の貴公子」然としてるのに、
       (それ、OSKのタイトルやがな。笑)チョける姿がツボです
鷹中心:「わすれ傘」?
       忘れ草もありゃわすれ傘もあるんな。笑。
昇座長:「黒あげは」
       余裕たっぷり。とりあえず、客席全体を見渡して踊る。笑
       余裕綽々。目、大きいのって魅力ですね

【お芝居】
 『二人忠治』
       梅之助座長、暴走気味の三枚目。
       いつも顔涼しげやのに、なんでこんなに変わる?
       兄弟やから、なネタ続出。
       ひろみさんのお芝居ぶりが、好きです。もう潔い。
       この劇団さんの人らが、素になって芝居中笑う姿は、
       なんだか可愛いです。こそっと笑う。笑       
【ショー】
大五郎中心:「ねぶたバウンド」
        この曲ってどこが踊ってもこんな振りになるんかな?
        シミジミ。 おもろい曲よなー。 
        大五郎くん、目立ちたいんや感、見え見え。いけ、いけ。  
    ター坊:「お釈迦様」
        子役が踊る長渕も味あるなァ。袈裟風に数珠を首から。
        このコ、面白い。これからを観てみたい。
        教えられた通りを今こんだけ忠実に素直に出来るんやから、
        これから、おっきなったら自分アレンジでどうでも変われる
   梅座長:「雪が舞う」
        よくこの濃い曲で踊れるなァ。でも似合うんよ、貴公子。
        ベタじゃない雪が舞う、面白かった
昇座長・女:「悲しい酒」〜「酒供養」
        腰折ったり、ナナメウインク目線やったり。
        パターンは数種類しかないんやろけど、
        出すタイミングと駆け引具合が小悪魔キャラ
剣一&りか:?
        りかさんを観てるとなんだかほっとする。尖ってない。笑
     志保:「汽笛」
        なんなんでしょうね、皺の合間合間に化粧が入り込み、
        なぜかものすごドキリ色っぽい、ちっさなおばあちゃん。 
        色気、あるんです。不思議なほど、濃く。目、離せん
 昇座長・女:「哀歌」
        出し切った感じでしょうか。
        いや、でも、どっかに余裕あんだろな。
        この曲はこの人がいっちゃん似合うんやろな
    ひろみ:「感謝状」
        細い体やけど、情感たっぷりに踊りはる。
        女優さんでここまでたっぷり表現する方、結構珍しい
      鷹:「三羽烏」
        長渕かぶった? 笑
        体育会系健康優良児好青年。誰からも好かれそう。
        ナガブチでキメても、どっか愛嬌と人の良さそうな雰囲気残る
        得なキャラやな、いいな。
        ヒネクレ者のワシですが、このコ、好きです。
        弟キャラ? 笑
 梅座長・女:「かもめはかもめ(徳永英明ver)」
        シックじゃない、柄モノの着物着ても品がある
        顔が、薄くて涼しくて、しとやかたおやか。雰囲気女形
    大五郎:「きりぎりす」
        ♪べろぉんべろんの悲しみがお前にわかるか、キリギリス。
        いっつも思うが、すごい曲よなァ。笑
        幕開いたら、またポージング。笑
        楽しいんやろな、目立ちたいんやろな。ピチピチ。
        そのハジケル感じに釘付け
幸次・けい・まゆか?:「すっぴん」
        けいさんは今風、まゆかさんは古風な美人さん
 梅座長・女:?〜「女は男の言葉で変わる」
        品のある方がシックな着物を着ると、またムードがこぼれる
        ええよね、こんなカラーのちゃう兄弟での合同公演
      昇:「さよなら」〜「あなたを愛する想い」
        コートに着物。こういう曲似合うなァ。ド演歌もみてみたい
      愛:「演歌桜」
        愛さま。お母様。母上様。凛とシャンと、びしっと。
        好っきやわー、愛さま。
        でも、お客さんからお祝儀ついたら、チョけたり、
        意外な面も見ました。素敵すぎる。空気がかわる。
    ラスト:「梅川忠兵衛」
        キレイすぎる二人の組み合わせ。
        忠兵衛、育ちが良過ぎるようにすら見える。笑
        絵になる二人。 
アンコール
昇座長・唄:「かもめの街」
梅座長・唄:♪幸せあげたい〜 みたいのん


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人間の臭い。 香水の臭い。 香水から漏れて臭う人間の臭い。 塗って塗って素顔…「素ぅ」を隠した役者。 白く塗って、ぶわっとした、 綺麗な豪華な衣裳で着飾った役者。 あたる照明。にぎやかな音楽。 うっとりと観る人、人、人。 送る役者。受ける客。 もっと欲しい。もっとちょうだい。…「連れてって?」 つまんない日常から…そちらへ。 解ってる。この数時間という一瞬が終われば また日常に戻らなきゃいけないことは。 けど、だから…だからもっと。 「私」をそっちへ…「連れてっ... ...続きを見る
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2011/05/04 01:15

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