桃花舞台

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zoom RSS 漠然かつ一人で突っ走ってる「大衆演劇賛歌」、もとい、「人間賛歌」。笑。

<<   作成日時 : 2008/02/28 23:52   >>

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曲紹介ある、でも、なかなか舞台上に現れない。
心配になる数十秒、すると、ぱァっと飛び出してくる座長!
純白の裾引きの女形でひとさし舞うて、アップテンポの曲に移行。
お客さんの反応に合わせて表情変える、楽しい振りの動きする、
お客さんも、めちゃエエ笑顔。 …なんなんだ、この空間。
面白て綺麗で、泣けてきた。
大衆演劇にはまって4年目、
「なんで皆こないハマってるねん」「なんでワシこんな虜になってんねん」、
その、謎と魅力の“尻尾”を、なんとなく、ちょろっと、つかみかけた
…気がした。笑

昨日夜、尼崎天満座の終演後、
目から涙ぶわー流しながら、劇場階段駆け降りて
(お見送りのために外に出る座長らがワシより後から駆け降り。笑)
声にこそ出しゃしませんがぼろぼろ泣きながら、
阪神電車乗り込んだ小娘見た人居ませんか?

それ、ワシ。笑。

昨日昼過ぎ、新世界は朝日劇場の隅っこの方の席で、
太夫元の踊る「スタンドバイミー」を見ながら、
こりゃまた、涙じわー流しながら、拝んでた(?)小娘見た人居ませんか?

それも、ワシ。笑

お昼に「紅」、そして夜に「むらさき」、
「通いたい!」言うときながらまだ一回ずつしか行けなかったので、
台本も何も放ったらかして、
ここんとこのなんだか憂鬱な気分を晴らすべく、
エイヤッと、今月最後の芝居梯子を決行しました。

結果。よーさんのもんを、得て帰ってきた。
で、めちゃめちゃ泣けた。もう、ぼろぼろ泣けた。

―なんなんだ、大衆演劇ってヤツはよォ。 



うん、この、「なんなんだ大衆演劇」は、
ワシが、ここ4年、この芸能にはまってもーたワシが、
通ったり虜んなったり書いたりしながら、
ずーっと思っているテーマやねん。

よくここにも書きますが、
「演劇ってジャンルはほとんど全て興味あるし、
いろんな劇場にちっさい頃から馴染んでた、
子供の頃から時代劇とかのドラマも好きだった、
でも、まさか、自分が、
劇場前に侍とか股旅の看板あって花輪のかかってる
『旅芝居の芝居小屋』に足を踏み入れるなんて、想像もせんかった」訳。笑

いざ、いっぺん入ってハマって、通うようになって、
で、そしたら、今度は、その、「現実」に、驚いた。

毎日やってる、こんなに実は水面下でブーム、こんなに支持されてる。
おばちゃんだけの娯楽じゃない。

そして、何より、

「こんなに面白いもんなんや!」。 その、驚き。

でも、でもでも、そしたら、そしたらば次の疑問がわいてくる。

このご時世、このおもろいもんいっぱい溢れてるご時世、
つーか映画も演劇もいっぱいあるご時世、
つーかテレビがこんだけメジャーなご時世、

「なんで、なんでこんなに、
この『大衆演劇』(なんか)がこんなに流行ってるのだ!」
(※「なんか」とつけたのは決して見下す意味ではない)

え? 義理人情が持て囃される?

…うーん。
(なんかそれだけの言葉じりでは納得できてない。笑)

つーか。

なぜこんなにオノレは馬鹿はまりしてんだ。あたしは。

そう、これだ。

冷静になってみ?

ええオジサンが、
白塗りして、ピンクのぶわっとした裾長い着物着て、
女形で、
中島美嘉の曲で踊ってるの見て、鳥肌立つほど、うわァと感動してんのだ。

目つきの悪いオジサンが、
陰陽師のコスプレで、烏帽子被って、
昼ドラで使われとったドロドロの曲で、印を切る姿で泣けるのだ。

…あ、これ、同じオジサンの話だ、良い例題になんないな、えっと、

なんで、
親に近いくらいの歳のおじさんが、
いや、見かけだけで言うたら女には見えないけど女形で、
「スタンド・バイ・ミー」を踊る姿で、ぞっとするほど感動するのだ。

あー、なんで昼間っからこんなとこ来てるのだ。ドキドキわくわくしてんのだ。
なんで笑いながら泣いてるんだ、なんでこんなに感情ワシヅカミにされてるんだ、
なんで友人どもに「えー、桃♪ちゃん、また田舎芝居行くんー?」と馬鹿にされながらも、4年もはまってるのだ、「田舎芝居ちゃう!はまるから一緒に来てみ?」などと返してるのだ、あたしは。笑

…おかしいやん、
18歳のぷっくり体型の男の子座長(ちょいヤン顔)が、
「碧いうさぎ」で踊ってるの見て、グッときてまうとかさ、冷静になりゃさ。笑

でも、はまって、感動して、愛してやまないのは、一体、なぜなんだ。

わかんないのに、
わかるのは、冷静にそない疑問に感じながらも、
ズルズルべったりぞっこんラブなオノレがアホやということだけ。
でもって同じようにぞっこんラブな皆も、素敵にアホやなァと思うことだけ。
でも、そんなお客さんも役者さんも皆、愛してもーて、
愛が募って、あー、仕方ない。

得体の知れない悪い男にはまっていくような、「堕ちていく」感。
ぞくぞく感、わくわく感、挑んでやる、探ってやる感。

そして、今後更にはまって、堕ちて、愛して、愛しつづける(予定)
ということだけは、よくよくわかっている、ということ。笑

答え…は、なかなかつかめないけど、けどもね、

「だささ」と、そして、「人間臭さ」。

「大衆演劇ってなんなんだ、なんでこんなに面白いねん、はまってまうねん」
の答えは、ここにあるような気がして仕方が無い。

最近、そない感じる。昨日も、しみじみ、そない感じた。

ださい、人間臭い、めちゃめちゃ臭い。
せやから、面白くてかっこいい、笑えて泣ける。
時代を越えて生き残る、愛される、滅びない。

「丸裸」感、というか、「さらけだし」感というか。
え? 何がって?  人の「情」が。

役者と客、その人間同士の、勘違いしてまうほどの「距離」の近さ。
これでもか、と、寄ってきてくれる演劇。
(それはサービス精神旺盛な舞台もだし、実際に、客近くまで寄って踊ったりするやん?笑)

…「大衆」じゃなく、「体臭」演劇。 

爽やかな汗も放っといたら、匂うやん。
そんな感じで、美醜善悪裏表嘘本当てごちゃ混ぜ。
でも、全部見える、丸裸だからこその、人の美しさ、みたいな。
でもって、そんな汗をうまいこと人前で見せるため、
せめても美しく飾るために、香水なんかも多用。
それこそ、倒錯・勘違いさせ、夢見させるため、ぶわーっと。
…このオシャレさ。憎たらしくも素敵だ。

ちっさいハコで、
魂は気取らず飾らす、でも格好はありったけ着飾って、
これでもかッ、これめっちゃおもしろいやろ、これめっちゃきれいやろ、
と、役者たちが挑んでくる。
自分らの生きてきた生活とか歴史とかいろんなもんを、
いっこの芝居、いっこの踊りにぶつけて。

それは歳くってる役者だって、子役だってそう。
毎日毎日、今を、今の自分を、舞台にぶつける。
舞台に立つことが仕事かつ生活、舞台に立つことが生きること。

それを、間近で、我々は、観る。いろんな思いで、観る。

「紅あきら」の、
(見たことないけど)それまでの人生滲み出すような、
全てその後ろ姿に滲ますような、女形は、尊いほど、美しいし、

その息子「座長・紅大介」の、
父の後をついで苦戦しながらも1日1日成長し、
エエ男になってってる段階の一部を見せてくれるような立ち姿に微笑み浮かぶ。

むらさきの小学生子役「獅子丸」の、
今をせいいぱい見せてくれる女形は、可愛くて、
なんかむかつくけど色っぽくて、見惚れてまう。

ただの役者じゃなくきっといろんな顔を持っているだろう、
それが舞台姿の端々に出て、もう釘付けんなってまう「姿之の丞」の
神々しいまでにエンターテイナーな女形には、痺れる、笑顔んなる。

裸です、剥き出しの「情」、舞台上にも舞台下にも溢れてる。
形こそ、キラビヤカで華やかだけど、とてもとても「素」でまっすぐな舞台たち。

昨日の芝居梯子のハイライト、
之さまが、純白の衣裳で女形踊ったのを見てたら、なんか、もう、泣けてきた。

あー。なんてきれいなんだろう。

「人」って美しいなァ、素敵だなァ、面白いなァ。
「人生」って素敵だなァ。って。

…え? 大袈裟? 笑

でも、そんなことをまざまざと、感じさせられ、なんか、涙浮かんできた。

「いろいろあっても、いろいろあるけど、頑張ろ」
劇場出るとき、皆が笑顔で思うことが出来る。それって最高やん。

「人間臭さ」、嫌っちゅーほど「人!」ってのを、
なんて素敵に見せてくれるんだ、この芸能ってやつは、ちくしょうめ。

泣き笑い。
そして、さらに、深みにはまって、
「なんかわからんけど、やっぱりわからんけど、好きや。
よっしゃ、頑張ろ」と、思いながら、帰った芝居梯子でした。

ちくしょう、なんて、奥が深いんだ、コイツは。堕ちてまうぞ、惚れてまうぞ。

…漠然かつ一人で突っ走ってる「大衆演劇賛歌」、
もとい、「人間賛歌」になってもた。なんか、うまく書けんかったけど、書き逃げっ。笑

★2/27 新生 紅@朝日劇場 昼★
【ミニショー】

【お芝居】 『河内の野郎花』
           遅刻していったからお芝居途中から。泣。
           テーマ曲は長渕です。いいなァ。笑。
           現代モノ、皆、地頭で役名と芸名一緒。笑。
           座長が客席から登場する。エエ顔してはった。
           紅さんちは、喜劇も作り方がとても丁寧です。
           等身大の役の大介座長はとても好感でした。

【ショー】
座長:「男の海」?
           男らしい曲をばりっと踊るのが似合う、若き座長。
座長・昇・銀平:「流氷子守唄」
           紅の男陣はキャラかぶらず見事なほど、男前揃い。
           この日しみじみそない思った。
友也:「男の情話」
           若々しくて、華やかで、ぴっちぴちで。
           見てるこちらまで楽しくなってくる友也くんの踊りです。
座長:「かもめの街」
           初めてこの役者さん観たとき、
           「自信ないのかなァ、動きに」と思ったりした。
           でも座長になってからは、
           華も自信もついてきたんやないやろか。
           ほんま、観る度に、オトナな色気を身に付けはる。
あきら・女:「わたし祈ってます」
           切々と。まさに、今、この役者さんにしか出来ない女形。
           色気と気持ちと、いろんな思いが姿から滲む。
           この女形はほんまに美しいと鳥肌が立った。
昇:「?」
           昇副座長はエエ男です。笑顔!立ち姿!
           そして独特の雰囲気。みとれます、なんでやろ。笑
このみ・美咲・ちあき:「いけない女」
           ワシはこのみちゃんが好きだ。…あ、告白?
           オネエサマって感じのちあきさんも美咲さんも好き、
           でもなんか小悪魔キュートなこのみちゃんから、
           目が離せない。笑
総舞:「風よ吹けよ」
           今風、斬新、リズミカル、ダンサブル。
           めちゃめちゃ見応えのある踊り。
銀平:「汽笛」
          紅銀平と書いて「オトコマエ」と読む。笑
          なんだろうなァ、ほんまに、オトコマエって感じなの。
          体型、大きな踊り、笑顔、ちょける姿。
あきら:「Stand by me」
          なんでこんなに素敵な笑顔。
          人間どうやったらこんな、包み込むようなあったかい、
          やさしい笑顔が浮かべられるのか。
          それは人間の深さじゃないか。
          この役者さんは、皆、いっぺん観ないといけない方です。
          (強制。笑)
秀吉:「Jupiter」
          平原綾香!でふわふわコートで!
          優雅で荘厳でしばらく見惚れてまう空気。
          イケメン秀くんの自信作なのかな。輝いてた。
座長・女:「蒼い月」〜「碧いうさぎ」
          何着ても大介くんの女形は可愛い。笑顔無敵。
          まだまだ若い座長さん、でも絶対大物な座長さん。
          あの今しか出来ないオトナでコドモな笑顔ったら。
見城・女:「雪椿」
          なんでや、デカいのに、しわっぽいのに、
          ごつごつしてるのに、芳醇でアダッポイ色気が。
          今月、この役者さんをもっと観といたらよかったと後悔。
あきら・唄:「わかって下さい」〜「誰よりも君を愛す」?
          あきら氏が歌うとどんな歌もあきら色に染まるのです。笑
ラスト:「荒城の月」

★むらさき@尼崎天満座 2/27 夜★
【お芝居】 『弥太郎笠』
             すすむ座長主演。
             之さまの女形お芝居、好きです。
             はっきり、じっくり、王道のお芝居と、
             飽きさせないために散りばめられた笑いと小ネタ。
             古くて新しくて、いいお芝居。

【ショー】
美寿々中心女優陣:「?」
彩姫:「酒ちょうだい」
            立役姿の彩姫ちゃん。可愛すぎ。
            照れたようなハニカミ笑顔の踊り、好きです。
すすむ座長:「残侠子守唄」
            どっしり感、威風堂々感、たまらん魅力です。
            あんまバタバタ動いたりせん、無駄に動かない。
            でも丁寧な踊り。そして雰囲気。ええわァ。
之の丞座長:「男は浪漫」
            棒を持って、ダイナミックに。
            目が強い。動きも力強い。この人底知れん魅力。
京香&金太郎:「夢酔人」
            ふわりふわりと、2人、優雅に。楽しく。
            照れてふわんと笑うとこがまた素敵。
美寿々:「雑草」
            しゃきっと立役姿で堂々と。
小虎・女:「雪の華」
            ちょっと太め、いつも激しいめの立ち舞…
            ということで女形は想像もつかんかった。のに、
            いざ観たら、めちゃ綺麗。顔ちっちゃくみえる。
            この人はとても踊りが好きって感じに見える。
            もっといろんな踊り見てみたいです。
桃太郎・女:「そして春」
            女形姿が想像つかんかった二人目。
            きつめの顔つきが、でも、妙にしっくり似合てた。
            器用ではないと思うけど、めちゃ前へ前へ出はるし、
            めっちゃ懸命。だから憎めないええキャラ。
            なーんか、後引くんよな、イラっとくるのに気になる。笑
はじめ・女:「三日月」〜「酔って候」
            女形の方がイキイキしてた気がする。
            目線の使い方、腰つき…さすが。笑
            飽きさせない女形でかわいかった。
獅子丸・女:「花」〜「CHE.R.RY」
            めっちゃ可愛い衣裳がめっちゃめちゃ似合う。
            小学生なのにこんな可愛いこんな色気。
            そして曲はYUI。
            素敵すぎて泣けました。
すすむ座長・女:「てんで話にならないわ」
            化粧道具と鏡を持ってきて、舞台上で、
            自分の顔を三枚目顔に…。笑。
            すすむさんが笑わす笑いは絶対に外れない。笑
之の丞座長・女:「川の流れのように」〜「女は男の言葉で変わる」
            涙出ました。楽しすぎて綺麗過ぎて。
            之の丞座長も、「必見」の役者さんです。
            異様で、異質で、エンターテイナーで。
            絶対に他の役者さんにはない魅力で、すごいねん。
ラスト:「人生一路」

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