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ワシには、ちょっと、憧れの品だったんです。 でも、ほんまに、「憧れ」だったんです。 なぜなら、ワシのようなモノの価値の解らん人間が口にすべきモノではないだろうから。 あーた(=ワシ)には、百年早いわ、シッ、シッ。 それが、あの、東京は新宿の銘菓、『花園饅頭』。 …ああ、いただいてしまいました。 え?大袈裟?かもね。でも、本当に贅沢な話やと思うのですよ。 いただきました。ちょっと、感動しました。笑。 泣くで。 ほんまに。 ちょっと、笑わんとってよ。 食べ物の贅沢って、ほんまに贅沢やと思うもの。 思わへん? ワシの大事な人のうちの、とある仲良しさんが、東京出張に行きはった。 その、お土産として買うてきてくれはった。 いやね、前に出張行きはったとき、 「花園饅頭食べたいー、憧れー」と、いつもの調子で騒いだのよ。 そしたら、 なんとまぁ、素敵な気を遣ってくれはって、 「買うてきたかったんやけど、日保ちせぇへんから」って、 同じ店の『ぬれ甘なっと』を買うてきてくれはった。 嬉しい。ワシ、好きやねん。 (納豆は好きだ。甘いのも辛いのでも大好きだ。) でも、アホぅのワシはチョケて「えー、饅頭はー」とか冗談やけどホザいた。(最低) そしてそして、 今日、ワシの手元には、饅頭がある。 すさまじい、申し訳無さ。 笑 アンタになんか、コンビニのレジ前に置いてる¥80の大福で充分だよ、 この、分をわきまえないヤツめ。 と、わかっているのにいるのに。 なのに、とても感動してしまい。 (勝手やな、ワガママやな) モノの価値のわからん子は、 わからんなりにわかって、美味しくいただきました。 礼。 考え薄になんでもかんでもすぐに口に出してしまう幼いダメさを反省しつつ、 せやけど本当に嬉しい気持ちもありつつ、 気持ちを充分に汲んで(汲めてないかもしれんけど汲もうと努め)ながら いただいたお菓子は、 本当に美味しかったよ。 「日本一うまい、日本一高い」ってキャッチコピーで売ってるんだって。 店の前に、そんな旗立ててるんだって。 そんなの知らなかった。 ナマイキやね。 ムカツクね。 驕り高ぶってるね。 とんねるずの「食わず嫌い王」で伊東四朗がお土産に持ってきててん。 ワシ、それで知ってん。 なるほど、 『てなもんや三度笠』に出てたときは、 若くってめっちゃ体張ってて、ゆーたら“ぺーぺー”みたいやったのに、 今や「喜劇界の大御所」みたいに踏ん反り返ってる伊東四朗のお土産だけあるな。 (いや、誤解のないように言うときますが、伊東四郎の芸は大好きなんですよ。笑) そういうの、ちょっと嫌だな。 味は上品やのにな。笑 知ってたら、食べたいって言うてなかったかもしれない。笑 でも、美味しかった。 いつになっても、 どんだけ上っても、 謙虚な気持ち忘れずに、 でも、卑屈にはならずに、 自信持たなあかんときは持って、 でも、お鼻高くはならんように、 ナカミは「本物」であれ。ありたい。 ああ、饅頭にオノレを見つめ直させられるとは。 (あれ?なんか日本語変や。) 笑。 ありがとう。 身に余るお土産でしたが、ワシは、学ばせて(?)もろたよ。 美味かった! |
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