桃花舞台

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zoom RSS 「あ、よいしょォ!」「座長ッ!」な、あの一瞬。

<<   作成日時 : 2010/12/08 03:48   >>

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画像ハンチョって言うんですか?
ハンチョウって言うんですか?
語源とか、正式名称とかわかんないんですが。
歌舞伎でいうところの「大向う」みたいな、あれのことですわ。
あ、その、もっともっとカンタンにしたヤツっつうか、
身近で気さくな感じにしたやつです。
あれ、あれ、おもろいよね。あれ、いいよね。
舞台上の役者にあれがかかり、役者が気持ちよさそうな顔をする。
もしくはニタァってなる。で、会場皆もウフゥってなる。
あれ、いいよね。って感じて、私は笑いながらもグッとくる。笑。

「成田屋!」みたいな。
あ、ダメだ、今成田屋ちょっとダメだね、禁句だね。
歌舞伎はちょっと引き合いに出すの、時期的にやめとこっか。うん。笑

が、歌舞伎を観出したころ、あれ、私の密かな憧れでした。

「おもだかやっ!」って言うてみたかってん、ひそかに、ちっさいころね。

元NHKアナウンサー・山川静夫さんみたいのに憧れててん。

けど、敷居の高い歌舞伎、なかなか生で観る機会はなかった歌舞伎。

そして、今、てか、ここ数年、敷居の低い(もちろんいい意味ですよ!)
大衆演劇を面白がるようになって。

出た、ほれ、大衆演劇的大向う…ハンチョ。

いや、でも大衆演劇だから向こうからではなく身近から、近くから、
誰でも、いつでも、どんなでも…って、これが、面白い。

やはり歌舞伎が浸透している土地だから?それとも「粋」さが残っている土地だから?
関東の小屋で大衆演劇を観たとき、そこで耳にしたハンチョウは
なんか、きりりっと、全体的に粋だった気がしましたよ。

が。

こちとら関西でおますよ。
関西は…皆、ノリノリ、特に参加型のイケイケの土地でおますからね。笑

せやから、
「ざちょうッ!」みたいな粋なんじゃなく
「ざちょーーーー!!」みたいなんが…多い気もする。

…あ、これ、偏見ですか?笑

けれど、せやから楽しいのもあるのです。

なんていうの?型が決まっていないのがエエというかさ。笑

勿論、お芝居のここぞというところ。
踊りの、曲間のここぞというところ。で、かっこよろしく、いや、気持ちよく、かける。

お芝居だと、「ここ!ここでっせ!」ってのが、あるじゃない。
気持ちええ間ぁが。役者と客が一緒になる、間が。

むしろもうヤマを上げたり、台詞をためたりして、「ここでっせ」と
用意してくれてるというかさ。だからピタァッと合うと会場全体が気持ちええ空気になる。笑

踊りの場合は、メロディですよね。音と音の間ですよね。
これもなんというか、あらかじめ皆で打ち合わせなんてしていなくても
生理的に気持ちええ場所ってのがありますよね。
例えそれがそのとき初めて聴く曲であろうとも、あ、ここ、ってありますよね。

それがピタ、と揃う。

これ、気持ちええんよね。

そして、その瞬間の役者の「よしよし」「ありがと」「オーケーオーケー」
の入り混じった顔ね。あれ、たまらんね。

名前とか。ニックネームとか。

なんとか屋!ではなく、気軽に呼べるのがまたええところ。

そして気軽すぎて、身近すぎて、たまにそれ以外も飛び出すのがおもろいところ。
なんか、関西なノリなところ。(ま、土地関係なくノリだけかもしれませんが。笑)

「いい女!」とか。

「かっわいー!」とか。

もうこうなりゃ、ハンチョでもなんでもなく、ただの感想の雄たけびみたいですけど。

これがおもろいよね。

てか、こっちのがおもろいんとちゃうか、なんて思ったりもするのです。

だって、役者かてさ、「ここ!このタイミング!」ってところで、名前。
そんな「あらかじめわかってる。そうしてほしい。よっしゃ。オッケイ。そこ、そこ」な
ところで思い通りの掛け声がかかると嬉しい(はず)ですよ。

けど、「ここ!このタイミング!」ってところで、
予想もしてなかったような掛け声がかかると…
びっくり!わぉ!うれしい!って、なるでしょ?
いや、たまに「やめてや」「なんやねんそれ」ってなって、
ずっこけたり、苦笑いみたいになるときもあるかもしれませんけれど。笑

でもこれ、
予想外だから、
だからこそ、余計に、その瞬間、
「ふとした顔」…「ええ顔」が見られたりすることも多い気がするのよね。

で、それを見られると…私、「うわぁ。うふふ」、嬉しくなってしまいます。

で、嬉しくなってしまって、じっと観て、
とらえるのにいっぱいいっぱいで余裕がなくて、
で、そんなええ顔にしてやるハンチョをかけることが出来ていないのですが。

…ダメじゃん。笑

うん、憧れやったのに、シャイな性格(?!)ゆえ、かけたことないのんです、
あのかっこええのん。

最近、仲良くして下さるお客さんらにありがたいことに
「かけてみてくださいよ」「練習してみましょよ」なぁんて言われるんだけどもさ。

そして、関東の芝居仲間は、こりゃまたもう、びっくりするような
かっこよろしいハンチョをされるのだけれどさ。

私、私はあの声がかかった瞬間の、役者とお客さん、それ、その相互作用を
感じて、観るのが嬉しくて、ついグッときてもてなぁー、
かけるよりも観入ってしまうんよなぁー、ああ。ダメね。笑

…って今まで思っておったのですが。

んん?

最近、ひねくれものでシャイな私も、ついつい、あの「しあわせ空間」に釣られて、
つい、いや、気付けば口が名前を呼んでもうてるときがあるのですよ。

そう、あの「瞬間」の幸せさが、アタマではなくカラダに直接訴えかけてきて。

だから、気付けば口が(こっそり)動いてる。

…ときも、あるの。(まだ言うか。笑)

あの空間、あの一瞬って、
ほんま、アタマワルクテ、
ほんま、ええ意味でアタマワルクテ(理屈じゃなくカラダでって意味ね。いい意味ね)、

それゆえ、シアワセ感いっぱいで、

あの舞台と客席、役者とお客さんの→←、相互関係ったら、ねぇ、あなた。

その「一瞬」にグッときてしまって、

私、わははー!と笑いながら、ちょっと涙しちゃったりなんかする。

何笑い泣きしてんの?!意味不明じゃんって感じですが、する。

と、同時に最近、口、ちょっと動いてる。笑

…のが、ちょっと嬉しかったりする。

だって…“揺り動かされた”訳なんだから。

あー…でも私、ほんまに揺り動かされたらゾクッときて、カタマッテまうからなぁ。

ううむ、まだまだ、あのかっこよろしい、皆のような素敵ハンチョには遠そうです。

てか、無理かしら。

わはは。

なので、やはり私は、あの「一瞬」をとらえ、むふふ、ニタリとしておくことにします。

それが私…モノカキ桃の観方なのかもね。

ふふふ。

ああ、あの空間、あの「一瞬」が好きだ、好きなんだぁ、私。

泣く。笑う。あ、よいしょォ!笑

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梓みちよの『メランコリー』、あの気持ちえ〜ぇところで「あきら!」とかかるの。
あれがたまらなくて、グッときてしもて。
いや、他にも、いろんな役者さん、いろんな曲で、そんな瞬間があるんですけどね。笑

そして演歌、演歌は日本人の生理的リズムにあってるから、「ここ!」ってとこ、いっぱいあるんよね。
さいきんそんな演歌のとき「あ、よいしょォ」とか「どっこい」とか言うハンチョをきく。笑ってまう。
あれ、どうなんよ。と思ったりもするが、楽しい、いいよねぇ。笑



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
口、動いちゃったんだぁ。わぁい。
なんだかうれしい(うれしはずかし?)ですね。
愛、ですねえ。無償のね。うふふ。

「半畳を入れる」の「半畳(ハンジョウ)」が語源らしいですわ。
今はやじりませんけどね(笑)。

私は、関西のハンチョのほうがだんぜん好きですよ。
お芝居や踊りの内容に合わせて、自在にかけ方変える方おられるでしょ!
あれが、めっちゃ、かっこいいなあと。声のはり方や言葉を変えたり、古風な芝居がかかった時は本式の掛け声風にかけたりと、とってもこだわっててきちんと「仕事してはる」。
そういう気合入ったハンチョと、ほわわ〜んとあったかい、語尾にハートマークついてるみたいなタイミングも何もあったもんじゃないハンチョ?が違和感なく共存してる状況がたまらなく好きなんです。皆好き好きに応援していいのが楽しくて、たまらな〜い。ああ、また新世界に行きたい!!座大にも行きたい!!!
ひつまぶし
2010/12/17 02:34
にやにやしながらチョケてですけどね。笑

皆、「らしく」、好きに観るのが楽しいのですよ、
それが一番ええのだと思いますよ。

なので私もまたニヤニヤしながらMy席に戻るって
観方に戻ろうと思います。ふふふ、ふーっだ。笑
桃♪⇒ひつまぶし様
2010/12/17 11:49

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