桃花舞台

アクセスカウンタ

zoom RSS 「粋」について少ぉし -関東・関西・九州…とある芝居のとある役から-

<<   作成日時 : 2010/12/23 03:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

画像私、コテコテの大阪人(関西人)です。
ゆえに関東が苦手です。
しかし関東に憧れがあります。
何が憧れって、それは関東の「粋」な面に。
それは芝居、役者でも同じことかも。

あまりね、
関西・大阪=コテコテ、ベタベタ、ど根性、人情
…みたいな固定観念は好きではないのですがね。

でも、間違ってはいませんわよね。

情(じょう)が深い。情が濃ゆい。あつくるしい。べたべた。こてこて。
嗚呼、お好み焼き。笑

上方文化…というような、
はんなり、しっとり、船場ですの、みたいな上品な顔
と、
ナニワでっせ、というような、
こってり、がっつり、な庶民的な顔。

その両方。それが大阪。それが大阪人。嗚呼、横山やすし。
(※関係ないが、私は学生時代後輩に「桃さんはいろんな面で横山やすし的な感じです」
と言われたことがある。どういう意味ですかっ。笑)

そんないわば「ケンミンショー」みたいな発想、固定観念は好きじゃないけれど、
でも、私、そんなコテコテべったり大阪だからこそ、

ふと、憧れるものがある、というか、ふと、その匂いを嗅ぎとるものがある。

それが、東京。

んー、東京というとちょっと漠然、「江戸」って言うた方がいいかしら。
んー、なんというか、江戸っ子が象徴するような、

古き良き江戸…東京の気質、東京の雰囲気、かおり、土地柄。

それを一言であらわすならば、「粋」ということば。

粋ってなんやろう…と考えると、それは難しすぎてイマイチよくわからないのですが、

なんちゅうか、

やりすぎない?みたいな。

「やりすぎない」

「キメすぎない」

「さらりと」

「まちがってもグウワァァァ、ドゥワァァァァ、ガーッ、ゴーッ、ドリャァーッではない」

「頑張ってますっっっっっ!な感じではない」

「押しつけがましくない」

「けれど確かに存在している、主張はしている」

「余計なこと言わない」

「なんしかべらべらべらべらと主張しない」

すっと、さらっと、粋に…
って、あ、これ、この言葉使っちゃったら説明になんないか。笑

これと正反対なのが大阪。

どりゃああああ、どごぉぉぉぉぉ、やったりまっせぇ、頑張ってまっせぇ。
…あ、すいません、決してバカにしている訳ではないのよ。
ワシもそうだし、けど、そんな自分がトホホだけれども嫌いではない。(嫌いだけど。笑)

けど、だから、ないものねだり?

かっこよいよねぇ、粋なひと。

芝居、役者でもそんなことをふと感じるときがある。

例えば、私はわりと九州系の芝居が好きなことにさいきん気付いた。

男臭ぁい、骨太ぉなん。

それこそ、大阪やないけど、もしかしたら大阪よりも、どりゃああああ、どごぉぉぉぉぉ。

九州男児の血ぃやけん。桜島やけん。長渕剛やけん。みたいな。(勝手なイメージ。笑)

血糊とかもどりゃあっと使うけん。みたいな。

メラメラと燃えたぎった気持ちが演技に芝居に、もう、めらめらめら、と。

…そんなん、好きです。

あ、こってこての大阪系、べったべた系も、なんか嬉しはずかしこそばゆし、
だけれども、キライじゃないです。喜劇とかな。

けど…関東の役者の芝居(演技)、関東の役者の芝居の作り方って、
やはり、大阪や九州とかちょっとちごて、

なぁーんか、ちょっと、「粋」の空気、感じませんか?

私だけですか?

いや、そりゃ役者によるのでしょうけれども。

そんなに関東の劇団関東の役者観たことないのに偉そうに言えませんけれども。

どっちが正解やとかどっちが優れてるとかないねんで。

人それぞれカラーやねんで。

せやけど、なんか、ふと。

と、すごーく好きな芝居、
その要となる役(主役)を、
前回は関東の役者、今回は九州の役者が演じてるのを観て、思いました。

私、私、ちょっと気持ち悪い癖なのですが、
ものすごく好きな芝居を観ると、
台詞がだいたい(ぼんやりとですが)アタマに入るのです。
台詞と、台詞回しとが。たまに所作とか。(たまに)
で、つい、脳内再演して、脳内比較してしまいまして。

すると…ああ、同じ芝居の同じ役(円蔵!)でも、
いや、同じ芝居の同じ役を演じたのを観たからこそ、
「骨太」「粋」、その違いが、その「らしさ」「魅力」がより見えた…ような気がしたのです。

うおー。

しかも台詞もちょいちょい違ってたしな。

ああ、これってお芝居日替わり瞬間芸である大衆演劇の芝居ならではの魅力、
その役者方を観る面白さ…のひとつだなぁ、という話は今日はおいておいて。

こてこて関西人大阪人である私は、
似た「どりゃああああ」の空気雰囲気である骨太九州味のその役のその役者も
とても男らしく熱く好きですが、

が、

あ、ふと、その、

決して骨太男臭くあつくるしくはないけれど、

静かに、でも静かにも熱い「粋」なその役その役者「も」、

おっと、「も」、ではなく、もしかしたら「のが」、

ともすれば格好良く見えてしまったりも、しましてね。

それから、ああ、
無い物ねだりとはわかってはおりますが、
きっと、ちょっと、
こちらにはないだろう「粋」の匂いを少しなりとも感じさせてくれるであろう
関東の役者、関東の一座ってヤツを、もうちょっと観てみたいなぁなんて、
より思うようにもなっています。

ま、それには関東に出向くしかないんですけど。

んー…でも、九州も大阪も、あっついのんもまだまだ観たりねぇしなぁ。

カラーそれぞれ、人それぞれ、土地それぞれ。
けれど全てはその「役」から「舞台姿」から滲み出る。

…ような気がする。

負けたらあかん負けたらあかんで東京に…とは道頓堀人情の歌詞ですが、
負けたらあかんで、大阪に、九州に、それぞれがそれぞれにね。

ってな、こてこてな文章を書く私は、大阪人。ははは。

そんな自意識過剰どりゃああな大阪人の私は、やはり、
「関東」を良くも悪くも、とても意識してしまいます。笑

阪神ファンが巨人を嫌うがごとくの過剰な意識。

あ、そういや若い頃(笑)付き合ってきた男も関西にいるのに関東の人が多かった。くっそ。関係ねぇか。笑

…あー、あかん、あかん、粋じゃないわぁー。笑。

粋…関東では「いき」だけど、関西では「すい」なんだよ。純粋の「すい」。

ああ、すいにいきたい、粋に行きたい生きたいもんですね、どりゃあああ。笑

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ
でも踊りってなったら、立ち姿だと粋、よりも、男っぽい!勇壮!骨太のが人気のことが多いですもんね。(ん?そんなことない?)

それはそれでバランスがええというか。

ま、でも、要は好みの問題だもんなぁ。私は欲張りなのであれもこれも好きですけどね。笑



テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
関東に在しておりますが、生粋の、ほんまもんの関東の芝居っていうのが、まだ良く分からないでいます。客席の噂によると、林友廣演劇部長の芝居を観ずして語ってはいけないそうです(笑)。

東京の協会所属でも、関西から移ってこられて間もない劇団さんも多いですからね〜。役者さんレベルでいうたら、かなり交流、師弟関係入り組んでますしね!そんなハイブリッド状態のなかでも、うっすらと江戸東京のテイスト、美意識、「粋」みたいなものを感じると、おお、ってなります。

食べ物でたとえると、えび1本がびしっと鎮座まします天ぷらそばとか、ねぎとまぐろの赤身しか入ってないねぎま鍋的なイメージ!!シンプルイズザベスト!
田舎育ちで具沢山が好きな私には、ちょっとつらい世界(笑)。って、脱線しすぎですね〜、失礼しましたぁ〜。
ひつまぶし
2010/12/30 00:05
私もいまいちわかっていません。
てか、むずかしいことはよくわかりません。笑

が、なんだろう、感覚的な感じでしょうか。
なんとなく、「関東って、ちょっとちゃうよなぁ」みたいな。
あ、すみません、不真面目ってか、バカですみません。

粋…ってか、そうだなぁ、蕎麦、蕎麦みたいな。

うどん!とかラーメン!ではなく蕎麦!

そんな粋さを感じます、ちょろりとだけ、ね。

いや、がっつりうどんが好きなんですけどね。
でも、蕎麦も、いいやん、粋やん、と。

ああ、あたしゃあんたのそばがいい。
(これ言いたかっただけ?失礼いたしました。笑)
桃♪⇒ひつまぶし様
2010/12/30 00:12

コメントする help

ニックネーム
本 文
「粋」について少ぉし -関東・関西・九州…とある芝居のとある役から- 桃花舞台/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる