桃花舞台

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zoom RSS 広くも近く 近くもデカく 気持ちよく-博多新劇座の心意気-

<<   作成日時 : 2011/01/26 02:54   >>

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画像おおきな舞台だなぁ。ひろぉーい舞台だなぁ。
この舞台に立つのはさぞかし気持ちがいいだろう。
ほんま、一言で言うと、「気持ちいい」だろう、その一言。
あたしゃ別に特に快楽主義者でも刹那主義者でもありませんが(笑)
でも、「気持ちいい」ってエエことじゃない?最高じゃない?
でもね、「1人で気持ちよすぎ」になっちゃうとダメなんだよね。
なぜなら貴方は役者、「客」の前の役者。
お客さんを気持ちよくさせなきゃ…いや、それもちゃうな。
お客さんと一緒に、「一緒に!」気持ち良くならなきゃ。ねぇ?
ここ、この小屋のこの舞台は広くも近く、近くもデカく、
だから、たぶん、「一緒に気持ち良くなれる」(笑)
そんな小屋、そんな舞台なんじゃァないか。
そう、だてに1人の役者が私財を投じて建てた小屋じゃァない。
そんな博多、博多新劇座の「心意気」。

よく耳にしていました、
「博多の舞台は最高だよ」
「博多新劇座はめっちゃええ小屋よ。あこは最高の舞台よ」…なぁーんて。

でもな、ヒネクレ&コンジョワルな性格ですみません。
「最高」かどうかはわからんと思ってました。

THE BEST 1! NO.1! 最高ですか最高です!…かどうかはわからんと思ってました。

あ、あの、昨年機会があって一度行ったんですけどね。
で、行って、実際入って、公演を観て、
「うお、ええやん。心意気やん。たまらん。かっこええやん、ええ小屋やん」と、思ったんですけどね(こんなん)。

でも、もしかしてそない思って痺れたのは、

それは私が最近、
この小屋のオーナーである紅劇団の元座長で、
そりゃあもう舞台に立ったらどこの小屋のどこの舞台であろうと、
笑ってしまうくらいにカッコエエ、座長を息子に譲ってもう何年も経つのに、
正直今はそんな毎日毎日超MAX超スイッチオン超フルテンションで舞台に立っている訳ではないだろうのに
(※これ、ダメだとか手抜きとかと言いたいのではないよ。それは今に於いては「ええこと」なのだろうから)
なのに、なんでやねん、おい、ちくしょう、
ズルいな、まだまだこんなに「男の魅力」(笑)やん…な、役者「紅あきら」が好きで、

いや、その役者(の芝居)がきっかけとなって、その息子、その劇団、
今のその劇団(ここ重要。笑)を面白く思うから、
だから情がうつり何でも、建てた小屋も結構過剰によく見えてしまった…のではないか。
(ひいきではないのにひいきめに見えてしまう…という言葉がわかりやすい?)

とか。

その劇団さんを愛してる方々とご縁が出来てそんな皆が言うのを耳にするから

とか。

だからかもしれない、もっとちゃんと、「感じてみたい」なぁと思っていました。

(嫌な&カワイソウな性格だなぁ。すいません。笑)

が、しかし今回、機会があり、なんとまぁ、また、この小屋に参ることになりまして。

しかも、ホームである、持ち主である「紅っ!」が公演しているというこのときにさ。わぁお。

…あ、いや、だから行ったんですけどね。

というか、とある芝居が…
ここだから、この劇団が、ここで、今、やると知ったからどうしても観たくて行ったんですけどね。
(そのあたりはまた後ほどじっくり…)

博多駅から歩いて少し、出た、出たよ、朱塗りの紅御殿…じゃなかった、
遊郭…あ、そうでもなかった(スミマセン)、
竜宮城…でもなかった、でっかい、でっかい劇場。

せやけど、これ、そない大きさ広さで言ったら、そんなにめちゃくちゃ最大級に大きいという訳でもないもんね。

例えば神戸は新開地劇場(毎日解放している訳ではないが二階席まであり)
例えば大阪は朝日劇場(広すぎる訳でもないがなんか広く感じる。なぜだろう)
例えば広島は清水劇場(ここも手近な広さな気がする。むちゃくちゃ広くはないが)

比べると、同じくらいとは言わないけれど、でも、他と比べてあほほど死ぬほどデカイという訳でもないよねぇ?
(※正確なところはわかりません。ちゃんと調べます。すみません)

でも広く感じる…のは、九州という土地柄のせいでしょうか、いや私の思い込みでしょうか、
それとも、紅あきら氏という役者のせいですか?
いや、あの威圧感すらある朱塗り、紅塗りの外観のせいですか?笑

画像


入って、座って、観て、思わず、私の口をついて漏れたのは、「でかいなぁ」の一言。

画像


「でかいなぁ。でかい舞台やなぁ」

あきらさんも大介くん(座長)もちっこいのになぁ。(※あ、身長ね。失礼)

広くて。大きくて。

広いんちゃうな、広々としているんだな。

…でもな?

広い。けれども、遠くないのよ。

広い。けれども、そして最前列と舞台の距離すらそんなに近くないのにも関わらず、

とてもとてもゆったりしていうにも関わらず、

…遠くないのよ。

…わぉ。

前述の新開地劇場なんかだと、広く、でも広すぎることないのに、
なぜ、なぜなんだろう、
役者の「気」が、オーラが、分散しちまう気がするねん。

こんな記事書いたこともありますが、あれ、魔力よね。
エロエロオレオレオーラな某座長すら、ありゃー、なんでや、
あこで観たとき、ちっこくてまるいにぃちゃんに見えてしもたもん。怖いなァ。

でも博多のここは、どうだ。

後ろのほーーで観ても、あれ、そんなに分散しないんだ。

客席に段差があって、どんな後ろの席でも観やすいから?

画像


うん、それもあるかもしれない。

どこの、どんな、前だろうと後ろだろうと斜めだろうと正面だろうと、遠すぎない。でかいのに、遠すぎない。
(cf.新開地劇場。笑)

し、でも、近すぎもしない。近すぎて、ちょっと気持ち悪いくらいでもない。
ああ、ぐにゃりと空間の歪むような近すぎエクスタシィ〜な深江橋満座劇場(こんなん)とも違う。

なんやろうね、この、デカイのに遠くなく、近くに感じられて。
なのに、なんやろうね、この、でも近いのに、近すぎず、
でも役者はその魅力は十分に発揮できるだろうし、こちら客もその魅力を気持ち良く受け取れる、此処は。

役者がほどよい距離で客を近くに感じられるから、そんな客に「俺」の魅力をフルに発信出来て。

ワシら客もまた、ほどよい距離で役者を、
とても近い身近な距離感が魅力の「大衆演劇」の役者さんらを、素敵に気持ち良く大きく感じられ。

素敵に気持ち良く大きく?

うん、

「大衆演劇でしょ?いわゆる旅芝居、どさまわり(これは差別用語やからあかんけど)でしょ?
温泉とか健康ランドとかなんかちっこい芝居小屋みたいなとかでやってるんでしょ?」

…なぁーんてこの世界を知らない人、これらの面白さを観もしない内知りもしない内から
決めつけて、下に見て、色眼鏡、固定観念で観る人たちからすると、

「ちいさい場所」でやってる「メジャーではない」役者…みたいに思われるような、
(ま、ちいさい場所も多いし。間違ってるかと言われたら必ずしもそうじゃないけれどさ)

いまだにそんなイメージでみられるようなそんなジャンル、そんな役者って…

そうじゃないんだ。「距離が近い」んだ、生活=舞台だから、そこがきっとたぶん魅力なんだ。
言うたらAKBみたいなもんだ(笑)、「会いにいけるスター」「握手出来る『私の』スター」(笑)なんだ。

なのに、そんな風に見られて、言われて…ちゃう、ちゃうぞ、っていつも思うワシら、
そしてワシらよりももっと「ちゃうぞ!なめるな!いっぺん観てみろ!」くらいに思っている(だろう)と思う役者さんら

が、

こんな、広いけれどもほどよい近さと距離感、

かつ、

小さいけれど(商業演劇の劇場とかに比べるとそりゃあサ)、
でも小さいけれどもこんなにでかく、ほどよく、めっちゃええ装置や機能で

ここまで、ここまでの舞台を見せられる、見せている俺たち!そんな俺たちの小屋!

と、

そんな小屋で俺たちとお客さんが一緒に愛し愛され愛し合う(変な意味じゃないよ。笑)、
一緒に気持ち良くなる(だからさらに変な意味じゃないよ。笑)、

なれる、小屋、それがここなんだ、と。

そんなこの小屋を建てたのは、1役者、1大衆演劇の舞台役者なんだ…と。

…ね、やっぱ、「役者が建てた」小屋、だからこその魅力なんじゃァない?

でぃすいず「心意気」、なんじゃァ、ない?

…あの、思いっきりハレな空間を感じさせる、まるで遊郭みたいな(いい意味)、
竜宮城みたいな外観の中のでっかくて、なのに、近い、心意気を感じるほどのあの舞台は。

そんな「心意気」って、わぉ、めちゃめちゃ気持ちよくない?

そんなここで、いろんな劇団のいろんな役者とお客さんが、
毎日毎日演って、演られて、観て、観られて、愛して、愛されて…。

芸を磨きながら、お客さんといっしょに、観せて観られて魅せて魅せられて…。

画像


うひゃあ、なんて気持ちいい、晴れ晴れとするのでしょうか。

ああ、かーっこいい小屋、いや、格好いい劇場だなぁ。

…ん?そんなこと思うあたしゃやっぱ快楽主義者でも刹那主義者でしょうか。

…かもね、ワシもモノカキという芸人なんでね。笑

ああ、ワシも、そんな小屋で、観られて、ガチ観が出来て、
ほいで、今、こうしてタラタラと好き勝手書けて気持ち良いですよ。笑

ああ、また、行けて、良かった。だからまた、行こう、絶対。あの心意気を感じに、ね。

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舞台セット(例えばショー中とかの)も充実、大がかり。
そりゃあやっていて気持ちいいでしょう。観ていても気持ちいいです。おもしろいですよ。
せやから例の花魁ショーも、江差ぃ〜も、ちょっといつもより良く見えてしまったのかな、
グラッときてしもたのは小屋のせいかな。笑

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
博多新劇座は最前列で観ても、座席と舞台の間があるから、そんなにすぐ舞台という感じがしません。

それと、裏方の人が役者の要望で舞台装置を作ってくれるので、役者さんが良く感謝されていますよ。
新劇座の隣が材木屋さんで、すぐ大道具をつくれますから(笑)
とし
2011/01/26 05:14
そうですね、
私も珍しく(オススメされて)一度だけ
今回最前列に座ってみたのですが、
一番前なのに客席と舞台に距離がある。

なのに、後ろの方〜に座って観てみたとき、
遠いのに、近く感じる。

なので、どこに座っても、どこでも、とても、観やすい。
いい、距離感。

お隣が材木屋さんとは!そうなんですか。
それはステキというか、
すぐにいろいろ対応していただけそうですね。

舞台装置、とても面白かった。
舞踊ショー中のあのセットや装置は決して好きではないのですが、
でも、おお、面白い〜と。

朝日よりも裏方さんのチームワークがいい?!なぁんて声も
耳にしましたよ。

あの小屋でいろんな劇団さんを毎月観られる皆さんが
ちょっと羨ましかったりしました。笑
桃♪⇒とし様
2011/01/27 18:16

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