桃花舞台

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zoom RSS それ行け「オッサン役者」!! -OLD is NOW-

<<   作成日時 : 2011/02/09 00:52   >>

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画像「桃サンはオッサン役者が好きですよね」とよく言われます。
「オッサン、あ、ごめんなさい、ベテラン役者が好きですよね」と。
そうですね。いいえ。そうではありません。
そうですけれど、そうではありません。
私は若いイケメンが好きです。あ、それはウソです。
でも、私は決して「役者と言えばオッサン」な訳ではありません。
いえ、正確に言うと、オッサンなら、ベテランなら、歳くってたら、
ほいでちょっと上手けりゃ誰でもエエ!誰でも褒める!好き!
…って訳では、ないのです。
ここ、ここ重要なのです。笑。いや、笑わへんで。笑。

ほんまにねぇー、よぉ言われるのよ。
特に最近ねぇー、よぉそない思われ、そない言われるのよ。
たまに半分薄笑いとか冷やかし半分の顔で言われたりもするよ。
ねー、人って面白いね。

そして面白いと言えば、なんと言ってもオッサンたちです。

んー、オッサンって言葉はやはり失礼ですね。
歳くっても「おにーさん」に見える方もたくさんいらっしゃるもの。
けど、私は、あのまだ、彼らよりも少し若い世代なので、
(もう30ちょい前なので微妙っちゃ微妙な歳ではございますが。笑)
嫌な意味ではなく愛と尊敬と親しみを込めて「オッサン」(たち)と総称して言うてしまう。

…んー、これって大阪人的発想というか大阪的言葉の使い方かな。

「花の命は短くて…」なんて言葉もありますが、
「役者」の「花」の時期…華やかなりしとき、時期、時代…
芸が無い有る関係なしにちやほやありゃこりゃと持て囃されるのは、やはり若い頃で。
極論を言うてまうと、若いときは若いという魅力(それは悪いことでなく素敵な魅力)で
ちょっと芸力のない役者だって、若さゆえ、その若い輝きゆえにもてはやされる。

うん、それ、あかんことちゃうねんで、それ、だって、そのとき、その瞬間の輝き、光。

せやけど人間って誰しも歳とります。それってあかんことでも悲しいことでもなく現実。

はた、と、ちやほやされている自分に気付いたとき。
いや、ちやほやされているほど自分はそのちやほやに見合うほどの力を持ってないと気付いたとき。
いや、ちやほやされたままずっと気付かず体や見た目の衰えなんていう「現実」を…
いやわかりかけているけど認めず無視してきたけど
それでももうこれ以上無視出来ひんようになったとき。(キャー。笑)

はて、どうしよう、うわ、どうしよう。

そうなったとき、自分の下、いいえ、自分の周り、いや、もとい、
自分の上にはもう自分よりも若くて、
ぴちぴちで、イケイケで、綺麗で、男前で、うつくしくて、
気力も精力も勢力も生気も満ち満ちている若いコたちが、いる、いいえ、抜かしている。

若い頃の自分と同じように、いや、ヤキモチややっかみがちょっと入って見える分、
もしかしたら自分よりもチヤホヤチヤホヤされている…ように見える、かもしんない。

そう、それは、自分の身内だったりもするし。(息子とか!親戚とか!)
そう、それとは別に、全く知らない他人だったりもするし。

いいのよ、オレの時代は終わったから。これからは若い人の時代だから。

って、思うけど、それはほんとのほんとの本心なんだけど、
けど、人間の自意識って、「役者」の自意識って、そんな簡単に抑えられるものかなぁ。

…私は「役者」ではないからさ、わかんない、きっとわかりっこないんだけどさ。

でも、ここは「舞台」。毎日生活=舞台=生きてく毎日…として上がる「舞台」においては、一緒。

一緒というのは乱暴な言い方ですが、皆、平等。…あ、平等もちょっとまだ言葉乱暴だな。笑

けど、例えば、舞踊ショウの個人舞踊。

その曲3分間、5分間のその瞬間、その「私」だけの舞台においては、「私」が主役でしょ?
てか、どんな見た目だろうと歳だろうと体しんどかろうと「私」しか居ない訳でしょ?

まぁなんて厳しい「現実」だ、リアルだ、怖いね、舞台って怖い。
そんな舞台で生きている彼らはやっぱ超誰より自意識過剰(になって当然)だが格好いい。

さぁ、そんな「舞台」、「私の舞台」において…

前置きがものすご長くなりましたが、そんな「舞台」において…

あなた、今のあなた…強調しとこか、「今」のあ・な・たは、今、どんなものを見せる?見せてくれますか?

私たち客席に。

だけじゃない、

同じく舞台に立っている、若い彼らに…。

前置きがものすご長くなりましたが(もっかい。笑)、
だから、私は、いわゆる“オッサン役者”に、とても興味がありましてね。

ともすれば放っといてもキャアキャア人気者であるイケイケノリノリの彼らよりも、
そっちの彼らに目が入ってしまうこともあったりなんかしちゃったりするのです。

あの、決して、「オジサマ好きぃ〜」ではありません。…たぶん。(たぶん?!笑)

舞台って、「気」が出るでしょ?

「気」って、なんや、意味がよぉわかりませんが、漏れたり、滲んだり。
なんもしやんでも、立ち姿だとか、現れた瞬間に、滲む、漏れる、放たれる「気」。

それって、きっと、舞台に対する気持ちとか姿勢とか、普段からの思いだとかさ、
大衆演劇という「生活=舞台」「ケでありながらハレ」の芸であり舞台だからこそ、
いやがおうにも、怖いけれども、漏れてまう…ように私は思っているんだけれどね。

そないなると、年寄り、あ、失礼、オッサン、あ、もっと失礼、
キャリア…というより人生を重ねてきた彼らには、もしかしたら、若い彼らよりも
日々思い、考え、感じ…といったことが、より、その立ち姿に、

滲んでくるのではないか、漏れて出る(出てしまう)のでは、ないか。なんて。

だから私はどこの劇団のどんなオッサンにもとても興味があり、とても注目する。

けど…。

まぁ、どうしましょう。
それゆえ、オッサン役者にはただオッサン役者といえども本当にいろんな人がいるのである。

ずっとずっとずっと毎日舞台に立ってきた肉体、
と、そっから放たれる「気」は、きっと、ウソつけへんで?

漏れてるもん。滲んでるもん。
いや、そんなん目には見えないし、あくまで私の感じる主観にしか過ぎないけどさ。
それを説得力ある言葉で伝えられないのが悔しいけれどさ。

けど、そんな非常に漠然としたものでも、私は、確かに、そない思う、感じる、
ええ、だって感じやすいんですもの私はね。(ほんま何の説得力もあれへんな。笑)

滲んでる滲んでるってしつこく書きましたが、滲んでない人もいはるのよ。
え?私が感じられてへんだけですか?かもしれませんけれど、

なんていうの、ただの抜け殻みたいな人な。そんなオッサンも居てはる。

ただ、ただこなしている人な。出番あるから、もろてるから、繋がなあかんから、
生活ってか生きてかなあかんからとりあえず舞台出てまっさ、みたいな…風な人。

あ、どうせ私オッサンなんで、
皆が観てないのんもなんとなくわかってますけどでも出てますわこれ仕事なんで。みたいのね。

そんなんは…腹立ちますわぁ。(ん?私が勝手にそない思って勝手に腹立ってるだけかな?)

そんなオッサンは「オッサン役者が好きですよね」な「桃サン」でも嫌い。
嫌いってか、腹立ってしゃあない。せやったら勘違いしていぇいいぇい言うてる若ゾーのが好き。笑

わかんねんで、
毎日やねんから、
そりゃ若いバカいワシらなんかにはわからん、現実的な体のしんどさ、そこからの気持ちのしんどさったら、
きっと計り知れないだろう。
なのに、アホな客…
チヤホヤしたい客がその舞台も観もせんようになったら毎日あほらしくてやってられへんだろう。

けど、そんな「生きてるけど死んでる」舞台は勘弁してほしい、悲しい、なさけない。

けど、けどね。そんな死んでる人ばかりじゃない。

それはポジションに関係なく、アホな客に観られている観られていない関係なく、

たまに、びっくりするくらい、滲んでる人、漏れてる人、もとい、滲んでるオッサンっているねん。と、私は思うのです。

私は…

そんなオッサンが好きです。

笑。

そういう人に出会うと、「うおう」となり、なんだか嬉しくなり、興味津々になります。

勘違いしてなくてもいぇいいぇい言われている若ゾーよりも気になってしまうときすらあります。笑

わぁお、マジック、もしくは毒。…面白い。

そんなオッサン役者にもっともっと、いっぱい出会いたい。
そんなオッサン役者がぎらっと光ってる劇団に出会いたい。

なぜなら、そこは、若いコらも負けずに、
いや、若いコらもたくさん「その姿」…舞台に立つこと、
立ち続ける上(キャリア、人生、てか年齢。笑)の役者…
いや、人間から学べる、いや、学んでいる劇団だろうと思うから。

そして、世のオジサマ(役者)方…若いコよりも生きて下さいね。

…あ、日本語の意味、全くわからへんな。笑

若いコには若いコの今しかない魅力がある、
けれど、あなた方には、
今、今のあなた方にしか出せない今だから出せる、漏れる、滲む、魅力だったり、
イロケだったり…あ、イロケはもう要りませんか?いや、要りますよね(笑)、
オトナゲなくもオトナゲだったり、

そんな「毒」

…じゃなかった(笑)、

「力」があるのだもの。

私たち、皆、ちゃんと、観てますよ、うん、観ていますとも皆。

だからって無理しすぎて歳以上にガンバりすぎて体が…とかなっても
私たちは何の責任も持てませんので(笑)、あまり、大きなことは言えませんが。

なので、「らしく」でいいです、としか、言えませんが。笑

「オッサン役者が好きですよね」とやたら勘違いされる(笑)、
たまに半分薄笑いとか冷やかし半分の顔で言われたりもする(ええけど。好きやから。笑)
そんな「桃サン」からの、
シワ多め、ちょっと疲れめの、でも、たまに、「うわっ」と思わされる瞬間のある皆さん、
いえ、オ・ジ・サ・マ方への“ラブ・レター”です。わはは、ふふふ。あ、笑いに意味なし。笑

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観てもうたのよー、先日、生きてるのに死んでるみたいなオッサン役者。しかも座長さん。
せやけどな、歌のとき、客席後ろから登場したのに、そして握手もしたのに、なのに「生気」を感じなかってん。
握手して下さったその手が、なんで?どうして、あったかくもつめたくも感じなかったのです、私は、あくまで私は。
なんだか怒り…いや悲しくて。同じく結構お歳だろう奥さんとか、座員のオッサンはとても格好よかったのにな。

ほんでこんな記事、出ました。
でも、オッサンたちはオッサンゆえに若ゾーのワシらが思っているよりも遥かに、かなり、ものすご、
したたかだったり、たくましかったり、もする。そこがまた、嫌いじゃないんだけどサ。
…ん?やっぱワシ、オッサン好き?うん、「若いコはもういいんです」。(元ネタCM。またコレ?!)笑

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
生きてるのに死んでるみたいなオッサン役者って、初代桜木英二座長じゃないですか?

違っていたらすみませんm(_ _)m

枯れてしまっていて、色気がない感じで、センターで観た時ラストで、早くパチンコへ行きたいとの発言、観に来たお客さんに失礼だと思います。

この方の弟の座長さんも、自分が生きているうちは、一生座長を譲らないという方で、
若手座長に切り替えなければ、劇団の人気は出ないと思います。

なお、ちなみに私もオッサンです(笑)
とし
2011/02/11 10:33
わはは。うーん、はい、あのひととか、このひととか、です。
残念ながら結構いらっしゃったりしますよね。
でもしんどいのだろうなぁ、
だから仕方ないのかもなぁ。でもなぁ、とほほ。笑

初代桜木英二座長サン、はい、今月観ました。
早くパチンコへ行きたい…とは
素直すぎて率直すぎて笑えますね。うおう。笑

私が観に行ったときは口上の際に
「大阪が好き。休演日になったら新世界のホルモン鍋に行きたい。
男心をくすぐるようなところにも行きたい」と
おっしゃっていて笑ってしまいました。
とほほ。でもまだお元気ですね。
立ちの踊りを観ることが出来なかったのでとても残念でした。
女形は…やってはりましたが。

あ、戸川純さん(でしたっけ?)、
狭い小屋でもびしゃっと踊ってはって格好よかったです。

弟座長さんとは梅田座長さんでしょうか。
そうか、そうか。機会があれば。笑

オッサンからのオッサンコメント(すみません)は
やはりとても説得力がありますね。
ありがとうございます。
オッサンに興味のある私、嬉しく拝読しましたよ。
桃♪⇒とし様
2011/02/12 04:10

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