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zoom RSS 「遠征」考-あるいは「舞台」がものすご好きな、でもちょっとヒネクレ者ゆえの「やばいっ」考-

<<   作成日時 : 2011/03/03 05:51   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

画像あなたは「遠征」をしますか。
わざわざはるばる遠征をしますか。
して、したらその場合、
ちゃんと、じっくり、観ることが出来ていますか?
ウーム、むむむ、ふふふ、わはは。

遠征っつうと、我々芝居好き、芝居仲間の間では、
いわゆる「遠いところへまで追っかけてくこと」を指しますよね。

はるばる、わざわざ、よぉ来たねぇ〜…なところまで。
新幹線で、とか、夜行バスで、とか、マイカーで、とかでサ。
旅行ついでに、とかじゃなく、そのために、なんなら泊りがけでまで。

ふと冷静に考えると、これ、
はっきり言って正気の沙汰じゃないですよね。
アレ?ワタシナニヤッテンダロ…って、
素に戻って自分でも思ったりしませんか、ふとね、ねぇもう。
え?しない?しないあなたは幸せですよ、いや、きっと素直なんです。
そう、私のようにヒネくれてないのです。とほほ、わはは。泣笑

けど事が終わって…つまり観終わって、泊まりの場合なんて何日かおって帰ってくるとき、

その帰ってくる道中は、どうです?

ものっすご、満ち足りた気分になったりしませんか?

ただ観てきただけなのに。ただ客として座って、観た、観てただけなのに。

なのに、なぜだ、過剰な満足感を得たりしていませんか?

…これが怖い、オソロシイところですよねぇ…ここがミソ、ここがオソロシイところですよねぇ。

と、思う私はやはりヒネクレ者でしょうか。笑

それって素敵なこと…
旅行ぷらすいつも好きなかの芝居(劇団)、
いつもとちゃうところで、思い入れあるひとらの舞台をさらなる思い入れで観る。

と、思い入れいっぱいになる。

行く前、行ってる最中、帰りし、帰ってから。

あかんことじゃないんです。当然です。だってそれが楽しい。

けど、たぶん、役者の方は毎日のルーティンワーク、「ハレ」やけれども「ケ」。

あなたというその月は「ケ」じゃない者が「ケ」なその月にその日現れる。
と、役者にとってその日はちょっと「ケ」の中の「ハレ」になるよね。
それってお互いにとって、感覚の違いこそあれど間違いなく「ハレ」。嬉しいこと。

けど、我々の「行く前、行ってる最中、帰りし、帰ってから」の
膨らみ膨らみきった思い入れは、たぶん、「≧」になってると思うの。笑

って、自覚していることが出来たらいいのだけれど、
でも、でもねー、遠くまではるばる、楽しみに楽しみにしながら行くとそして観ると、
そりゃあテンション上がっちゃいますよね。

そりゃあ当たり前ですよ、ですやん。

嬉しいし、楽しいし、ハレだし。

なんだ、うわぉ、いつもよりも良く見えたり、
かっこよぉ見えたりなんかしちゃったりなんかするかもしんない、キャー。

だからより一層楽しくてテンション上がって帰り満ち足りるんだよね、キャーキャー。

…というキャーキャーはええけども。否定しない、出来ない、したくないけれど。

でも、ちょっと待てよ、と。「≧」だぞ、と。…笑

わざわざはるばる行くのは素敵。

ケがちょっとハレになるからきっと舞台に乗ってる役者もちょっと嬉しいだろう(たぶん)。

けど決して、ゆめゆめ「わざわざはるばる行って、観た」そんな自分に酔っちゃダメですよね。

と、私はふと思ったりするのですよ。

え?ヒネてます?素直に楽しめない可哀想なコ?しゃあないやん、でも、こんなんやねんから。泣笑

あ、ほな、そんなん私が私だけが思ってたらええだけかもしれんけど。笑

そしてこれ、なかなか、出来るのって、ものすご、むずかしいとこ、ことなんでしょうけれど。笑

ちょっと酔うのは楽しい、遠くに出掛けての芝居行きのそれこそ醍醐味かもしれない。
その酔いはいつもでもちょっと「ハレ」なそれを、よりハレに、楽しくしてくれる。

けれど、そんな自分にめちゃめちゃ酔うてまうのは、やはり、ちょっと危険だとも思うの。

なぜなら、その舞台、その芝居、その踊りが…必要以上に「良く」見えてしまう。

それは、「わざわざ」「はるばる」「ここまで」来たという自分、
まずそんな自分ありきで、
だからそれゆえ対象(舞台)に対して過剰すぎる思い入れが入ってしもてるだろうから。

そんな思い入れあって、主観・超主観が重なって、混ぜて観る…のは、だからこそ楽しい。
そんな楽しみ方こそ気持ち良くて、ちょい酔えて、何より楽しい、ははは、ふふふ。

ってのは何を隠そう私も体感(?!)しているから、だからこそ解ることなのだけれども。

ああ、でも、でもでも、

そうなると、ちっくしょ、目、「曇って」「眩んで」しまいますよね。

ん?それは観る力、観る目、観るアタマの伴っていない足りない私だけですか?
どうですか?そんなどうでもええことはうだうだ考えず楽しみ楽しめばええですか?
…いいねんけどね。それがそれこそ「曇る」「眩む」
…で、「頭いっぱい」「堕ちる」のが、こそがきっと楽しいんやろけどね。

けど、けど私は。私は「やばいっ」と思ってしまいましてね。笑

だって…「ちゃんと」観たいじゃないですか。「しっかり」観たいじゃないですか。

遠く…わざわざ、はるばる、そのために、行ったからこそ、こそ、こそ。

ううん、そんなの客席に居てるこちらの勝手なワガママ。本音だけれどワガママ。

それより何より、どんな土地でも、毎日、毎日毎日、
ケで、でもとても「ハレ」な舞台を、生活として、でも舞台で見せて、魅せている役者さんたちの舞台だもの、

もっと「ちゃんと」、もっと「しっかり」、もっと受け取りたい、観たいじゃないですか、

いや、観たいですもの、観たいんですもの。

そんな私は…これはあくまで私は、の意見好み趣向でしかないでしょうが、
いつもの自分のホーム、地元…に乗ってくれはった帰ってきてくれはった
(帰るという言い方はちょっとちゃうと思うけどね)そんな「迎える」場合ではなく、
「行く」こちらから「向かう」「向かって行った」まさに「遠くを征しに」行ったからこそ、

あるがままのその舞台を、

なるべく
(※このなるべくが重要、妥協であり、重要。笑)

余計で過剰な感情は抑えて、抑えて抑えて抑えて、
向かった自分への酔いなんてしょーもない自意識は抜ける限り抜いて(むずかしいね。笑)、

その土地その場所そのお客さんの前にいる、その人、その人ら…

まるごと、まるっと、ぜんぶ、全て、そのまま、その舞台を、受けたい、受け取りたいと思うのです。

…うーん、そうね、いつもくらいの思い入れ/主観くらいで。笑

…って、これ、爆発的にむずかしいですね。ま、そんな「修行」は、別に必要ないのかもしれませんがね。

でも、あくまで私、私はね、出来ていなくとも、胸に置いておきたいなぁ…とは、思っていたりしています。

…これでも。どう見えてるかわかりませんがこれでもね。笑

まるで悟りやな、解脱やな、相当の見巧者にならな厳しいな。くっそー。笑

正確に言うとただただ観たい会いたい観たい観たいという追っかけではなく
ちょっと思うところ、モノカキ桃として考えるところあって
…と、言っても、ま、結局追っかけは追っかけですが(笑)、
そんなこんなで去年くらいから、あっちゃこっちゃ、ちょっとずつ行くようになった私…

そんな私だから、そんな私の、「ウーム、むむむ、ふふふ、わはは」な思いです。

え?ヒネてます?やっぱり素直に楽しめない可哀想なコ?
ちゃう、ちゃうよ、さすがモノカキ桃と言うてくれる?…いやいや、そんな、自惚れられませんわ、ちぇー。

…だって、遠征って、遠くの敵を征するって意味なんだよ。

敵、敵。素敵で、愛すべき、いや、愛してやまない「私(たち)」にとっての、敵。

いや、敵というのはわざわざはるばる会いに行った「あなた(たち)」ではなく、

実は近いのに遠く、自分で自分が一番手に負えない「私…自分自身」なのかもしれませんね。

…ねぇ?

ですよ、ねぇ?まったく、もう、「私」(たち)ってヤツは、人間ってヤツは。もぉ。笑

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そんな私はちょっとだけ(例えば隣の県でも)遠出して観ただけでも、
上記の様なことを考えたり、それを意識しながら観たり、観ていろいろいろいろ感じたり考えたりが
いつも(地元)以上に増して、増えて、頭ぐっちゃぐちゃのごっちゃごちゃに…なりかけます。

素直さとヒネクレ?純情主観と愛ゆえの客観(ええように言うな。笑)が頭の中で錯綜し、
数日〜一週間、ふらっふら、もしくは、頭の思考がSTOPになったりもします。たまに寝込みます。(ホント。笑)
あかんなー、遠くで征するどころか、頭の中を征されてもうてるなぁ、ちくしょう、いかんいかん。ははは。笑

…私、この目この頭この体で「そのまま」「リアル」「現実」…
「虚実皮膜だけれどもリアルで生な≪舞台≫…人間世界」をみたい、感じたいんです。この目この頭この体で、ね。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
桃さーん。
見業者って、ナニ?
眠いみかん
2011/03/04 01:24
間違ったー!キャー!

見巧者だー。
仕事、仕事だと思って「業」にしちゃってたー!直しますー。
ありがとうございますー!
桃♪⇒みかん様
2011/03/04 01:27
桃さんはじめましてこんばんわ。思わずコメントしちゃいました・・・桃さんの仰りたい事ものすご〜くわかります!大阪で散々観た次の月に奈良へ観に行く時でも「何してんねやろ?」とか「こいつアホや」とか思われてないかなぁとか、逆に「喜んでくれはるかしら」とか色々・・・どっちにしてもテンション若干上がってます((+_+))それが楽しいのかなぁ。中毒ですね。突然失礼しました!今後ともよろしくお願いします。
あこ
2011/03/04 23:19
あこさんはじめましてこんばんは。
思わずコメント、ありがとうございます。
お気持ちが伝わってきて、
共感していただけて、とても嬉しいです。

そう、中毒、中毒なんでしょうね、私たち。
とほほ。でも、それがきっと楽しいのでしょうね。
(ひらきなおり。笑)

大丈夫です。
人生はきっと「楽しんだもん勝ち」です。
これ、私の親友のアホな迷言、いや、名言です。
…あ、芝居関係ねぇか。笑

突然でも何でも、嬉しかったですよ。
今後とも楽しんでいただければ幸いです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致しますね。
桃♪⇒あこ様
2011/03/05 03:59
ちんどんおっかけのこまっちゃんです。
一時期、マイナーなバンドのおっかけをしていた時期があったので、
実感としてものすごくわかるのですが、
ある時期を超えると遠征するのも近所のステージでも同じテンションになっちゃいますね。
遠征はむしろステージ本体よりもファン同士のオフ会が楽しみ、といった本末転倒な状態にもなることが多いです。

現在進行形のちんどんおっかけに関しては対象が路上を歩くエンターテナーですので、無料で観られるパフォーマンスのために遠くまで行っちゃうのは、やはり我に返ることはあります。極端な場合、練り歩き現場に遭遇できないリスクもあるしねぇ。ちなみにちんどんの通常の街廻りの現場の最遠方は青森県です。
こまっちゃん
2011/03/06 18:02
おお!こまっちゃん様!
コメント嬉しいです。ありがとうございます。
以前コメントいただきましたこと、
ちゃんと覚えておりますよ。
そしてツイッターでも、ありがとうございます。

ちんどん通信社さん、すごくすごく観たいのですが。
大須以来、ご無沙汰の状態です。
昨年は年末公演も逃してしまって。泣。
また行きたいです。

そう、ある時期を超えると、
いや、もしかしたら越えなくても、
近所のステージでも、「酔うてもうてまう」かもしれない。

そう、なんしか「本末転倒」にならないように、
気持ちしっかり、観る目ばっちり、に、しておきたいものですよね。

だいぶ見巧者なのであろうこまっちゃんさんでも
そのようなことがあるとは、
いやぁ、やはり、舞台はマジックです。

てか、青森までって、凄い。

私はまだまだ出不精なのかもしれません。笑
桃♪⇒こまっちゃん様
2011/03/07 20:34

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