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zoom RSS それは「私」の枯れない溶けない斬りやまない孤独の唄 -『遊侠三代』-

<<   作成日時 : 2011/04/08 07:37   >>

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画像人斬り。は、文字通り、人を斬るのが仕事。
仕事というより生業。
うん、生きるためのわざ、であり、ごう。
誰かの依頼を受けて、人を斬る、
ことで、お金を貰う、そのお金で生きていく。
なんてまぁ、なんて仕事なんでしょう。
無理!出来ひん!人を殺すなんて!斬るなんて!
って、思う? うん、思う!
けど、斬らなきゃ生きていかれへんのですよねぇ。
だって、斬らなきゃお金貰われへんねん、
食うていかれへんねん、生きていかれへんねん。
ほな斬る。斬らなしゃあない。
昨日も斬った。今日も斬る。明日も斬る。斬ってゆく。
そんな俺を早くラクにしてくれ。
いや、でもまだ死ねない。でも、ううん、でも…。

斬る「私」も人間、でも、人間を斬ることで食うて、生きていく。

…って、なんか「共食い」みたいですね。笑。苦笑。

情?情なんていちいち入れてたら斬れません。

だって斬れなきゃ生業していけません。

でも、でも、それでも人間やねんものね。

どんだけばっさり人斬る人斬りさんでもロボットちゃうねん人間やねん。

人間が人間を食うてる、いや、斬って食うてる。ほな…どうだろう…情。

そう、どうだろうという話ですよ。ねぇ? まったく。

でも、それでも、どうだろうもこうだろうも関係なく、そんなもん考えている暇もなく、
ゲンジツは、リアルは、ただ、ただただ斬るしかないっつうこと。それしかねぇ。

それが事実。それがリアル。アタマどうこうではなくそれ、ただ、それのみ。

てか、もっと言うと、
アタマでどんだけ考えようと、どうだろうとこうだろうと、斬る、斬るしかないのですものね。

だってそうせな、食われへんもの、生きていかれへんもの。…だって「私」にはこれしか出来ない。

なんてこった、なんて業だ、なんて生業なんでしょうね、人斬りって。

ん?人斬りって?

ううん、人間って。

うん、そう言っちゃって、いいんじゃないかしら。

ほな、さて、そんな人斬りさんの手にするお金は“あったかいお金”なんでしょうか。

え?“あったかいお金”ってなんだ?なぁに? 

わかんない。

斬って浴びる返り血はあったかいに違いありません。

それはもう思わず情がもれそうになるほどあったかいに違いありません。

けれど、その返り血から替わった金は、あったかぁいのかしら?

わかんない。わかんないですね。

でも、あったかろうとなんだろうとお金。お金には違いない。生きていくためのものには違いありません。

だから、いいのですね。いい、と言うしかありません。

ん?いいって、何が?

何が良くって、何が悪いか。それは、それも、わからないですね。

でも、あったかぁいのかなぁ…って、思ったり、します、ふと。

情も入れず、人を斬り、人斬りさんは、一体、なにで、「あったかさ」を得ることが出来るのでしょうか。

さぁて。なんやろうなぁ。

訊いてみよっか?んー、でも、訊いたって答えてくれないような気もするしな。笑

斬って、斬って、斬り過ぎて、
もう自分でも何が何だか、そんな、本質とか、なんやとか、わかんなくなってきてそうだもんなぁ、人斬りって。

それって、寂しいね、悲しいね。

でも、寂しいとか、悲しいとか、それを判断するのは、他人ですよ。

本人は、ただ、ただただ生きてく、そうして生きてるって、だけです。だけ、でしょう?

それって、ある意味、もしかしたら、幸せなのかもしれません。

って…んー、それもどやろか。笑

生きるって、なんでしょうね。

生きるって、なんか、ぶさいくですね。
他人からみたら、ううん、自分以外の他人から自分をみたら、生きるって、滑稽ですね。
ああ、人間ってかなしいね、でもめちゃくちゃおかしいね。

しょうがないね。もう。どうしようもないね。かなしいね。おかしいね。

なんか、笑ってしまう。笑うしかない。うん、せめて、笑おう。笑っちまおう。
だってその方が、ウソでも楽しいもの。ううん、ウソじゃなく、楽しいもの。

で、だから、訊いてみたい、うん、訊いてみたいですね、モノカキ桃は。

ううん、訊いてみたいというより、追ってみたいのです、人斬り(たち)を、モノカキ桃は。

なぜなら、私も、同じく、「人を食うて」生きてる人間だから。

人をみて、人のナカミまで見て、
ずかずかずかずか、人のナカミにまで踏み込むようにして見て、捉えて、書く…

そうして書くことで書いたものをお金にして生きていく…「人を食う」…

嫌やけども食わないかん、
そんなモノカキ桃は、自分もまた、ものすご汚い人間に変わりないだろうから。さ。

私はまだまだひよっこで、人を食うとき、斬るとき、つい泣いてしまいます、情があふれてしまいます。

やさしい?いいえ、中途半端です。

斬ってるねんから、綺麗事言うたって斬ってるねんから。ねぇ。

だって結局斬るのだから、斬らずにいられないのだから。

ほな夢で斬った人に会うたとうなされて病んでたって知ったこっちゃない、仕方ない。

でも、ほな、せめて、泣きたい、ごめんね、ありがとうって。…人の誰もいないところでね。

…ってなことを人前(ここ。笑)で言う(書く)ことも、カッコ悪く、いや、甘えた話なのですけど。笑。。

今日も、でも、生きるよ。涙隠したいので笑いながら。斬るよ、生きるよ、私は。

うーん…だからキモいとか得体が知れんとか訳がわからんとか、
でも、やっと最近は「恐い」とか言われるのかしら。(これ、褒め言葉ですよね?でへ)

恐いよ。だって自分でも恐いもん。

だから普段はへらへらしてるのよ。

いや、ウソ、ウソ、へらへらしているのが「素」です。

泣いてまう、ごめん、ありがと、って言うてまうのが、私。

って、ん、そうか?

…いいえ。

うあー、ちくしょう、
私、涙は見せないはずなのに、泣きそうな顔を見られて、
いや、ほろっと思わず泣いてもうた顔を見られて、
「ちくしょう」とか「いや、泣いてませんけど、欠伸しただけですけど」
って言うてるのが、たぶん、自分でも気付かぬ私の本性です、そうなのでしょう。

…やだなぁ、もう。笑

カッコよォ、パッと咲いてパッと散りたいですね。

でも、そうもいかない。

そうありたいけれども、そんなん理想やで、生きたいで。

生きたくない?生きたいよねぇ。みっともなくても、見苦しくても。

なら咲いて咲いて、狂い咲いて。笑われても、せめて笑わせて、生きたい。

だって人生はたぶんあまりに長すぎて、でもあまりに短い。
いや、あまりに短すぎて、でも長すぎる。はは、ふふ、でへへ、うはははは。

君を待つ日々は足りない切ない鳴りやまない。
それは私の枯れない、溶けない、鳴りやまない。それは孤独の唄?来来来来来…。


http://youtu.be/f5C-C9Ym8P8

(ご存知GO!GO!7188の『浮舟』。大好き。が、この歌、霊を呼ぶって都市伝説があるんだって!こわっ!笑)

そんな私は、『遊侠三代』というお芝居がとても好きです。

そんな私だから、『遊侠三代』というお芝居がとても好きです。

あの芝居は主役は一家の親分かもしれへんけれど、
ストーリーメーカー…おはなしの本当の主役は、人斬り、やで?

あの人斬りは、もし私が大衆演劇の役者なら…
舞台=生活=生業で生きているかの世界の役者なら…

一番演じたい役かもしれません。

なんちゃって!

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遊侠三代…先日いただきもののDVDで観た。が、設定がどうしても許せない設定だったの。
なぜその設定にしたのか。1時間くらい訊きたい、そして語りたい。(うざい客だな、ワシ。笑)
…と思っていたら、今月初日、浪速クラブでもこのお芝居。やったぁ。
アイカワ(哀川昇座長)が親分で、人斬りは、ゲストできた座長のお兄さんなんだか幸薄そうな化粧顔(褒め言葉)のキリュー・コマザワ(駒澤輝龍座長)。
かっこよかったなぁキリューさん。今の状況やら、なんやらで、熱が入ったのかしら。(邪推。でもちょっとはあると思う)

が、私は、もうこれから観られないであろう、立場的劇団的にもうないであろうベテランさんの人斬りを観てみたい。
今。ってか、もし、そんなときがあれば。なぜならめちゃめちゃ合うと思う、いや、なんとなくですけれども。笑

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芝居の面白さ、大衆演劇の面白さ -その日の「変えてみた」『川北長治』-
「いつも津軽弁でやっているこの役、その津軽弁をやめてみました」 それだけで、その1つの趣向(試み)だけで、芝居が変わる。 同じストーリーの芝居でも、その芝居、全部、全然、変わる! 大衆演劇の芝居ならではの、面白さ、観ごたえというものを教えてもらいました。 また、芝居の面白さ、大衆演劇の芝居の面白さを、教えてもらいました。 ...続きを見る
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2011/11/06 00:44

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