桃花舞台

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zoom RSS 『堕落論』 -例えばアイカワノボルとかね。篇-

<<   作成日時 : 2011/04/02 05:33   >>

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嗚呼。私たちはなんで“ワルいヤツ”が好きなのでしょう。
嗚呼。私たちはなんで“ワルいヤツ”にオトされたくなってしまうのでしょう。
「性」?「性」と書いて「サガ」?まぁ、なんて「業」。「業」と書いて「ゴウ」…GO!
貴方とならば何処までも。連れてって連れてって、非日常の世界へ。
つれて逃げてよ、ついておいてよ。揺れながら心咽ぶ客席の私…なんちゃって。
これがホントの『堕落論』。「白痴」のような笑みを浮かべ、誘うアイツにご用心。

ね。決して「色気」でみている訳ではないのにねぇ私たち。

ね。なのに舞台上の役者から放たれる、あの、色気。むせ返るような、あの、色気。

あれは役者の色気? ううん、それは役者を通り越して、人間としての色気、人間の色気なのでしょう。

うわぁ、それって…なんて素敵なのでしょう。素敵なことなのでしょう。まぁ、思わず堕ちちゃいそうですね。

心のどっかにある、ちっこいちっこい破滅願望…

誰もが心の中に持っているであろう
日常…ケからすこぉし逸脱してハレの世界…非日常の世界へ「連れてって」な気持ち(笑)、

を、グラッと、ぐらぁりと、揺さぶられる。この魅惑の快感。

舞台から手招きする、アイツ。
舞台から人差し指をクイッと曲げて、「おいで」なーんてやるアイツ。
何秒もかけて、とろぉんと、ウインクなんかしちゃう、アイツ。
じぃっと、見つめてくる…ような気にさせる、錯覚させる…いや、させてくれるアイツ。

それは危険な危険な、舞台からの誘惑。

ひゃあ。なんて色っぽいんだ。ううん、色っぽいなんて言葉つまんない、そんな上品ぶった言葉つまんない。
ひゃあ。なんてエロいんだ。…あ、これ、最高最上級の褒め言葉ですよ。

だって彼は「舞台」という非日常よりの使者、役者。

生活=舞台、なので彼自身にとってはそれは「ケ」でもある、
なのに、私たちを一瞬で「ハレ」へと連れていってなんかくれちゃう、素敵な使者、役者。

あ、使者やけれども、小憎たらしいキュートな小悪魔、
まさに「やさしい悪魔」、きゃあ、ワルいなぁ、なんて素敵なんだろう。笑

ね。色っぽいって、格好いいね。エロいって、めっちゃ、プロね。

…もうなんのこっちゃという感じですが、これ、超尊敬っつうか賛歌っつうか褒め言葉なのです。

大衆演劇という、ケでハレの世界。
その極彩色の夢芝居花舞台な世界で
演じ、踊り、歌い、そうして舞台に生きる彼ら彼女らを目にするたび、
そしてそんな彼ら彼女らをキラキラした目…
そりゃ実は実際はグラッとなったりちょいと惑ったりそんな色々はあるやろうけれど(笑)、
それでもギラギラ、あ、いやいや、やっぱりキラキラした目で観る客席の彼女ら彼らを目にするたび、
私、そんなことを思い、ニタッとします。

ああ、人間ってもう。人間ってヤツぁもう。ばかだなぁ。愛しいなぁ。(だから)素敵だなぁって。

とほほ。ははは。ふふふ。うはははは。…あーぁ。

だからやめらんない。

大衆演劇というもんを追うことが。

もとい、人間を追うことが。

ちっさくて、弱くて、あほうで、ばかで、どうしようもなくて、しょうもない、人間。

けど、だからそれゆえ、それでもきれいな、人間。あー、めんどくさ、しんど。笑

そんな、私にとってもう厄介すぎて気持ち悪くて
もうやめたいけどみてもうて追ってもうて目が離せなくてそれでもみて追って、
で、そのちっささしょうもなさどうしようもなさに触れ、
病んでしまいかけることも多いここ最近(笑)なのに、でも、愛さずにいられない人間。

を、お腹いっぱい…
もう、要らないんですけど、てか、もう、好きとか嫌いとかそんなんじゃなく、
でも、追わず見ずには生きていかれへん人間…
のナカミが、本性が、本質が、嫌ってほどみられる“気持ち悪たまらん”大衆演劇の世界。

において、そんなこんな、あんなこんなを、

ひぃぃぃ、うへぇぇ、どひゃあ、凄ぇ、もう、嫌ぁん、たまらん…ってほど、

感じさせてくれるのは、みせてくれるのは、やっぱり、アイカワノボル。

新生真芸座 座長、哀川昇という役者さんだと、しみじみ、こってり、思います。

画像


嫌やけど思わされます。

だから嫌いなんです。

ウソです。

嫌いだから好きです。

これがホントの『堕落論』(笑)


堕落論

で、うん、決して好きじゃないけど、けど、でも、やはり私、当代一の役者さんだと思うのですよ。

画像


…うーん。

(やっぱり何度観ても好きにはなれないから認めたくない「うーん」。笑)

でもあの引力は「ぱねぇ」、面白い、うははは、格好いいなぁと思います。

「白痴」のような笑みを浮かべ、舞台から手招きする“やさしい悪魔”アイカワノボルにご用心。

だってあんまりハマると帰ってこれなくなっちゃうよー…非日常の世界から。

でも…それも、あ・り・か・も。ねー。笑


http://youtu.be/DAJO816wBZ4

★新生真芸座@浪速クラブ 4/1 夜★

【ミニショー】

・遅れて行ったので見てません。
・が、客席に友人が居ました。
・その友人(&別の友人からの情報)によると、お昼はアイカワ座長、「こけら落とし」で踊ったとか。
 (歌うは幸田和也さん…ワシも最近知り合いになったおっとこまえぇ〜な演歌歌手さん。の、大衆演劇をテーマにした曲)
・が、知り合いのくせにそれを聞いて「え?『祝い酒』のがいいやん。皆知ってるやん。ワシ、祝い酒がいい〜」
・つっつたら、友人、「夜は『祝い酒』でした」…え?ホント?!笑
・…でも観られなかったけど。どっちも。ちぇ〜。

【お芝居】 『遊侠津軽』 
      遊侠三代、もしくは川北長治ね。ワシの好きなこの芝居ね。
      長治が座長、おこもがおかあちゃん、人斬りがきりゅーさん、長治の子分が若い女優さん、うーん、女優さん。
      きりゅーさんの人斬りが、おお、ぐあっとしてて格好良かったです。

      この話、ワシ好きで、いろんな劇団で観てみたい。いろいろ考えてみたい。そんな芝居をここで初日に。

【ショー】
OP:「?」
      なんか着物に蛍光で描かれた模様。その蛍光が光るの。光るのよ。
座長:「裏通り」〜「網走番外地」
      出たっ、アイカワっ。銀髪にコート。きゃああ。です。マジで。いいなぁ、男の色気、スターの色気って、
      ノッテるひとの色気って、きっと、こういうのを言うんだろうなぁ。    
芝瞳:「cho cho train」〜「won't be long」
      …だったと思う。(※曲) 確か。 が、自信ない。 なんしかエグザイルだった、キがする。
      アイカワよりもアイカワしてるような気がする芝瞳くん。おっとこまえぇ、で、いろっぽぉい、11歳。
      きしむ、はじける、反り返る。うん、反り返りもお見事。
      これでもか、これでもかっ、これどう?、これどう!、俺、見せてる!うん、魅せてる!
      かっこよいよ、かっこよいよ、君。だからもっと笑ってなんかくれちゃったらもっと萌える、燃える、かも。
座長:「(酔っていたから惚れたとかそんな感じの曲)」〜「恋は天下のまわりもの」
      うすむらさきと白のツートンカラーの、なんや、妙にいろっぽぉい着流しで。
      このひと、イロケやとか、仕草とかばっかに注目してまうけど、でも踊りも、きれいよね。
      技術どうこうは私は素人やから私はわからないけれど、でも、ノリのいい曲のときの身のこなしが綺麗。
      うっすら笑って、体を左右にふ〜りふり。…なとき、そんな風に思いました。
愛:「?」
      大好き。おかあちゃん。ちょっとやそっとのことじゃあビクともせんような、
      なにもかものりこえてきましたよ、私はアイカワと梅之助ときりゅーの母ですよ、母ですとも、
      あ、ついでに芝瞳の祖母です、ね、顔もそっくりでしょ、な、おかあさまさま。
      踊り、「ぴしゃあ!」っという音がきこえてきそうなあの踊り、あの空気。しびれます。
座長:「(POPS)」
      こんとき、なんか憑いてたよね。降りてたよね。
      それともそれは、あののびかぁっ、もくもくぅな、照明のせいですか。(嫌い。あれ嫌いやけどね私)
      会場が…舞台と客席が一体化してる!と感じました。これ、すごい、印象的な数分でした
輝龍座長:「(大月みやこ)」
      ツボ。芝居から妙に私のツボにはまった「きりゅー・こまざわ」。あ、女形からですか。
      はっきり言うて、無表情。でっかい、ごっつい、でも顔はうっすい無表情。
      なのになぜだ、じぃっと見てまう、見させる雰囲気が、力がありはる。ツボにはまる。
      初日から3日間ゲストだったそうです。ああ、もっと観てみたかった。
けい:「都会の雀」
      座長のお弟子さんなんでしょうか。「女アイカワ」「女だけどアイカワ」な雰囲気、化粧、仕草、踊り。
      イロケ、色っぽい感じ、どろぉり、うふ〜んな都会の雀。はじめてやそんなん。おもしろいなぁ。
座長・女:「?」〜「GENYADANA」
      まずは和風女形から。うふぅん。倒れこんでよりかかって、ウインクも。いえい。
      ツートンカラーに桜。ちょっと傾いて、数秒かけてウインク、振り袖持って、キメっ。ほんに憎らしいね。
芝瞳・女:「?」
      赤いカツラで攻めるわよ。顎に手をやったり、人差し指、ぴんってやったり。父のコよ。でも若いのよ。
      これからどうなるか。うふふ、みてってちょうだい。ぼく、シドー。シド&アイカワ。
      女形の方がニタッと笑ったり、にこっとしたり。だから、観てて好きかな。しんどくなくて。
座長・女:「言葉にできない(たぶんEXILE ATSUSHIバージョン)」
      出ました、ふりふり、ピンクの洋風女形。うれしくて、うれしくて言葉にできない…客多数…のはず。
      ああいうふりふりふわふわの着物はなんか誰が着てもネタっぽいのに、
      アイカワが着るとネタっぽくないのはなんでやろうね。おもしろくて、おもしろくて、言葉にできない、
      から、写真いっぱい撮るワシ。笑
輝龍:「冬牡丹」
      出た。出てきてくれた。待ってた、みたかったよ、きりゅーさん。
      普通の冬牡丹じゃなくて、アレンジバージョンの冬牡丹、あら、そんな、普通バージョンじゃないので
      踊りはるねや、若いコみたいに。(いや、この方もまだお若いでしょうが)
      そんなとこがツボにはまりました。無表情なのにアレンジバージョンで、ゆーっくり、のーっそり、キメ。
      なんかツボです。ツボです。きりゅーさん。
ラスト:「?」


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訳あって、てか、意地があって(?)先月は大衆演劇を一カ月お休み、というか離れてみていました。
が、月が替わりました。ので、まず行かねばならぬのは新装開店した浪速クラブ…そこには…出たっ、アイカワ!
いいね、やっぱ、本当に面白い、いろんな意味で当代一だと思います。好き嫌いではなくね。

そんなアイカワに関しては以前にも何度も書いているので、今日はこんな感じで。
以前の記事【脱ぐ/脱がすア・イ・カ・ワ】篇、【愛してアイカワ、恋させてノボル】篇もよろしければお暇な際にどうぞ。笑
(ちなみに本日はお芝居、すごく面白かった…『遊侠津軽』…ので、これについてはまた改めて色々と。ふふ)

え、私?私は今≪むかし、アイカワみたいだっただろうなぁ≫な役者が、≪その女形ゆえに≫好きです。嫌いだから好きです。なんのこっちゃ。笑

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オトナの『堕落論』 -まだまだ会長もね。篇-
嗚呼。私たちはなんで“アナーキスト”が好きなのでしょう。 嗚呼。私たちはなんで“ナルシスト”に自ら進んで堕ちていくのでしょう。 これは「性」。「性」と書いて「サガ」。まぁ、なんて「業」。「業」と書いて「ゴウ」…GO! 「俺なんか逢わなけりゃ幸せになれたのに」?いいえ、そんなあなたに逢えたことが幸せ。 黒役者、舞い舞い舞台の上に飛んだ…蝶ちょ蝶ちょ、オレの肩にとまれ…。 これがオトナの『堕落論』。遠くを向き佇むナルシスト、キザなアイツによろしく哀愁。 ...続きを見る
桃花舞台
2011/04/03 04:28

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
桃さんの「アイカワ評」ほんとに面白いわぁ♪
今夜も笑わせてもらいました!!
みかん
2011/04/02 21:05
笑っていただけましたなら是幸い。笑

アイカワ。嫌いだけど好きです。
すごい、かっくいいじゃん、と思います。

私、嫌いなもののほうがジッと観る、観たくなるみたい。
嫌いなものの方が、方を愛してまうみたい。
追って、書きたくて、燃えてしまうみたい。ほんとに。
桃♪⇒みかん様
2011/04/03 17:06

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