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zoom RSS 喜劇の話 特に 大衆演劇の喜劇から気付いた喜劇の面白さの話

<<   作成日時 : 2011/07/13 03:33   >>

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告白します。
ワシ、これまで藤山寛美の芝居
ってか松竹新喜劇の良さがあまり解りませんでした。

吉本新喜劇は、ギャグ、ギャグ、ギャグ。

ホンマはそうやないねんけど、でも、今んとこは、ギャグ、ギャグ、ギャグ…に、筋らしきもの。

でも松竹新喜劇は、何、ちゃんとお話。

だからそういう意味では好きでした。

けど、正直、泣いたことも笑ったこともなかった。

それよりも「なんか古臭いなぁ」「んな訳ないやろう」、
「見えっぱりやなぁ」「そんなん今どきないやろう」ばっかでした。

学生時代、こりゃまた憧れの人のひとりである、
雑誌『上方芸能』の木津川計先生にお会いしたとき、
会う、ちょっと前に松竹座で観た『人生双六』(渋谷天外×桂ざこばver,)を観て、
たまっていたストレスと気になっていた矛盾点を、
初対面にも関わらず、全て包み隠さす言って、呆れつつ、笑いつつも、
「面白いね君」と褒められた(?)くらいです。あ、これ、何の自慢にもならんね。笑

「泣き笑い」ってのの、意味が解らなんだんだ、きっと。

だからそれよりも矛盾点のが気になったのだ。

だから、だから、「時代錯誤」と思ってたのだ。

古臭い、じじばば好み(なんて失礼かつアホな感想)、
だから、今、松竹新喜劇やっても客入らないんだよ、松竹座、南座…なんて。

けれど…

ワシ、解るようになってきた、その面白さが。

「笑い泣き」が。

その、ギリギリの笑いが。

泣きそうなのに笑う、笑いなのに泣き。うん、「そこ?」「そこですか?」な笑いが。

ワシね、お笑いなどの台本もたまに、たまにやらせていただくのですが、
どうにもこうにももひとつぱっとせんというか、
うまいこと進まんのは、「わざと笑わす」のが、好きじゃないからなんです。

とってつけたようなギャグ。

笑わしたろ!ここ!ここですよ!な「どや顔」のギャグ。

身内笑い。

特定のひとだけ笑ったらええ笑い。

媚びた笑い。

自信の無さが引き起こす、自信の無さゆえの、浅い軽い笑い。

…嫌い。

そのギャグの向こうに「どや顔」(素の顔)が見える…キがする、と笑えない。

(ので、作れない)

それより、もっと、人間の「ナカミ」から出てくるそれを、笑いたい。

それはもしかしたら笑いじゃなく、笑ったらあかんかもしれんこと。

でも…もしかしたら笑うしかないかもしれんこと。

トホホだったり、ワハハだったり。

どうしようもなかったり、でも、続けること、生きてくことしか無理だったり。

泣きそうで、でも、笑う。

笑ってまうのに、泣く。

それってカシコなんかアホなんか。 アホなんか、カシコなんか。

解らへん。

解らへんけど、笑う、わろてまう、笑うしかない。

せめて、笑いましょ、わはは、ははは、とほほ、ふふふ。

ええなぁ…人間って。

んもう、どうしようもないなぁ、人間って。

ばっかだなぁ、素敵にアホだなぁ、人間って。

…ええなぁ。

松竹新喜劇の芝居は、寛美さんの芝居は、そんな笑いの芝居が多い気がします。

と、最近、気付きました。

誠にお恥ずかしい。

けれど、ほんま、そんな気が。

ってなことを気付いたのは、に、気付いたのは、

今追っている「大衆演劇」という
妙でケッタイで、ゲンジツで情で、人間人間人間でぐっちゃぐちゃな面白世界、

の、舞台で、かかる、寛美芝居を観て、

その面白さを主観客観両方で、気付いたからなのかもね。

画像


ははは。

相変わらず寛美の完コピって、もひとつ好きになれんし、
身内笑いって、やっぱ、もひとつ、好きになれんねんけどね。

けど、その「おはなし」の面白さには、「くぅーっ」です。

人生双六、大阪ぎらい、色気噺お伊勢帰り(これ、ホンモノも大衆演劇のもめっちゃ好き。香川登志緒、すげー)…

やっとその面白さが、この歳で(※遅いよ!)、解るようになってきました。

やっぱ、「近い」舞台、人間臭い皆(舞台・客席共に。笑)だからこその、大衆演劇での舞台だからかな。

いや、それとも、ワシが芝居(を観ること)を通して、

ちっとは身になってるっつうか、勉強さしてもろてるというか、

酸いも甘いもなオトナげを身につけれるようになったからかしら。

…なぁーんてね。

ふふー。笑

そんなワシは、何年も前、まだニガテな接客業でアルバイトをしてた頃、

ちょっとええ機嫌ほろ酔いだった当代の渋谷天外さんに、

「ねーちゃん、釣り要らんわぁ」と言われ、

「あ、こんな少ない釣りやったらこちらも要りませんわぁ〜、おあいにくさま〜」

と返し、

「…ねーちゃん、あんた、おもろいなぁ」と褒めていただいた人間です。

…しょーもな。笑

(※まさかそんときゃその酔っ払いがいつも舞台で観てる天外さんだって気付かなかったのよん。笑)

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ってことで、勉強中…のはずが、結局、台本より文章の仕事がやはり性に合うワシ、
お師匠のひとり(爺先生)にも
「文章は立つのに台詞書くのはヘタ。お前は何書いてもお前。ええ意味でもやが」と言われるワシ、
そうして、やはり台本ではなく文章を究めよう、と、
で、そんな仕事のが多いワシ、やっとそんなでちょっとはカタチんなってきたワシも、
また、改めて、ちゃんと、台本のお勉強、放ったらかしの台本の勉強も、暇と余裕を見つけてしてみよかしら、とかも。

そんなワシは、むかしっから、吉本系の方々に「書いたり好んだりする内容が松竹風」と言われる。えーー。笑

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