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zoom RSS 賭けた命の度根性 滲む役者 燃える勝負の『男の履歴』

<<   作成日時 : 2011/09/01 04:49   >>

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画像滲んでいました。
いや、ワシには滲んでるように見えました。
「男の履歴」が。
ちっこいカラダ、黒い着流しに入れ墨、急遽決まった、男の「チェンジ」。
それは男の、役者の「ええ仕事」。
きっとこれこそ、城見て、見てきて、今、
今もかーっくいい男の、いや、今、今だから格好いい男の、「男の履歴」。

旅の役者って仕事ぁ、さぞ楽しかろうと思います。

でも旅の役者って仕事ぁ、さぞさぞしんどかろうとも思います。

「ああ、しんど」とか。
「ちゃんと観ろよ!ばか!なんで解らんねん!」とか。
もしかしたら、ふと、
「自分何しとんねや、これでええんか」とかも思ったりもする?

いや、そんなん、どんな仕事でもせやねんけどさ。

うん、ワシも毎日こっそり泣いてるねんけどさ。笑

でも、舞台と客席があんだけ近い距離、人間と人間の距離があんだけ近い世界。

虚実ないまぜごっちゃ混ぜ混ぜ混ぜな、かの世界。

華やかなりし世界、人間ばかりの人間咲き誇り咲き乱れている舞台世界。

毎日毎日、きゃあきゃあきゃあきゃあアホみたいなワシら客の前の、彼ら彼女ら。

だからこそ、やってられへんときも多いと思うわ、気合い入らんときもあると思います。

お家とか帰ったろかー、とか、どっか旅にでも出たろかー、とかさ。

…あ、いや、毎月旅してる訳やけどさ。そうじゃなくてさ。笑

その「男」も、以前は、たまにそんな風に見えたことが結構ありました。

1〜2年くらい前かな、流れてきて、ちょいとした頃(笑)、結構あったように(ワシには)見えました

けど、せやのにその「男」、せやのに、やたら誰よりも巧いように見えてね。

プライドと素(ナカミと、役者と人間のせめぎ合うようなその目とその踊り。

で、その舞台姿になんだか不思議な空気を感じました。

今、思えば、それがワシが注目したきっかけだったかもしれません

華やかなりし時代から流れ、東の土地から流れ、いろんなもんから(知らんけどさ。笑)流れて

子供の頃は歌い手さんだったり、一番いい時代、日本中が超華やかだったいい時代は女(形)だったり。

けどそれから、なぜか解らないけれど、滲んでいるように見えたその空気、
いや、その雰囲気は直観的にワシのアンテナに引っかかり、とても目が行き…。

けど、その“滲み”に魅かれ、
そこからちょっと気を入れて観るようになってからはそう、前の記事にも書いたような、「着流し一枚」が多く…。

流れた直後、女しとるとき「お?」って思った「女形というものが好き」なワシは、
「ああ、もっと、女、観てたいのになー」と、ちょっと残念だったり。笑

なんか、なんかが、誰よりも滲んでるような、そんなそんなひとりの「男」のとある踊りを先日、観ました。

“初体験”!笑

この格好、あの曲のときしかワシ(※あくまでワシは)観たことない!

だから、帰り、何をさておき、でも、ごまかさず(ワシこれでも人見知り!)、「あの曲??!!」

ほなな、それ。

いつものその格好でするあの曲を踊る予定だった。けど、その曲、北島三郎。

でも自分の出番の前の、ぱぁっとした、ぴっちぴちのカッコイイ若手君。彼も北島三郎を踊ると知った。

で、だから急遽、“チェンジ”!?笑

そのどこまでがホンマで、裏がどんだけ大変で、は、客席のワシなぞには解りません。

けど、

きっとその、若いコ君への気遣いとか優しさとか、そんなんで、

「うわ、この衣裳しか出してへん!急遽、曲、変更せな!」ってなっても、すぐに、その格好に似合う曲を選んだ。

そして、客席から観たその格好と曲の「セット」は、ぴったりだった。

これは客席から、目に見えた、事実。

観ることが出来たその曲は、大木伸夫歌う、『男の履歴』。

滲んでた(ように見えた)よ!

…「男の履歴」が!笑

男の「チェンジ」、それはこの日この男の「ええ仕事」、きっとこれぞ、「男の履歴」によるもの。

きっとワシらなんぞには解りもせんような大きなこと(漠然。笑)を積み重ねてきはった「男の履歴」。

酸いも甘いも何もかも噛みしめて流れてきての今、それでも今日もニッコリ…

「白塗り茶色塗りアルカイック不思議スマイル」の、でも、時折出る、ガッ!ギラッ!なあの目の「男の履歴」。

きっと意外とものすごい気遣いと、ワシ(ら)には解らんであろういろんな気持ちの「男の今」。

いや、そんな“感情論”だけではなく、確かな“技”。

元・女(形)やから姿勢的にちっこく見えるのに、

でもなぜかその入れ墨の肉襦袢を着たその格好は、でっかく、「男!!!」に見える「男の履歴」によるもの。

過去に女形だった「男」が今、それをカッコヨク似合って踊るのは、やっぱ、女形でなく確かな“テク”。

女形だったけど、男の、燃える勝負の「男の履歴」「役者の履歴」。

そう、それはきっと確かなテクニックと技とを持った「役者の今」。

受けた啖呵に絡む酒、燃える勝負の男の履歴。

ああ、きっと、「戦って」はるんやろなぁー。

…あんなん観てもうたらあたしも燃えるやないか。笑

なのでぺーぺーではありますが、こっそり隣に、いや、後ろに付け加えさせ、

付いて行かせて下さい、「女(モノカキ桃)の履歴」。(うっとーし!笑)

ね、おっちゃん。いえ、「見城たかし」さん。


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『男の履歴』が発売されたのはワシの生まれた年です。
んでもって、この役者さんが座長になってすぐくらいの年です。…あーぁ。笑

雨の神奈川ぁ〜、ってあれ(『神奈川水滸伝』)、あれもそりゃァ、観たかったけれど、
けど、今回のこれは、もう、ほんま、そりゃ、格好いい踊りでした@8月、四日市ユラックスにて。

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