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zoom RSS 厚い化粧に憂いを隠し、酒で涙をごまかし継ぎ、継がれ、継がせ -『花街の母』-

<<   作成日時 : 2011/09/18 04:49   >>

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画像ひとつの芝居が、「継がれてゆく」。
過去に、誰かから誰かに継がれたその芝居が、
また、あたらしく、若い誰がに継がれてゆく。
その瞬間を観る。
こんな幸せなことはないんちゃうか。
しかも、客として、ちょっと情を寄せてる
(あ、はい、つまり好きってことでいいよ。笑)
そんな役者さんが絡んだその芝居、その瞬間を観る。
こんな幸せなことはないんちゃうか。
…あ、最後4行の文は、ちょっと、余計ですかね?!笑

この1月、
とある「貰った(継いだ)その芝居が、次に継がれる」、
その初演を、観ました。

(『唐人お吉』の後篇っつうか、完結編っつうか、大掛かりな方。
先日、座長が襲名の周年公演でもこれをかけておられました)

あ、正確には、
あたらしいお芝居が、継がせ、継がれ、舞台にかけられ、という日・時は、以前(前の月)にも観たりしたんですよ。

(例えば『唐人お吉』の大掛かりじゃない方。シンプルな方。
ワシ、こっちも好き。好きなシーンがある。てか角度違えて2つあるって面白いですよね)

が、その1月に初演された方は、
ちょっと大掛かりで、ちょっと大変っぽくて、せやからきっと、皆の想いもそれゆえ、ぎゅっと詰まっていたみたい。

だから、関係ねぇワシも、無駄に感情移入いっぱい(気持ちわるいね。笑)になりましてね。

主観と情丸出しでこんな記事、ひとつふたつ、書いた次第です。…ね、でもこれ、いい記事よね。(え?!笑)

過去に、誰かから誰かに継がれたその芝居が、また、あたらしく若い誰がに継がれてゆく。

それが「カタチ」(芝居)になるって、なんて、すごいことなんだろう。

そして、それをワシら、客席で観られることって、なんでシアワセなことなんだろう。

そんなことを、先日、また、改めて、感じさせてもらいました。

うん、また、とある「貰った(継いだ)その芝居が、次に継がれる」、その初演を観たのです。

それは、芸者さんの芝居。

したたかに、たくましく、あったかくあったかく生きてく芸者、ううん、ひとりの女性…“姥桜”のおはなし。

芸を売る芸者さん、でも芸者さんでありおかあさん…一人の人間なのです。

なりふりかまわず、ナニを言われようと人…子供(娘)のために花街で働いてる。

でも、ちゃんと芸は持っているのです。

けど、それだけじゃもう歳もあって食うてけへん。

だから、必死のパッチで生きてってる。

そんな役者さん…あ、じゃなかった、芸者さん、のおはなし。

大衆演劇の世界では有名(は言い過ぎ?)なお芝居、あのえ〜ぇ演歌を使った芝居、『花街の母』という芝居です。

ワシ、それ、今回、教えた姥桜が今よりちょっと若い頃にやってたのを、映像で、観たんだ。

だからより余計に無駄に、別にワシ関係ないのに、ただ1客席の、1客なのに、ドキドキ、ソワソワしてしまってね。

若葉しげるさんから、見城たかしさんへ・・・。

あ、いや、他にもいろんな座長さんがやってるし、継いではるようやし、

どう継がれたりどう貰ったりもしかしたらパクったり、その辺はワシには解らん。

けど、そんな『花街の母』は今、もしかしたら、ちょっと早いかもやけど、紅大介くんに・・・。

ああ、

ワシら客は、

芝居…だったり、踊りもせやけど、

芝居という「カタチ」を通して、

人が人に想いを、生き方生きざまを伝えていくことを観ているのですね、観せてもろてるのですね。

若い人よりもちょっと長いこと生きてきて、

せやからいろんなこと経験してきたそんなもの・こと全てを舞台に滲ませるひとたちが、

若いひとに、

芝居というカタチ、芸という「カタチ」(芸・芝居)を通して、

想いを、いや、想いと共に生きてきた歴史や経験や人生論や・・・を渡していく…

そんなものを、「カタチ」(芸・芝居)を通して、観ているのですね、観ることが出来るのですね。

観る前、関係ねぇのにドキドキソワソワ落ち着かずだったワシ、

でも観出したら、妙に冷静で、

でも、芝居も人も「大嫌いだけど大好き」なワシ、

ふとそんな風に感じ、グッと来ました。

笑わせて、泣かせて、
んもうどうしようもなく逞しく、
けど、繊細な「芸」者=人間が描かれたその芝居の内容とも相まって、グッと来ました。

さくら、さくら。

パット咲き、パッと散るけど、でもまだまだ、みんな、どんな桜も、命の限り、咲き乱れ、咲き誇っているんですね。

したたかに、たくましく、厚い化粧に憂いを隠し、酒で涙をごまかして、

でも、それでも、あったかくあったかく、生きて、咲いてるんですね。

昼は必死のパッチで状況や説明を台詞でしようとしてた“車屋のたっちゃん”、

自分が若いときから演じてきたその芸者“奴”役を

もっと若い内からもう演じるキラキラの座長をサポートしているように見えた今、“姥桜”の“たっちゃん”は、

夜、ええシーンで、

若い座長演じる姥桜の芸者さんの想いをきき、

「なんだよ。俺まで泣けてくるじゃねぇかよ」、って言うてました。

…なんだよ、関係ないワシまで泣けてしまったじゃねぇかよ。笑

…あ、最後1行の文、やっぱ、余計?!

うん、でもね。笑

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むずかしいだろうな、でも、とても好きな芝居です。

おつかれ、おかあちゃん、あ、間違った、お父ちゃん、あ、じゃなかった、たっちゃん、あ、これもちゃう、奴ちゃん。
…あ、もう、どっちゃでもいいや。笑

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