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zoom RSS 大衆演劇人生劇場-センターと役者と飛車角の爺ちゃん、舞台と客席-

<<   作成日時 : 2011/09/02 23:00   >>

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舞台から芝居好きな役者さんが訊かはる。
「明日のお芝居、何しようか迷ってます。ここで今決めようと思います」
「『赤城山』、『飛車角』、『座頭市』…」
ほな、すかさず客席から声が飛ぶ、「飛車角!!!」。
これ、先月のおはなし。三重県のセンターでのおはなし。
そんなことが、そんだけのことが、でも、凄ぇ、
「ええわぁ、ええなぁ」「たまらんなぁ」って、嬉しくて、楽しくて。

これ、役者さんからしたら、凄ぇ嬉しいこととちゃうかなぁ。

これ、ワシのようなちょいキモい芝居オタクには凄ぇ嬉しいことやってんなぁ。

それは芝居がすごく好きな劇団。

うん、ショーも好きやと思うけど、でも芝居がすごく好きな役者さんらの劇団、芝居が凄い、いい劇団。

(だから、ワシ、好きな劇団。あ、どうでもいいか)

(%、じゃなかったら、飽きっぽいワシがいろんな理由どんな理由があっても観続けない劇団)

そして、そこは芝居がすごく好きなセンター

そんなん客全員に聞いた訳やないから解りませんけど、
芝居観てるときの客席の雰囲気…

センターやのに…という言い方は失礼というか語弊を招きそうやけど、

でも劇場という場所ではなく、
芝居1番でなく温泉が1番の目的御飯が1番の目的の人だっているだろうセンターやのに、
でも、芝居観てるときの客席全体の雰囲気が、
なんというか、ほんまに「観てる!!」「ちゃんと観てる!!」って感じで、

せやから演る方も演り甲斐ありそうで、それは舞台にもちゃんとあらわれてて、

せやから、ワシは、
雰囲気で、肌で、「芝居がすごく好きな(お客さんの集まる)センター」と感じました。

だから芝居がすごく好きなその劇団はとても気持ちよさそうに劇場のように演っていて。

せやからワシもとても行って良かった、
アーンドめちゃめちゃええ芝居を観ることが出来て嬉しかったとこ、場所、ときでした。

そんなセンターでのとある一日、ショーの終わりがけ、唄終わって、役者さんが聞いた、

「明日のお芝居、何しようか迷ってます。ここで今決めようと思います」

ほな、すかさず声が飛んだのよ、「飛車角!!!」って。

…うわぁー…。

これが、たまらなくってね。嬉しくってね。

ああ、これだこの瞬間だって、ネ。先月の話なんだけど、ネ。

声の主はガラガラ声のおっちゃん(爺ちゃん?)でした。

喫煙室行ったら、偶然、出会って、アホなワシは捕まってしまい、ほんで発覚したのです。

人見知りのくせにホイホイお調子者のワシなので、
顔見知りとなった方と芝居話してたら、
そのガラガラ声が、「さっき『飛車角!!!』言うたん、ワシや!!」って。

あ、どうも、アピールありがとうございます。

嘘嘘、うわ、あなたでしたか。…もとい、「うわ!あれ言うたん、おっちゃんやったん!?」

「そうや!ワシや!」

(※こういう人の一人称「ワシ」には敵いませんな。笑)

うわー!ありがとう!

「おお!ねぇちゃん、飛車角好きか?!」

好きや!ごっつ好きや!

「飛車角ぅ言うたらな、あれや、東映の映画で鶴田浩二が演っとったんや。
ヤクザや!がっちがちのヤクザ映画や!宮川は高倉健やったんや!」

…以下、「東映やくざ映画とワシ」に関する長い長い話が延々…。笑

いや、飛車角も嬉しかってんけどな。うん。ほんまに好きやねんけどな。

そうやけど、そうやなくて、いや、それだけやなくてさ。

舞台から役者さんが投げかける。明日の芝居、って、投げかける。

ほな、すぐ反応が返る。

ちゃんと、ちゃんと“みてる”、ちゃんと“知ってる”人から、これ!ってのが返ってくる。

それって、舞台側の人らからしたら、ほんまに嬉しいことやないかなぁ。

そんな客席の前の舞台で演るって、ほんま、楽しいことやないかなぁ。

そんなセンターで、そんな劇団が、そんなお客さんらの、前で演る。

これって、めちゃええ場、めちゃええ時、めちゃええ関係、なこと、や、ないかなぁ。

遠くて近い、近くて遠い、
でも近いことがややこしくも魅力の、「大衆演劇」という演劇の、芝居、

その舞台と客席という関係、空間に、於いて。

これって、めちゃええ場、めちゃええ時、めちゃええ関係、なこと、や、ないやろか。

画像


ワシ、「うわぁ…」ってなってね。

「ええわぁ、ええなぁ」「たまらんなぁ」って、嬉しくてね、楽しくてね。

ワシなんて別にたった客席の片隅の1人なんやけどさ、

でも、なんか、もう、しあわせになりました。

うん、ああ、翌日の『飛車角』を観るその前からもう、嬉しく、楽しくなりました。笑

(もちろん、翌日、ひさしぶりに観ることが出来た『飛車角』は超嬉しかった。笑)

喫煙室で出会ったおっちゃんは、

ちょい困り顔で

「言うてしもたさかい、明日は昼はよ仕事終わらせて来なあかんわぁ。大変やぁ」

ってタバコ燻らせながら言うてました。

が、そのちょい困り顔は、ワシには、どっか、だいぶ、どや顔に見えました。

…こういうの、たまらん。あたし、たまらん。

せやから、その後の
長い長い東映ヤクザ映画話も、ヤクザ映画とワシ話も、
タバコ吸い終わってもちゃんと全部、喋り飽きはるまで、ワシ、聞いたで。笑

大衆演劇からではなく、
演劇全般が好きで、そっから大衆演劇を知って、観出したワシは、
よく、そんな関係の方から「なんで大衆演劇?」と聞かれたりすることもあります。

その理由はいつもうまいこと説明出来ない、いや、説明しきれないことが多いのだけれど、

これ、こういうトコ、なんじゃ、ないかな。

うん、芝居が好き踊りが好き、人が(嫌いだけど)好き、ってのが理由なんだけどサ。

つまりは、この、

遠くて近い、近くて遠い、でも近いことがややこしくも魅力の、「大衆演劇」という演劇の、

その芝居、その芝居(舞台)の面白さ、

と、

それだけじゃなく、

その舞台と客席という関係、空間、みたいな。

そんな、もの。

そのセンターとその劇団と“飛車角のおじちゃん”はそんなことを気付かせてくれました。

ふふふ。

ええなぁ!もう!

ええねぇ!ほんまに、もう!

ほんまはなぁ!ワシの芝居のほんまの好みで言うたら、ほんまは「赤城山」が良かってんけどな!笑

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翌日も会いましたわ。帰る寸前まで会いましたわ。
「あ、飛車角のおじちゃんや!」「あ、うっさいのが来た」…うるせぇ。ワシ、人見知りよ?笑

飛車角のおじちゃんはヤクザモノがお好きのようだったので、
「おじちゃん、さっきの入れ墨踊りのヤクザみたいな格好の『男の履歴』かっこよかったよなぁ!」と言うたら、
「あれか!ありゃうまい!ありゃケンジョーさんや!おとうちゃんや!」と返ってきました。笑

うん、おとうちゃんはおとうちゃんや。けど、おとうちゃんは飛車角をやっとったあきらさんや!笑

…おもろいなぁ。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
桃さんが書いてた、舞台と客席の素敵なやりとりってこういう事なんですね。
うん、確かにステキです(^∇^)大衆演劇の魅力が少しわかったような気がします

しかし、奇跡を起こした張本人は見城さんとあきらさんをゴッチャにしていたのか…(笑)
はんつー
2011/09/05 23:45
んーん、
お歳を召している…という意味の
「おとうちゃん」だったみたい。

「座長のおとうちゃん」の方にプレゼント…お礼の品をあげた
って言うてたから、ちゃんと解ってはったみたいです。

さすが、芝居好きのおっちゃんは、ちゃうなぁ。笑
桃♪⇒はんつー様
2011/09/06 16:37
あ、じゃあ見城さんは年齢がおとうちゃんで、あきらさんは座長の父という意味のおとうちゃんですか。ついていけない(~_~;)
やはり奇跡を起こすだけの事はあったんですな(?)
はんつー
2011/09/07 01:06
わかんない。
別にそんなのどうでもいい。笑
桃♪⇒はんつー様
2011/09/07 01:26

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