桃花舞台

アクセスカウンタ

zoom RSS 槍 -二代目 恋川純-

<<   作成日時 : 2012/05/29 16:12   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

かかる折しも一人の役者が舞台をけたてて、
サク、サク、サク、サク、サク、サク、サク、―、
『あれ誰?!』、『おうッ、二代目かぁ!』。
二代目 恋川純(「桐龍座 恋川劇団」)の『俵星玄蕃』は、無敵です。
そんな二代目を観るとアタマに浮かぶのは、「若年寄」という言葉です。

2か月前に新開地劇場で行われた座長大会(※姫錦之助座長の周年公演)で踊った
THE『俵星玄蕃』は最強でした。

申し訳ないけれど、
あの壮大なイントロが流れてきた瞬間、ワシは爆笑した。

「きたー!(笑)」

他人(ひと)の周年で、他人(ひと)の大会で、『俵星玄蕃』。

この曲、8分あるんだよ。
確か、フルで流すと、8分17秒かなんかなんだよ。
確か、日本で一番か二番目に長い歌謡曲のはずよ。

なんてKY。

さらに、
その『俵星玄蕃』は、凄かった。凄く、良かった。
この8分間は堂々の主役だった。
いや、舞踊ショーの個人舞踊部門で主役、
たぶん個人舞踊としては、
どこの&誰のファン・どこの&誰の贔屓は放っておいて、一番拍手をさらってったように見えた。

ホント、KY。

でっかいでっかい三波春夫が、
でっかいでっかい声と振りで歌い、語る『俵星玄蕃』。

でっかいこの曲は、でっかさゆえに、踊るだけで評価されることが多い。
「この曲を踊った」ということだけで
下手だろうと、似合ってなかろうと、マダマダだろうと、「良かったわぁ」。

でも、二代目の『俵星玄蕃』は、そのKYな『俵星玄蕃』は、KYなくらい、凄かった。

何かが憑いていた。

いや、彼は気ぃがめっちゃ入ってるときそんな風に見える芸風(に見える)。
すっごい「気」と、すっごい「集中力」。
言い訳しない、ブレない、自分で自分のスイッチをオンして、入り込む。
それって、たぶん、ものすごい「精神力」。

「芸」に完璧なぞないと思うけれど、完璧に近いところに、イケてたんちゃうかなぁ。

そしてそんな彼は、
若いけど、完璧、に近いところにおり、
その栄光のロードをぼちぼちやけど、歩きよるんとちゃうかなぁ。

曲がいい、この曲を踊ったことが凄いのではなく、
本当の意味で良かった『俵星玄蕃』を観て、そない思わされました。

んもう、なんて、カワイゲがないあの姿、あの芸風。
「みっちり」としたあの姿。
父そっくり そして、兄そっくり、堂々としたあの姿、あの芸風。
まるで、若年寄。
ホントに「カワイゲ」がないくらい…凄いね。

兄がどっかいっちった(笑)とか、
いろいろあったようで、
でも、そのいろいろは、よくわからない。
我々には、わからなくていい。

でも、きっと神…ってのがもしおったとしたら、
そいつは、「大物」には、大きな試練を与えるのではないか。
「大物」だからこそ、大きな試練を与えるのではないか。

彼は「本物」だからこそ、大物だからこそ、
若くして、こんな色々な試練が与えられたのかもしれないね。

でも、彼は、
サク、サク、サク、サク、サク、サク、サク、―
確かな「芸」という「槍」を持ち、堂々と試練に、運命に立ち向かってゆく…。

同世代の若い役者さん・座長さんの中でも、
これから、最も、本当に凄い大物になるのではないか。
そう思わされる役者さんのひとりです。

「人生」なぁーんてもんをふと考える時(大袈裟?)、ふと思い出す、あの凛々しい『俵星玄蕃』の姿です。

人気ブログランキングへにほんブログ村 演劇ブログへ
にほんブログ村
むかしっから断然村田英雄派のワシですが、たまに聴きたくなる三波春夫なんです。
で、ふと、思い出して書いた記事。

あ、日本で一番長い歌謡曲は、たぶん、さだまさしの、あれです。笑

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
槍 -二代目 恋川純- 桃花舞台/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる