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zoom RSS 美意識と美 -同魂会会長・誕生日の女形-

<<   作成日時 : 2012/06/30 11:31   >>

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画像女形のステージ。
52歳のお誕生日公演夜の部。
いったん閉まった幕が空いて
ぴょんっと舞台に飛び出てきた会長の鬘は
白? いやシルバーに青(水色)のメッシュの入った鬘。
その鬘は会長に、会長だからこそ、
とても似合っていたように見えました。

「同魂会」・紅あきら会長には≪美意識≫を感じます。

時に「俺流」過ぎて、
ワシら下々の者には付いていけないほどのその美意識。

数年前(3年前の9月)の大阪公演千秋楽間近でも、
舞台上で「もう女形はしません」宣言されました。

その後、会長はまた女形をされるようになったのだけれど、
でも、あまり、そう、立ちに比べるとノってはいないように感じました。

でも、この日、52歳のお誕生日公演での女形はハッと目を引くもので。
なんだかノっておられるように見えて。

あ、ウキウキノリノリという意味ではなく。
「自分スイッチ」がちょっと入ってはった(入れてはった)ように感じたというか…。

五木ひろしのロス・プリモスカバー(『たそがれの銀座』)のメロディーに合わせ、
朝日劇場の大きな舞台の上手と下手(舞台の右と左)に飾られた、
華やかな花に負けぬあのオーラで、
シルバー青メッシュの不思議な鬘の、女形。

ハッキリ言って、ワシはこういうヘンテコ鬘は好きじゃない。(※若い役者さんでも)

でも、似合うんだよ。
これが。
若作りや無理をしているようには全然見えないんだよ。
この鬘。この姿。この圧倒的なオーラだからこその、ステージは。

新しい鬘だったのか、それとも借り物だったのか、わかりません。

でも、その女形のステージは、「今のこのひとだからこそ」の女形のように見えました。

きっと誰より高い≪美意識≫、男(と書いて、「役者」)の美学による「今」の女形舞台。

会長は女形というより、立ちの方が、今でも「客席の熱(テンション)上がる」率は高い。

誕生日公演でも『真夏の果実』(サザンではなく女性カバーバージョン)を踊る姿は
若い子よりも若い、カタカナで「カッコイイ!」そのものでした。

チョンマゲやなく茶髪のザックリした今風の鬘で、
客席から(ん?花道からだったか?)走るように出てきて、パッと振り返り、
手拭をピストルみたいにして、ばぁーん!ってな感じで、ウインクする姿。

「たまらんなぁ」とニヤケ顔になってしまうワシの後ろで、
ひとりのお客さんが、もう乙女のような声で「いやぁ!カッコイイ!」と言うてました。

しかしワシが魅入ったのは、この日、誕生日の、不思議な鬘での女形なんです。

似合うから。
そしてこの歳になってもこれが似合うのは、この雰囲気のこの人しか居ないと思うから。

だから。
もうやめるとかシンドイとか言わんと。
会長には、もっともっと、
ワシらがビックリするような「俺カラー」「俺オーラ」を振りまいて欲しい。

でも、あれだけの美意識、いや、男(やくしゃ)の美学がある会長だから、
他人がどうこう言うても、あかんかな。

「役者」(男)とはきっと、
他人には解らぬ自分との「戦い」なのだろうから、訳のわかったようなことは言えないな。

でもあの若い子みたいな鬘で踊る姿には、
ワシは、なんやかんや言いながらも「まだまだ!」「もっともっと!」を感じたのですよ。

「花は紅」、そして、この日は、「女形もあきら」。

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劇団大川@朝日劇場、6月27日、紅あきら誕生日公演、夜の部にて。

写真は別日(7月1日)撮影の、カッコイイ傘!

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「私」 -大衆演劇誕生日公演における『乾杯』から-
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そんな風にずーっとずーっと戦い続けて行くのですね、きっと。

しかし思いっきり自己主張してる傘だなぁ(ーー;)
これをさらりと持てるのはスゴイ
はんつー
2012/07/06 13:02
役者さんが舞台を続けてゆくことは、
私たち客席にはわからないくらいの「戦い」やないかなぁ…
なんて思います。

その姿を、簡単に「カッコイイ」というのは失礼なのかもしれないけれど、
でも、それってすごく格好いいことですよね。

傘とか着物とか、ね、名前とか入れたもの、いろんなところでよく見ますよね。
観始めた当初は「ひえー!」って思ってましたが、
最近では「そうだ!アイアム○○なんだ!もっとやれ!」(意味不明)って
思うようになっちゃったや(笑)
桃♪⇒はんつー様
2012/07/10 19:52

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