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zoom RSS 『惚れ神』の正しい鑑賞法 -「私」と大衆演劇-

<<   作成日時 : 2012/06/10 15:46   >>

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決して美形でない。
決して超絶巧いこともない。
一番後ろの席から観たら、
ゆでたまごに黒ゴマの目鼻みたいな座長が、
ふわふわ・フリフリの衣裳で、
変な舞台幕の前で、『惚れ神』。
超キュート!めっちゃええ表情(かお)!
東京の温泉センターの一番後ろの席で、ワシはのけぞって笑いました。
笑ったあと、本気で、ホロリ、涙しました。

惚れ神ってのが居るんですって。
それに会うたら、世の中がうつくしく見えて、生きることが楽しくなるんですって。
だから「惚れなさい、惚れなさい」。
という、このノリだけ曲『惚れ神』(石川さゆり)はよく大衆演劇でも使われます。
(※以前書いた『惚れ神』はこんなネタでした)

でも、ワシはどこの誰を観ても、でも、ピンとこなかった。
だって、ワシは芝居が好き、芝居っぽい「世界観」のある踊りが好き。

ところがどっこい、キタね。
東京の温泉センターの、ふわふわ・フリフリのゆでたまご? 温泉たまご?で。

関われば関わるほど厄介で濃い舞台世界=人間世界、「大衆演劇」。
舞台上も客席も「人間のナカミ」丸出しの舞台世界=人間世界、「大衆演劇」。
もう、正直、ちょっとホンマに嫌ンなってました。

と、いうより、ジャコ(雑魚)のワシには、
この極彩色の舞台人間世界は、どえらく強烈過ぎて、バテて嫌ンなってました。

けれど、やめられない。
もはや、麻薬のよう。

そしてワシには、この世界で、追いたいもの(ひと?!)がある。
やっぱり、しんどいけど、これは時間かけてでもカタチにしやなあかんと思うものがある。
そう、大衆演劇、いや、人間という「惚れ神」に、嗚呼、出会っちまったワシには…。

とある大学の研究室にて「大衆演劇の大衆性」を分析しようとされている教授の御依頼で、
舞踊ショーで使われる「歌」について深い講義をしに行った「講師・桃」が、
その出張ついでに、己の追いたいもの(うふ。)の一環として参った東京の温泉センター。

そこで出会ったのがこの曲、「惚れ神」でした。

やはりワシは身を持って、自分の足と目で「大衆演劇」「人間」を追っているのだ。
そら、シンドなるわ。
でも、それでも、やめられない。

嗚呼、どえらいもんに出会っちまったなぁ!
嗚呼、相当な覚悟決めるしかねぇよなぁ!

「オーマイガッ!」

画像


曲と、舞台上のキュートな座長さんと、
そして、業の深い変態チックな己と、
全てを重ねたり、全てに思いを馳せ、笑い、泣きました。

なんだか全てが可笑しくって、
楽しくって嬉しくってワハハでトホホで
ワシ、この曲この舞台(と、己)が愛おしくなり、
のけぞって笑ったあと、本気で、ホロリと涙しました。

でも、ごめんな、めっちゃキュートなふわふわ・フリフリ座長さん。

正確に言うと、ワシの「惚れ神」は、そこに、6年くらい前におったオッチャンやねん。

嫌やねんけど。

でも、そのどーしよーもない雰囲気のオッチャンは、
ワシの「大衆演劇」=「人間」への「惚れ神」だから。

もう、ホントに、「オーマイガッ」!(笑)


http://youtu.be/pBq93_kTeTU

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劇団翔龍@ファミリー湯宴ランド小岩 6月7日(木)昼の部にて。

2日間ほど「講師・桃」(研究手伝いのお仕事)として、
&「アホやけどモノカキ桃」(己の追うもののため)として、東へ行って参りました。
このブログのコラムになるものもいくつもありますので、また、追い追い。よろしければお付き合い下さい。

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合言葉は≪健やかなる時も病める時も≫ -不肖、モノカキ桃と大衆演劇と-
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桃花舞台
2013/07/17 14:20
『惚れ神』にみる大衆演劇のちょいワル楽しい魅力
『惚れ神』と云う曲があります。 超かいつまんで言うと、 ≪パッとせぇへん一人の人間が惚れ神≠ノ会った≫って曲です。 超要約して言うと、「ヤバい!惚れちゃった! ヤバい!ハマっちゃった! わー、この先辛そう面倒くさそう! でも楽しい!…たまらない!うふふ!」って曲です。 これ、ドMの快楽? いえいえ、これはオトナの高尚な遊び。 ハマり、惚れ、落ちて堕ちた己を客観的冷静に眺めてニヤリ、翻弄される事を「楽しむ」。 なかなかデキたアソビ方やない、精神的ちょいワル男女のアソビ方ホレ方... ...続きを見る
桃花舞台
2013/08/14 17:56

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
嫌気がさしてたけど、ゆでたまごさんに引き戻されましたか(笑)ゆでたまご様は大衆演劇の神様の使者ですな
やっぱ桃さんは大衆演劇から逃げられないですよぉ〜
はんつー
2012/06/15 12:33
逃れられないですかぁ〜?
やだなぁ。困ったなぁ、面倒くさいなぁ。
と、言いながら、腐れ縁のように行き、
超面白がってしまうのでしょうね。

ゆでたまごみたいにキュートな座長さんの舞台から
「しんどいけど、あんたの追いたいもんはオモロイから
やんなさい」と背中を押されました。(ん?)

近頃は大衆演劇の舞台をひとつ観ると、2日間くらいバテますが(笑)、
はんつーさんの背中押しもエールと受け止め、ガンバって、追います。

いつもありがとうございます♪
桃♪⇒はんつー様
2012/06/16 20:39

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