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zoom RSS 「THE 男!」芝居の面白さ -『天保水滸伝』から-

<<   作成日時 : 2012/07/13 15:54   >>

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先日観た「ガチ!」の『天保水滸伝』には痺れました。
有名な場面「笹川の花会」から始まり平手造酒が死ぬまでを、浪曲入りの芝居仕立てで!
ラスト、平手が血を吐いて倒れるときのBGMは長渕剛の『一匹の侍』!
血を吐く平手@長渕、そこに座長がカッコよくキメたナレーションで
「天保15年(だったよね?)8月7日、平手造酒ここに死す」!…うわぁ…!
(※正確ではない。それ系)

ワシはどちらかと言うと、ヤクザ物やら古典物の芝居(※映画も)が好きです。

国定忠治、平手造酒、石松、関八州親分衆…。
吉良常、飛車角、玉井金五郎…。

THE ヤクザ! THE 男!

でも、うん。もう、古いのかもしれないなぁ、そんな芝居は。

講談・浪曲、または在りし日の日本映画の中で馴染みがあった彼らは、
他に娯楽(テレビとか!)が増えた今、知る人が減り、
今では一部のおっちゃん爺ちゃんらや、一部その筋の人々(笑)のヒーローなのかもしれない。

だって今の世は、
例えば…
「草食系男子」がウケる時代、
チャン・グンソク君がきゃわいいきゃわいいと持て囃される時代、
中性的な男の子たちが人気を集めたりする時代。

そんな今の世は、
例えば…
いろんなイケメンが、今の馴染みのポップな曲で踊る華やかなショーが、
もしかしたらカタい芝居よりも注目を集め、
流行るのもむべなるかな、な時代なのかもしれない。

けれど、残さなあかんのちゃうかな。
いや、残って欲しいなぁと思います。

こういった芝居をガチでやる劇団(得意な劇団)って、
たぶんワシらには解らぬくらい苦心してはるやろうけど、
格好ええなぁ、続いて欲しいなぁ、流行って欲しいなぁ(難しいかもやけど……)と思います。

今にウケる新作芝居をいっぱい作ったり、
アニメを芝居にしたり、新感線オマージュ的な「今風時代劇」もいい。
いろんな劇団があるし、いろんなカラーがあるし、
ひとつの劇団にも日替わりでいろんなお芝居があるし、うん、だから、面白いねんで?

でも例えば、
落語でも
新作落語の方がとっつきやすいしパッとその場では受けやすいかもしれへんけど、
古典の面白さを続けてゆくって大事で、
その面白さって、「切り口」次第では今も伝わると思うのです。

なぜならその中には時代は変わっても変わらぬ
「大事なもの」が、(極端なりとも)込められているから。

そう思うと「一本気」な人間の格好良さ、
「義理」「人情」どちらもの大切さを極端に(笑)教えてくれる
“カタい芝居”ってイイナとワシは思うのですね。

馴染みがなすぎて、観ても、ただ、「なんか解らんけど格好いい!」にしかならないかもしれない。

でもそれならそれでいいんじゃないか。

だって極端ではあるが、理想の「男!」像(男臭〜い男)。

小学生の頃観た歌舞伎の女形がきっかけで≪舞台≫というものにハマり、
せやから今でも女形には異様な執着と興味を見せる(笑)ワシですが、
芝居となると「これぞ男の道でござぃ!」的芝居が好き。

そんなワシは、そんなことを思います。

冒頭の『天保水滸伝』は、ほんま、痺れたんだから。

確かに!男臭く古臭いよ!

けど、平手×長渕×ナレーション!
そんな切り口の芝居が観られるのは、大衆演劇だけだと思うから…。



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爺ちゃんがね、好きだったのです、ヤクザ映画やら浪曲やら。
ワシはその血を引いてるのかな。

それとも、モノカキとなるとすぐにカッと頭に血が上る、チンピラみたいな血が騒ぐのかな。笑

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コメント(2件)

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いいものは時代を超えて生き残るのだ。

新しいものを観ても、古いものを知らないと何が新しいのかわからないので、古いものも知っておかなきゃダメですね
はんつー
2012/07/15 12:36
新しいものもあるし、
古いものもある。
どちらもあるから、面白い、って思うんですよね。私は。

いいものは時代に合うカタチになり、残るし、残って欲しいですよね。
桃♪⇒はんつー様
2012/07/16 13:25

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