桃花舞台

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zoom RSS Let's 大衆演劇的“見巧者”-距離感と≪愛しながら戦う≫事-

<<   作成日時 : 2012/10/04 07:21   >>

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ワシはいつも客席の後ろの方に座ります。
前だと近さゆえに目が眩む。
後ろの席なら「気」が、「目」が解る、より伝わる。
受け取りたい。受け取る力をちゃんと身につけたい。
ココロはワクワクゾクゾクしながらも
アタマからは煙のような気をもくもく吹かしながら
ワシは、劇場へと足を運びます。
そして一回のステージを観ると、
へとへとボロボロになって帰ります。

大衆演劇の素敵な魅力は舞台と客席、
つまり、演者と観客の距離の近さです。

でも、この距離の近さというやつは何よりのクセモノ!

役者さん、と、ご贔屓さん、常連さん、そして、お客さん……。

通うようになったり、
そうして顔見知りになったり、口をきくようになったり…。

そうして、近い関係になればなるほど、言えないことも出てくるでしょう。
近い関係になればなるほど、遣わなあかん気も生じるでしょう。

うん、誰だって嫌われたくないし、誰だって本音を言い合うのは難しい。

でもそれらは全て、
舞台やけれども生活直結の≪大衆演劇≫の舞台では
いいようにも悪いようにも、もろに、全て、舞台の上に反映されます。

距離が近い故に、顔(色)が見えすぎる故に、
遣わないといけない気も、遣わなくていいかもしれない気も、遣われる。

でもね、
でもワシは、
それでも、
舞台と客席は、常に両想いであることを理想としながらも、
でも、常に臨戦態勢な≪戦い≫が交わされる場であってほしい、
あるべきではないかと思うのです。

演者は舞台で芝居を舞踊を演じることで「気」を発する。
演者が発するその「気」をワシら客は客席で受け取り反応する。
その反応が演者に伝わり、舞台上が影響される。

甘え合うのではなく、媚び合うのでもなく。
もたれ合うのではなく、顔色を伺い合うのでもなく。
生活への情をかけすぎるのでもなく、
その舞台上での「気」をちゃんと発し、ちゃんと受け、
舞台と客席とで、そんな「気」の丁丁発止のやりとりが
日々交わされることで、舞台が、役者が、日々、高みに向かって良ければ…。

理想論かもしれませんが、超難しいことやと思いますが、
舞台と客席、演者と観客とはそうあれ、あるべき、あれかしと思うのです。

そのためには
演者は芸を磨かなければならない。
ワシら客席はちゃんと観、ちゃんと伝える力を持たねばならない。

生意気ですね。
だってモノカキ桃もまだまだです。
ヒネクレテいるくせに情に転びやすい弱いワシは、特に、まだまだです。

でもワシはこの人間臭い舞台世界が大好きだ。
まだまだまだまだのワシはまだまだまだまだやけど、
この人間臭い舞台世界で生きる皆を心の底から尊敬し、カッコイイと思い、惚れぬいています。

だからワシは今日も、客席の後ろに座ります。
後ろから、ジッと、愛しながらも戦闘態勢で、後ろでジッと≪いざ、勝負≫!

それが、この生活=舞台、
虚実皮膜の旅芝居の世界に生きている役者さんたちへの
ほんまの尊敬で、ほんまの礼儀だと思うから…。

これ、「舞台」から≪人間≫というものを学び続けているモノカキ桃の観方です。

観ながら、書きながら、もっともっと勉強して、
ぼちぼちなりとも、いつかきっと、真の≪見巧者≫になりたいな。

そうなったときに書きたい人も出来たことですしね。

(…えーっ…?! 笑)

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「一番凄ぇのは、大衆演劇なんだよ!!」-≪舞台=生活≫の難しさ、せやからこその素晴らしさ-
ワシは「うるさい」 舞台の事となると、 もう己でも嫌になるほど「うるさい」 芝居なら原作や役作り(なぜそこでその演技)に関して、 舞踊なら曲世界に関して(曲に対する格好や仕草)、 黙ってられないし、黙らない。 ワシかて好きな劇団やお気に入りの役者さん達に うるさがられるのは嫌ですよ。 ニコニコ褒めてエエ事だけ言うて気持ちよく帰りたいですよ。 けれどワシは「役者至上主義」ではなく「作品至上主義」だから。 いや、理由はそれだけやない。 ワシはこの大好きな世界の役者さんに ... ...続きを見る
桃花舞台
2014/07/10 17:57
Dear, 愛しきコアな大衆演劇ファン-明日の大衆演劇と自身の為に-
大衆演劇のお客さんが嫌いになる、 そんな事が結構あります。 全てのお客さんではありません。 けれどコアなファン、 いわゆる通ったり追っかけをしたりするような お客さんが鼻に付き、嫌になるのです。 通い、観、大入りを作ったりたまに花付けたりもする、 大衆演劇が大好きな 彼女ら(※以前の記事)と彼らの存在は 劇団と役者の生活を支え大衆演劇を活発化する ≪良き要因≫にもなりながら、 同時に大衆演劇をダメに安っぽくする ≪悪き要因≫も作っているように感じるからです。 ...続きを見る
桃花舞台
2014/07/10 17:58

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