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zoom RSS ≪血≫ -大衆演劇の「母」「父」芝居から-

<<   作成日時 : 2012/10/13 14:22   >>

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男にとって、「母」とはいくつになっても気高く優しく、温かい、永遠の存在。
「父」とは、いつまでも越せぬ、大きな、意識せざるを得ない存在。
≪血の演劇≫(前記事参照)である大衆演劇では、だからこそ、
「父」「母」をテーマとした芝居が客席の我々の「血」を呼び醒ます…。

大衆演劇で誰もが思い浮かべる芝居、
『瞼の母』
≪母への思慕≫という永遠のテーマをベースに、
男のロマンと男の痩せ我慢と、そして、男の哀しさ弱さ可愛さを魅せる芝居。

主人公は幼き頃別れた母を探すヤクザの忠太郎。
しかしやっと出会うことの出来た母は言う、「なぜカタギの姿で訪ねて来なかった」と。

これぞ血で演じる演劇・大衆演劇だからこその芝居やと思います。

一方、そんな「母」とは対照的に、
≪父への思い≫を描いた芝居と云えば、
ワシは『遊侠三代』(『川北長治』)を挙げたい。

生き別れとなった父を探す若い親分・川北長治は一家を構える立派なヤクザ。
そこに訪ねてきた老侠は実の父だった!
と、いうことが斬り合った、そのときに、わかる!

このドラマチックな展開は息子と父という「男と男」だからこその展開でしょう。

これらの芝居は、
血で継ぎ、血で演じる≪血の演劇≫大衆演劇だからこそ、
より伝わり、よりワシらに響いてくるのだとワシは思います。

水モノ世界である舞台上から、濃く、濃く、滲む血…。

ちょっとヘンテコな家で育ち、
父を思慕し、母を意識して育ってきたワシにとっても
この「血」という厄介にも愛しいテーマは、とても面白い。
(と、やっと思えるようになりました。笑)

「父」「母」…≪血≫って、きっと、人間の、永遠のテーマなのでしょうね。
うん、やっぱり、面白いや、「血」って。

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『壬生義士伝』は「父」芝居、『花街の母』は「母」芝居。
明日、明後日、三和スタジオで観られるよ。ワシ、どちらも大好きな芝居です。ワクワクです。

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なんて素敵な血の演劇 -客席の女性たちにみる大衆演劇の魔、いや魅力-
語弊を招く書き方かもしれない、 最初にそう断っておいてから話を進める。 10年ほど濃くこの世界を追ってきて席で沢山の人に出会ってワシは思う。 大衆演劇に普通…ってどれくらいかわからんけど、 普通以上にハマる人は 心に何か抱えている人が多い気がする。 勿論、世の中、心に何か抱えていない人なぞ居ない。 のでもっと正確な言い方をする。 この不思議で綺麗で情報量多すぎの人間丸出しの舞台世界を観ていると、 観ている内に、多くの人は、 己の心の中にあるものを己自身の前に引っ張り出され... ...続きを見る
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2013/12/06 21:37

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