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zoom RSS LIVE=LIFEの魅力(と、今年のご挨拶) @『ヨイトマケの唄』

<<   作成日時 : 2013/01/04 08:41   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

画像大衆演劇は生活だ!
そう言うと嫌悪感を示す人がいます。
違う、と。美しいのだ!、と。
生活、だったり、素、だったりという面は
見たくないし、見る必要もないし、いや、見えないのだ!、と。
でもね、反論を受けるかもしれませんが、ワシはそれに反対です。
大衆演劇は、極論的に言うと、生活やとワシは思います。
だから、面白いと思うのです。
だから、素晴らしいと思うのです。
そう、それはまるで、
昨年末の紅白歌合戦で話題を集めまくった、
美輪明宏の『ヨイトマケの唄』のような……!?
ワシはそう思うのです。

子供の頃からいろんな舞台をいろんな芝居を観てきました。
歌舞伎、商業ミュージカル、小劇場、学生演劇、寄席…
お年玉、バイト代、ガキが手にする金は全て、
着飾るものではなく、観劇と録画してもろた舞台中継ビデオと本に使ってきました。

ガキの頃のワシにとって、
芝居は、変な家から逃げる現実逃避であり
変な家ゆえ外の世界に出られないことから
知らない世界を知る手段だったのかもしれません。

だから、嫌でした。
舞台と云う虚構の世界に、生活というゲンジツ臭が滲むのを観るのは。

だから、
大学卒業間際、
己の学生演劇演出の参考と
その頃大学と並行して学んでいた己の喜劇台本の題材にするため観に行った大衆演劇、
そのキモさと面白さ…摩訶不思議な訳の解らん世界に魅了されて観るようになっても、
ワシは、そこに滲む「家」とか「家族」とか「血」…
“虚”ではなく“実”の匂い=≪生活臭≫を見て見ぬふりをしていました。

嫌なのです。
プロが生活感を滲ませるのは。

でも、ワシが大好きになった大衆演劇からは、んまぁ、「生活」が滲む見える見える!

只でさえ「目に見えないもの、滲むものを見たい、いや、見える」性格のワシには
観ているだけでも見える見える見えすぎる!
さらに、勇気を出して喋りかけでもしたら、もう、素が、「生活」が見え、見える見える!

嫌でした。
そして、今でもまだ、ちょっと嫌です(笑)

でもワシ、思うねん最近。
生活やから、おもろいねんって。
ううん、生活やから&やのに、
カッコイイねん、綺麗ねん。素晴らしいねんって。

趣味やない、道楽やない。
ただただ夢を追ってガキみたいなこと言うてオアソビや道楽、余裕でやってんやない。
必死やねん、生きてるねん、これで…舞台でお金稼いでるねん。
お客さんぎょうさん来てもらわなあかんねん、入れなあかんねん。
毎日やねん、休みないねん、毎日舞台やねん、生活やねん。
そうして歳くってくねん、
若いコなら結婚もすんねん、子供も生まれるねん。
そうしてその子も舞台上がるねん。それがどんどん続いてくねん、≪生き様≫やねん。

それって(そりゃ当り前のことやけれども)すごいことやないかしら?! 

毎日が舞台、つまり毎日が全然知らん他人に見せ、見られ、
それで結果出していかなあかん、カタチにせなあかん、
それってめちゃめちゃしんどくて、めちゃめちゃ大変。
それでも舞台上の白く塗った人々は
あんなに毎日笑顔で、毎日日替わりで華やかなもん見せている。
それって、すごいことやない?

追う内に、特に、濃く濃く追うようになったここ数年の中で、
ワシは、そう思うようになっています。

そう、大衆演劇は華やかなる「虚」の舞台と、
しんどぉて大変な「実」の生活、その≪虚実皮膜≫の面白さ!
サークルオブライフ! トゥルーマンショー! 途方もない人間ワールド!
生きるということがそのまま、
もう本人(演る方)も他人(観る方)も嫌ってほど滲み現れる
生活そのもの、生きざまそのもの、大衆演劇は人が生きること、そのもの!人間、そのまんま!
だから、大衆演劇は、面白い!

そんなでっかいでっかい
きっと一生かけても追い切れないだろう世界を、
ワシは今年も、やはり、バテながらもぼちぼち追って行こうと思います。

時に、どうしようもなく途方もないくらいのゲンジツにぶつかり、もう嫌んなるけど。
非力で幼くバカい自分を情けなく消えたくなるけど。
でも、げらげら笑いながらこっそり泣きながら。
今年も、あなたのお隣、1客席から、書く事を生業としながら。

この訳のわからん人と訳のわからん世界、
いや「人間」に魅了されたワシは、今年も、この虚と実が交錯し混じる、
ものすごい煌びやかでありながらも生臭い匂いを発する世界を、
つかず離れず客席から…うん、貴方と同じく、客席から、追ってみたいと思います。

と、大晦日、紅白歌合戦で歌う美輪明宏を観ながら、更なる決意を固めました。

あの今や金髪に“紫の履歴書”でスピリチュアルで男女な妖怪(失礼)な美輪センセイ、
かつて三島由紀夫や寺山修司や江戸川乱歩に愛された美しいひと…
けれどいまや訳わからん変人怪人な美輪センセイが
黒…当時のような「正装」で歌う、素の、心の、魂の、“労働者”の唄を、観て。

華やかなシャンソン@「虚」の舞台と、素の「実」の姿。
舞台であり生活、生活であり舞台、虚であり実。
どんな綺麗な唄よりも、どんな綺麗な声よりも、その姿、その勝負する姿、世界一―!

嗚呼、なんて素晴らしき“ヨイトマケ”―!

…って、ネ。

(え? コジツケ?! 笑)

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新年早々長々と暑苦しくやっちまいましたが(笑&苦笑)
今年もどうぞよろしく! バテぬよう、倒れぬよう、ぼちぼち、いきましょう。(※自分に言い聞かせ。笑)

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