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zoom RSS 歌と、時代と、人と、大衆演劇-『夜明けのブルース』(五木ひろし)-

<<   作成日時 : 2013/01/25 23:41   >>

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五木ひろしが歌う『夜明けのブルース』という曲をはじめて聴いたとき、
ワシは思いました、「しょーもな。」
でも、五木ひろしが歌う『夜明けのブルース』という曲を踊る役者を観たとき、
ワシは思いました、「ええなぁ!」「たまらん!」「かっこええ!」
これ、大衆演劇の舞踊マジック。
そして、大衆演劇が楽しくなる、大衆演劇の魅力を感じる瞬間のひとつ。
そしてそして、歌と、時代と、人と、大衆演劇について考えさせられた、一瞬…。

ワシはノリだけ良いメロディー重視で歌詞がぺらっぺらっぽい歌(失礼)が嫌いです。
ラブソングを聴いても「ふーん」な時が多いし、
なんか技巧とか趣向とかそんなんが勝つ構成の歌も、
ただただ楽しいだけの歌もあんまし好きではないことが多いです。

五木ひろしのこの新曲を聴いたときは、「どないしたんや?!」と思いました。

え? 愛媛のシンガーソングライターさんが作詞作曲したもの?
その歌い手さんの曲を聴いた五木さんが依頼して出来あがった曲?

「ふーん、売れへんやろなー」
(※実際は売れてるようです、すみません、とんだ失礼な話です)

そんなことを思いながら、でも、ふとした瞬間、
この曲のサビのフレーズを口ずさむ自分が居た。うわ、やだ。なんでだ。

なーんて思ってたら、昨年末の某座長大会でとある座長さんが舞踊で使っていたと聞いた。

「なるほどなぁ」「似合いそうやなぁ」

ほな今月、某ベテラン色っぽい男役者さん(会長)が踊っているのを、なんと、観た!
あのチャラいカットギター(?!)のメロディー、イントロが流れてきた瞬間、「わー!」。

似合ってたんですねぇ、これが。
渋い男の立ち舞踊に、渋くもキメッと踊る姿がカッコいいその人に。
若い子だったらその「キメッ」はただ「チャラッ」だったかもしれない。
けれど、決して若くはあれへんその役者さんに、
そのガチガチすぎず渋すぎず、キャッチーで、
若っぽいそのいい意味でチャラいメロディーの歌は。

ニヤニヤして、嬉しくなってもて、
思わず口ずさんでもて、ノってしまっったんですねぇ、ワシは。

いいじゃん、今風じゃん、これ、使えるじゃん。
し、使われてるじゃん、使われていくだろうじゃん、めっちゃ、いいじゃん。

ド演歌って、売れにくくなる時代かもしれない。
でもキャッチーでコラボで、ベテラン演歌歌手が歌うこんな歌って、
こうして残ってゆくのかもしれない。
少なくとも、大衆演劇ではこうして使われてゆき、ウケてゆき、残ってゆくのだろう。

今の大衆演劇界は必ずしもそんなカタいもの古典的なものだけが良いとされる訳ではない。
そんなカタいウルサい面倒くさいお客さんだけやない。
そんな中、楽しい!乗れる!一緒になれる!こんな曲は、
色っぽいベテランさんたちの多い大衆演劇の世界でウケてゆくだろう。

そう、それこそ、まるでAKBちゃんたちの真ん中で歌う五木ひろしさんのように
お客さんと役者さんに共有されてゆくのだろう。

やったぜ、おじ、もとい、ベテランさんたち。
やったぜ、五木ひろし。

「ええなぁ!」「たまらん!」「かっこええ!」

いい曲です。画期的です。

…でも、やっぱ、ワシは好きじゃないけどね、この曲(笑)



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座長大会で踊っていたのは椿裕二座長(劇団大川)。
そしてワシがこの目で観たのはその兄、紅あきら会長。思わず歌って乗ってまうほど体が喜びました(笑)

さいきんガチ記事が多い…ってかガチ記事を書きたく更新ペース遅めですが、
そんなんも(書く方も読む方も)しんどいし、たまにこういうのんもちょいちょい入れてこ、書いてこ。お付き合い下さい(笑)

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