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zoom RSS なんでもありで、ちょっとワル -大衆演劇という人間舞台の魅力-

<<   作成日時 : 2013/04/14 00:57   >>

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画像今時のギンギン・ノリノリの曲に乗せ、
役者さんたちがどや顔≠ナ踊っている。
客席の老いも若きもが
キャアキャアひゅうひゅうギャアギャア言うている。
そんな光景を観ると、ワシは客席の片隅でポカーンとなる。
心の中で盛大にツッコミを入れる。正直ちょっと引いたりもする。
けどね、ワシはそんな光景に出会うと、
ポカーンと同時にめっちゃグッと来ます。
「人間ってしょーもないな、でも、ほんま、めっちゃ素敵やなぁ」!

そもそもワシは大衆演劇を観るのには向いていないかもしれない。

舞台に関してはどこか≪鑑賞≫みたいな観方が
好きというか抜けないワシは
大衆演劇に関しても≪舞台のクォリティが第一≫、
≪距離の近さに甘えるな!≫主義。
お芝居でも身内ネタや客いじりやらで
物語世界やクォリティが下がるとイラつく。
踊りでもサービス精神たっぷりにキメたり笑顔やポーズを魅せる踊りや役者より、
己の世界に入って出てけーへんような、いわば「作品」的踊りや役者さんを好む。

せやけど大衆演劇は芸術ではない。

決して品行方正文部省推薦素晴らしいもの尊いもの気高いものなんかじゃない。
どちらかと云うたら、ちょっとワル、いや俗悪で、なんでもありで。
それはまるで何が飛び出し何が起こるかわからない人生のよう。
とてつもない虚無とバイタリティ、「生」の魅力に満ち満ちた、むちゃくちゃなもの。
そう、まさに、人間社会そのもの、人間そのもの。せやからこそ、面白いんだよ、この舞台世界は!

ちっこく濃い劇場はどんな人間をも懐広くあったかく広く取り込んでいます。

爆音でかかる「今」の曲に合わせて踊る、アホみたいにイキイキとした役者さん。
それにキャアキャアひゅうひゅう大騒ぎしてるオバサンやおねーちゃん。
ヒネクレた己を持て余すアホなワシ。
皆、毎日お家帰ったら&舞台裏では、色々、ここで見せる顔以外の顔もあるだろう。
けれどこの瞬間だけは、皆が、超楽しんでる。ケに最も近いハレの空間で楽しんでいる。
皆生活してる。稼いでる。楽しんでる。笑っとる踊っとる叫んどる生きている。

「嗚呼、うるさいなぁ、うっとぉしいなぁ、面倒臭いなぁ、素敵だなぁ、おもろいなぁ、楽しいなぁ!」
「人間ってしょーもないな、でも、だから、ほんま、めっちゃ素敵やなぁ」!

出会って8年ちょい?!
今では公私共にどっぷり浸ってバテておりますが、ワシは最近劇場に足を運ぶたび思います。
ワシがこんなにも大衆演劇に魅了されるのは、
大衆演劇の舞台、いや舞台を中心としたこの世界の持つ≪「生」の魅力≫ゆえなんじゃないか、って。
うっとぉーしゅうてたまらんくらいの、どーしょーもないほどの、≪「生」の魅力≫、
それを嫌ってほど体感しにゆくのかもしれない、って。

熱狂の中、ワシはニタッと笑います。

嗚呼面倒臭ぇ嗚呼面白い、しょーもないな素敵やな、たまらねぇな、って。
しんどいとか面倒くさいとかウザいとかピィピィ言いながらも、嬉しそうに。

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