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zoom RSS 命の舞台-二代目南條隆-

<<   作成日時 : 2015/05/23 13:28   >>

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「南條隆とスーパー兄弟」、
「二代目南條隆」の『河内遊侠伝』。
それは貫録や威厳などという言葉ではない、
そんな言葉では終わらせられない「命の舞台」だと思いました。

大衆演劇を観る人、ファン、追っかけている人。
全ての人にとってこの劇団で起きた事件を知らない人は居ないと思う。
明るみになって以来、色々な人が色んな意見を持ち、口にし、考えた。
私の耳も最初は新聞関係者から、
次に役者さんと業界関係者から、いろんな話が入って来た。
ただし(それでも)真実はわからない。
何が本当なのか。何が真実で何が正解で何が正義か。
それはこの先もきっと絶対にわからないと思う。
だから私はどちら側が正しいだのと意見を言う気はない。 
例え自分の意見でも正論めいたことを口にしたりどちらかだけを非難したり、
それもなんとなく違う気がしている。
うまく言えないのだけれど、だから、言いたくはない。
けれど今我々の目の前である「舞台」に見える事実はこの劇団が新しい時代に入ったということ。
「二代目南條隆」さんの息子さんである「南條影虎」くん(元)が「三代目南條隆」を襲名。
お兄さんである「龍美麗」くんが「総座長」という肩書きになり、劇団は新しい時代へ歩みを進め出した。
それはただ純粋におめでたいことで、祝い、これからを観てゆきたい。
これが私の意見であり、私の観方です。

そんな風に思っていた「南條隆とスーパー兄弟」の二代目南條隆さんが
息子さんたちのことで大変だろう中幹部として九州のこの大会に出られた。
私は純粋に観たかったから嬉しかった。
息子さん達の舞台は何度か行ってたけれど、
この方の踊りになかなか当たらなかったのだ、観てみたかったのだ、
で、その「初」がこの日の大会であり今であることがなんだか純粋に嬉しかった。

お芝居には出られなかったが、口上挨拶、ニコニコと微笑んでいる姿はとても印象的で。
主役たちの父である紅あきら会長が得意のブラックジョークを飛ばすのを、
横で、お愛想ではなく腹の底から「もぅ(笑)」みたいにニコニコ、
あのちょっと「昔」を感じさせるお化粧で優しく受け止め笑っておられたその笑顔。
私はこの方ばかりに目がいってしまったと言っても過言ではない。
そして舞踊、待った、本当に心からこの一言、「待ってました!」
 
出てこられた南條隆さんは白いコートに黒い着流しで津田耕次の『河内遊侠伝』。
私、声にならない悲鳴を上げました。
静かに静かに歩いて、しずかにしずかに脱いだ着流し、その背中には仁王像。
自分を律す為?男が男である為?背中に背負う仁王の像。
そして悠々と見せていた南條隆さんは瞬間バッと脱いだ!
その体には入れ墨(墨肉(肉襦袢))、自分を律し、覚悟を決めた男の、“ガマン”。
不動明王と牡丹、背中に刻んだ神と仇花。見せた、見せたのだ、ここで、大会で、この日。

画像


きっと私を含め全ての観客がいろんな感情…
それは決して純粋なものだけでなく余計な感情や野次馬根性もあり、
皆が「あ、あの人…」と観る中、この曲をこの格好で、
仁王を背負い不動明王を見せ、そしてもう一度着てコートも着て元に戻り、歩み、去って行かれたのだ。

―役者

―何があっても生きてゆく、舞台で生きてゆく、生かせてゆく生きてゆく。
  血と名、この血と名を誇り、歩み、立ち、見せてゆく。

それは貫録や威厳などという言葉では終わらせられない「命の舞台」だと私は思いました。

媚でもお世辞でもなく、また、反感や反論もあるでしょうが、純粋に思いました。

その舞台を、ただ、格好いいと。




■DATE■
5月13日、夜の部。 
「総座長・紅大介 座長・紅秀吉 襲名披露同魂会座長大会」、博多新劇座にて。
二代目・南條隆(「南條隆とスーパー兄弟」・総帥/和・一信会 会長)

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ジジーたちが好きだ。 大衆演劇、旅役者のジジーたちが好きだ。 格好いいから、ただ格好いいからだ。 ...続きを見る
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