桃花舞台

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zoom RSS しょーーもなさ、つまりは清濁併せ呑む虚実皮膜の人生(舞台)の魅力

<<   作成日時 : 2016/11/18 00:00   >>

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画像ありがたいことに、
大衆演劇を追いかけて13年ちょい、
大学のゼミで講義をさせて頂いたり、
また個人的に授業ではないが話をさせて頂く機会が増えた。
そんなとき私は≪しょーーーーもない話≫もよくする。
いや、敢えてその方が多いこともある。
うつくしくない話、ゲスな話、アホな話、俗っぽい話、
己の理想の目だけで追っていれば気にも止めないような話、
ともすればただのワイドショー的な話、しょーーーーもない話、
そんななんちゃない話を、わははと、敢えて。

大衆演劇は文化だ!もしくは文化にしたい!(であるべきだ!)
そんな考え方や風潮があまり好きじゃない。
声高にそれを訴えることは不自然でカッコ悪く感じてしまう。
なんだかコンプレックスからの叫びというか
そんなことを言うから
逆により一部の人のものやマニアックなものなどという
偏見の目で観られるだろうになあと思ってしまったりする。
それよりなにより、
文化として持ち上げられ持て囃されることで
結果、お利口になったり、そうしてつまんなくなっちゃったり・・・
出来なくなることや小さくなってしまうこともたくさんあるような気がしてならないのだ。
そのまま廃れていって「死」(生きてるのに死んでる状態・あるいはただ一部の人だけのもの)になるのはつまらない。
そんな風になって欲しくはない。
「そうじゃなくていいんじゃないかなあ」と思う。
そんなお偉い御大層なものじゃないのになあ。
そんなお偉い御大層なもんじゃないから面白いことも多いのになあ。

時に素敵に俗っぽくて、アナーキー。
舞台上の「虚」(芝居の中の世界)も
舞台を降りた「実」(役者さんたちの生活)も決して褒められたことばかりじゃない、
むしろ歴史を鑑みると
根底にその歴史や血から根付く反骨心や成り上がりismなどロックなspirits溢れることは見逃せない。
ただ、ただ、舞台なのだ。ただ、ただ、今、人間が生きて、見せる舞台なのだ。
生きて、日々、舞台に立つ。「生き様まんま」な舞台。
だから、たまに劇場にいそいそと行くも「なんじゃこら!(怒泣)」みたいな舞台もいっぱいある。
でもそないして呆れたりキレたりしながらも時に何度か・・・一回何年かに一回
「なんじゃこら!(涙・幸・これ観たから人生変わった)」みたいな舞台にも出会える。
その「なんじゃこら!(涙・幸・これ観たから人生変わった)」はもうね、
ほんま、ほんまに人生変わるくらいのもので!どんなジャンルどんな芸術ほかのどんな何よりも素晴らしい。
出会えて良かった!生きてて良かった!ああもう死んでもいい!
え?あかんやん死んだら!頑張ろう!生きよう!と本気で思うほどに。

そんな芸能、いや人生舞台が大衆演劇。
それやはり、なんでもありで、「生き様まんま」な舞台だからだ、だから面白いのだ、凄ぇのだ。
人間まるごと人間そのままなガチンコきらきらギラギラ懸命舞台だからだ、だから面白いのだ、凄ぇのだ。

生きてる、食うてる、恋してる、愛してる、上がってる、堕ちてる・・・
なんしかほんまもう生きてる、生きてるから生きてて、生きてるから舞台してる、
性格、気持ち、生き様が全部出る全部滲む、良い時も悪い時も、嫌でも嬉しくも、全部。
それを演じる人たちの人間模様、そして、観る人追っかける人たちの人間模様。
すべてを呑み込み全てが出てしまう舞台、人生そのもの、虚実皮膜のまるごと劇場。
清濁併せ呑むすべてがあのとんでもなく素晴らしい大衆演劇の舞台を作っている。
すべて、すべてがだ。最高に面白い。最高に「人間」だ。

そんな話をすると夢と希望に溢れる学生さんやお嬢さんなどは拍子抜けしたりしてる。
時折馬鹿にしたような表情を浮かべる人も居る。もしかしたら反発心を感じる人も居るかもしれない。
伝われ。伝われ。いや、伝わるときっと楽しい。

初めて大衆演劇というものに出会った時、口から出たのは「アホちゃうか」だった。
「どっから湧いてきたんこのオバハンたち」
「年末の真昼間やで何してるん皆」
「皆乙女になって目ぇハートにして」
その舞台上には・・・「なんで金髪でふわふわコートでドリカムなん。キメキメHappyやん」
そんなんありなん!そんなんあってんや!
でも「芝居、酷いやん、王道時代劇映画の筋追ってるだけやん、へったくそやん!」
(その後、ちょっといい芝居に出会った際、
「なんなん!何この「俺芝居」(解釈&演技含めて)最高やん!これこそ「演劇」やん!」と飛び跳ねるのだが)
「けどそんな巧いとか下手とか超越して≪生きてる!!!≫に溢れてるやん」
「めっちゃお札飛んでるやん!」
心の中でツッコミまくり、笑い、笑いながら気付けばほろり、笑い泣きをしていた―「アホちゃうか」(私的最高の褒め言葉)
「人間ってほんましょーーーもないなあ。しょーーもなくて、一生懸命で、生きてるんやなあ。おもろいなあ」

人間は所詮人間、たかが人間、てかもォ人間ってやつァ。
弱くて 自分(我)ばっかりだけど、
そんな人間が、そんな人間でも、そんな人間だから、
日々もがき懸命に生きることですばらしい人生(舞台)を創り出す。
懐深い(深すぎる)ところですべてのひとを許し、認め、
「あなたはあなたでいいよ!」みたいに包み込み、生かせてくれるこの大衆演劇という世界。
だから私は大衆演劇が好きだ。見捨てられない。たまらない。
人間の弱さ、それでも強さ、気持ち悪さ、それでもめっちゃ素敵さ。
そんなことを考えさせてくれる芸能は大衆演劇しかない。
とは言い過ぎだが嫌ってほどおもろいほど感じさせてくれるのは大衆演劇だ。

そのうつくしさ、伝えたい。
命けずり、人生を通して学びながら。
高尚なことばかりでなく。上からではなく。
やり方下手だけど尊敬もされないしなんにもなんないけど。
今日も、全力で。
この世界の清濁併せ呑む魅力を。
自らの目と足と体で、私の言葉で。
笑いながら。

先日、またお話をさせて頂く機会があり、改めてそんなこんなを思わされた。

なのでしつこく、またここにも。

そう、人生(舞台)は、きっと、めっちゃ楽しい。

「Happyだぜ」



■omake■
よろしければ過去のこんな記事も。
【ワシ、物書き桃と大衆演劇】
http://momo1122.at.webry.info/201406/article_1.html

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