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zoom RSS たぶんきっとそういうような-≪時代≫に関するよもやまばなし-

<<   作成日時 : 2017/02/08 02:25   >>

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そういうことなのかもしれないなあ。
私が大衆演劇を観ていて思うのは、感じるのは。
映画『新宿スワン』と『青春の門(筑豊編)』を観て思いました。
全然関係ない? うん、けど、ふと。

『新宿スワン』。

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歌舞伎町を舞台にした「スカウト」たちの話です。
スカウト、女の子を(に)キャバクラや風俗やAVに(を)紹介してマージンをとる仕事。
原作漫画は出た頃から知っています。
元々こういうアウトロー系の物語は好きだし風俗をモチーフに人間を描く話は興味深い。
ベタベタだがゴリゴリ・ごつごつ感から刺さるものがある気がして嫌いじゃなかったから読んでいました。
さて映画(DVD)は?
ポップでした、スピーディーでした、だれず一気に最後まで観られました。
当代人気のイケメンたちがずらりと並ぶ様は壮観だったし、女の子たちも可憐で可愛かったし、
歌舞伎町のきらきらギラギラが綺麗に効果的に映像化されていて。
アウトローな男の子たちが観てもデートで来るカップルが観ても、
好きなイケメン目当ての女の子たちが観てもむかしちょっとワルかったオヤジが観ても、
まあ飽きずに140分楽しめる映画になっていると思いました。
けれどね、来ないの、刺さらないの、私には。
新宿歌舞伎町、金と心、野望、友情、血、涙。
皆、熱演でした、けっして手ぇ抜いてる訳やない、すごく体張って熱演してました。
けど刺さるより、届くより、それよりも「カッコイイ」、ただ「カッコイイ」。
例えるなら、
なんか壮大なPV(バンドやミュージシャンの1曲紹介のプロモーションビデオ)のように見えたんです。
ポップに、スピーディーに、カッコよく。
そう「カッコイイ」、けど「格好いい」ではない。
でもだから駄目だと言うんじゃない、「カッコイイ」正解、ほら現在パート2公開中。
not「格好いい」、but「カッコイイ」。

もう1本。
『青春の門(筑豊編)』

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御存じ日本人の教科書、五木寛之原作の大河小説です。
私は漫画から入り小説を読み、今(今更)やっと映画に辿り着きました。
ドラマ化も何度もされています。実は先にそちらを観る機会がありました。
2005年のTBSの周年記念ドラマ。鈴木京香とトヨエツと岸谷五郎。


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言うね。全然雰囲気がなかった。
私はその当時の筑豊やそのひとびとを知りません、なのに何を言う、でも言う。
なんだか作りものの九州の中で作りものの中で九州弁で喋ってるだけに見えた。
でもこれは紛れもなく当代の演技派と呼ばれる役者さんたちが主演、決して手抜きしてる訳じゃない。
そんな2005年版を経ての深作版でした。
菅原文太、松坂慶子、若山富三郎。泥臭さ!土臭さ!おおらかさ野蛮さ!
思いました、「ああ、こんなんやってんや、筑豊は田川は」。
いや知らんけど、でも思った、思えたんです。
ハッキリ言ってこの三人、特にめちゃくちゃ巧い訳ではないと思うのです、
けど、圧倒的に何かが違ったんです。
そりゃあ原作には勝てません、
けれど映像としてみて、
今興味を持って辿ろうとしている筑豊やその当時の匂いがなんとなくして、触れられたような気がしたんです。

「むかしはよかった、むかしのものの方が優れてる」そんなことを言いたいのではありません。
あくまで私の好みであり私が思った感想です。所詮は好き嫌いのはなしなんです。
でも、でもね、好き嫌いだけではすまん問題だとも思うんです。
そこで出てくるのはコイツです、≪時代≫、
その時代時代のひとびとの好みやスタイルや流行り廃りや・・・そんなもんって絶対ある。
古くてもいいものは時代を越えてもずーっといい、そう思っています、信じています。
けれどそればっかりじゃあない。
昭和は遠くなってゆく、江戸はずいぶん遠くになった、
ああビックリ平成ももう終わっちゃうことになったのね、
そうして時代は流れてゆくし変わってゆく、
その時代時代に受けるものはそれはとてもいいものなんです、
どれも彼もいいものなんです面白いんです、すべては主観すべては感性なんです、それでいい。
けど切ないな、けど面白いな、うん、それが面白いんだ。
私は商店街が好きです、昔ながらの市場がめちゃめちゃ好きです。
けれどスーパーの便利さも知っています。コンビニが近所にあることが普通です。
スーパーやコンビニなしには生きられないことはありませんが面倒臭ぇなーになると思います。
そういうことです、そういうことかもしれません。
≪時代≫、その時代時代を生きること―
そんなことや己に気付き、さびしさ切なさ、ツッコミの後にほろり苦笑い・・・
それが歳を重ねてゆくことということなのかもなあ、生きてゆくということなのかもなあ。
そうして生きてゆくことそれが人生という舞台なのかもしれないなあ。なぁーんて。
大衆演劇関係の資料として観た全然関係ない2作から思いひとり笑いました。
フン、それがどうした。

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