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梅沢武生劇団 梅沢富美男 前川清 特別公演@新歌舞伎座、 16日の昼の部、観て参りましたよ。 大衆演劇にかぶれた芝居っ娘・桃♪、 一度はこの目で生で見てみたかった、富美男ちゃん、とくと拝んできた。 いやいやいや、なんてまァ、微笑ましかったこと! そう、全体の感想は、「微笑ましかった」なんです。 なんて言うんだろうな、頑張ってないんだ。 これは決して悪い意味じゃあ、ない。 だって頑張る必要なんてないんだもん。 馬鹿馬鹿しく、素敵で、ほんま、微笑ましかった。 ひとつのドサ回りの旅役者の一座が、ひとつの時代を経て、“成り上がった”。 どんどんデカい小屋で興行打つようになり、 演歌歌手と共演し、タレントを生み出し…。 「大衆演劇」って言えば、そんなの全然知らない人でも二言目には言う、 「梅沢富美男?」。 もはや代名詞。 これってすごいこと。 でも。 彼らはもう「大衆演劇」じゃないと思う。思った。 やってることはめっちゃ「大衆演劇」なの。 今日観てね、正直、 「あ、デカい小屋に乗っただけで、 構成も演出もやってることみーんな“大衆演劇”やん」って感じてん。 アレ以上のこともアレ以下のこともやってない。 有名になろうと、マスコミで売れようと、やってることは何ら特別ではない。 むしろ嫌味な言い方をしてしまうと、 「え?こんな有名んなってこんな儲けて、この程度?!」かもしれん。 衣裳・道具、確かにお金かかってるよ。 でもこの程度なら、それこそ「要ちゃん」が「朝日劇場」でやってることとそう変わらない。 いや、むしろ、デカい劇場でやるにはこれでは甘いとすら思う。 同じことやっても、デカさに負けるもん。実際負けてたもん。 だってあーた、ここは1600人入るのよ、客? 浪速クラブ×8よ? でも彼らのやってることは手抜きでも間違いでも悪いことでもない。 だって、彼らのやってるのは、 ナカミは「大衆演劇」、でも大衆演劇ではない。 かと言ってかちっとしたいわゆる商業演劇でもない。 あ、でも前に例えた「誠演劇」のごとき「梅沢演劇」でもない。 敢えて無理して言うなら、 「ドサからここまで登りつめた大衆商業小(ショウ)演劇」みたいな。笑。 だから、そうめちゃめちゃ頑張らなくてもいい。 進化とか改革とか、新しいこととかそんなんも、あんまりせんでいい。 (たぶんそんなにするつもりもないだろうし) 自分たちのこれまで作り上げた芝居を、自分たちらしく、その客の望む形で、 ゆっくり、まったり、見せればいい。 言ってみりゃ、もう「出来上がった」モノであり、 これからそう大きく変わることのないモノ。 落ちもしないし。 その落ち着きと安定感と、出来上がった感、 円熟味(あ、これがいっちゃんぴったり来るかな)を、しみじみ感じました。 だから、めちゃめちゃ感動もせんかったし、ガッカリもせんかった。 ただただ、とても微笑ましく、楽しかった、私は。 それまでもうひたすらにガンバってきて、もう頑張らんでよくなったモノを 観ている、ほのぼの、まったりした感じ。 あ、そう、老舗の洋食屋のオムライスとかカツサンドみたいな、ね。 富美男ちゃんは、たぶん、性格、悪い。笑。 スターとして一時代築き上げた人特有の、 (そして今や少し落ち目だと自分でわかってる人特有の)、 ある種のゴーマンさと自信、ちょっとした投げやり感とヤザクレ感が、 芝居からトークからにじみ出る。 でも、それは嫌な感じではない。それはすごく素敵。 許される。 もう女形で踊る姿には皆を「キャ〜!!」って メロメロクラクラにさせる超オーラは感じられない。 こんなもんか?!とすら思う。 でも、綺麗。 たっぷり綺麗で、色っぽいんだ、最高に。泣けるほどに。 きれいで、きたなくて、素敵だ。 ぷっくりムクムクのその女形、その踊りからは、 人としての色気(良くも悪くも、なね)が溢れていました。 つまんねぇ役者や。なんてまァ俗っぽくて汚い。でもこの人は美しい。 ああこの人は役者だ。 一時代を築き、「大衆演劇」を作り上げた人なんだ。 そう思った。 正直なハナシ。 私はドサ回りの役者が偉ぶって、大きな小屋に乗ったり、 テレビ出たり、おっきな舞台に出たりするのを好ましく思わない。 なんかちゃうんちゃう?って思ってならない。 でも、これってやりたくてもそうなかなか出来ることじゃない。 それをこの人はやりきった。 それだけでもう、いいやん。かっこいい。 客席のオバチャンたちは弁当ばかり食べていました。 梅沢富美男が出てきても「え?あの人?ほんまに?」と言うてる人すらいた。 新曲出してもあまり売れないらしい。 あちこちで頭下げてぺこぺこするの嫌だから「歌はもう歌いたくないんです」。笑。 終演後、前川清の握手会はある。 でも梅沢劇団の送り出しはない。 かつての「下町の玉三郎」、化粧落とした顔はムクムクのタヌキおやじ。 ♪恋はあやしい夢芝居〜とか言われてもなんかネタっぽい。 だからカットバージョンでしか歌わない。 新曲『昼顔』♪抱いて 抱いて 抱きしめて〜 …売れない売れない。笑。 それでも“とんちゃん”はステキで、かっこよかった。 「=大衆演劇」の人だと思いました。 そう、この人は、梅沢富美男なのです。 全盛期のお色気ムンムンの“下町の玉三郎”にはおいら、 何の興味もない。 でも今の“とんちゃん”には「きゃ〜、抱かれたい」やね。 総評すると、そういうことですよ、つまりは。 でも顔は嫌い。好きな顔じゃない。笑 ★梅沢武生劇団 梅沢富美男 前川清 特別公演@新歌舞伎座★ <一>お芝居 大笑い・助六由縁花舞台 <二>前川清 梅沢富美男 歌のビッグショー <三>座長 梅沢武生 口上 <四>華の舞踊絵巻 <五>舞踊バラエティー 天地創造地獄絵巻 ●とかなんとか言いつつね、 武生がステキすぎでした。お兄様。座長。 きっと今も昔もこの人が一番の功労者なのでしょうね。 兄弟がお互いの悪口をこれでもかと言いまくるんだけど、 とっても仲良しで、そこがなんか、いいなァと思える ●前川清、女形で踊りました。これが意外とものすご美人 ●歌のコーナーで物販をやるのは大衆演劇のお約束?笑 CD、カレンダー、扇子、鞄、饅頭…やたらめったら豊富。 ●なんやかんやで大入りなんですよね ●ラストショーはスーパー歌舞伎みたいやった。 もうなんでもありです。 あ、そうだ、ほんとそうだ、なんでもありなんだよ、この世界は!笑 カッコつけて書いたわりに意味わからんやん、今日。 レポ期待してくれてはった皆さん、すんません! |
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梅沢劇団、及び前川清さんの観劇レポ有難うです♪去年こちらでも来演じが有ったんですが都合悪く見逃しました。前川清さんは若い時から大好きで一度は見てみたいと思ってます。とんちゃんには、笑ってしまいました♪愛すべきとんちゃんなのですねっ!まさにその表現ぴったりです!梅沢劇団は、お母さんを中心に、ご兄弟の結束も凄く強いみたいですね。(十五年位前にテレビで見ました)前川さんも踊られたんですね!是非是非一度見たいです! |
マリ 2006/05/17 17:30 |
タイトルでもう、笑っちゃうんですけど。 |
みお丸 2006/05/18 00:53 |
★マリさま |
桃レス 2006/05/18 01:15 |
★みお丸さま |
桃レス 2006/05/18 01:25 |
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