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zoom RSS 桃♪的、いいお芝居の条件

<<   作成日時 : 2007/01/22 03:58   >>

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ちょっととっ散らかった文章になると思うけど、書いてみます。
昨日、また、いいお芝居に会うたので。
はい、うん、そォ、紅さんとこの。笑。
大衆演劇のお芝居を観て、泣いた、と言えるんは初めて。
(筋、全体って意味でね)
あれ? 大衆演劇だけ? いや、ちゃうわ。
ワシ、お芝居(どんな分野のでも)観て、
泣いたなんていつぶりやろ。わからんくらいや。
そして、その帰りし、ずっと考えてました。
ワシ、こんな冷たい根性悪のワシに「届いた」のはなぜか。
てか。いいお芝居って、一体どういうモンや。どうやったら作れるんや。と。
だって、観て勝手に感動してるだけじゃダメやもん。
ワシは、これから、感動「させる」側になりたいのだから、なるのだから。

えーと、
エエ奴なふりをしていますが、
人情家を気取ってはおりますが、
ワシは、冷たい人間です。 はい、正直に言います。
ひねくれ、もですし、根性、悪いです。 もう、自分で告白しとくよ。 笑。
なんちゅーか、ワーイとか言いながら、
人に対してごっつ冷めてるんです。どっか。

特に、お芝居に関して、客として観てるときは、それがもろに出ます。
なので、めったに泣きません。
入り込まないからなんかな。
と、いうか、観ててちょっとでも、ほんっとーにちょっとでも、
筋や設定、キャラに矛盾点があると、その時点で冷めるのです。

虚構の世界、非・現実の世界、それは「お芝居の世界」とわかって観ます。
ホンモノ・ホントウでは、ない。
それがお芝居の魅力、なのですが。
(これ、よくココにも書きますよね。いわゆる、虚実の皮膜、ですな。笑)
でも、だからこそ、その「お芝居の世界」に矛盾点があれば、
一気にその世界には入り込めなくなる、客として。
自分が書く立場(ただの勉強中ですが)となるとき、
もっとも注意し、もっとも悩まされる点なのですが、
観るときは、ほんま、ここがネック。

大衆演劇のお芝居は、でも、ゆーたら、もう、
「様式美」みたいのやないですか。
あの、なんてゆーの、ヤマアゲとかさ。
歌舞伎、とはまた違うけど、ゆーたら、そういう意味で似てて。
あの台詞回しが気持ちいいんだし、
筋だって、いわば時代劇の「勧善懲悪」でさ、
仁義身分と人情のハザマで揺れ動く人間模様なので、
ゆーたら、筋はめちゃくちゃはちゃめちゃ。
その筋には理由づけはない、出来ない。
「拍手貰えるとこの繋ぎ合わせ」のお芝居(byD先生)なんだから。
それが、お客さんの求めてることだし、
座長を立てるという大衆演劇のお芝居の目的(?)としてはそれが正解。
別に、特に筋の面白さを求めてはいない、誰も。
それよりも「カッコイイ」、で、とりあえず「泣ける」「笑える」が一番だもん。
別にそれはワシ、否定しない。
それはそれでめちゃ楽しいし、そっから学べるもんもいっぱい。

でも、筋(ストーリー)が好きなワシです。
大衆演劇のお芝居とはそういうもん、それ楽しいって思ってても、
でも、それに加えて筋面白くて、
でもって登場人物のキャラいっこいっこがハッキリわかると、
ほんまに面白く観れる。
お芝居には、登場人物がおる。
そいつらが飾りではなく、一人一人がちゃんと個性持ってて、
その個性がハッキリと表現され(観てて伝わるぐらい)、
そいつらが動くことで、物語の筋が運ばれていく、
その「筋」が大きく、揺れ、動き、起承転結の波に乗って、
最後、きれいにまとまる、無理からではなく。
そうなると、気持ちいい、面白い。

登場人物によって運ばれる、「筋」を面白がりたい。
(=筋を波に乗せて揺れ動かすためにも、 登場人物の
ひとりひとりのキャラがはっきりわかるほど作られていないといけない)

ま、そんなん、ココで求めるようなことちゃうんですけどね、しょーみ。
そういう筋の面白い、構成のしっかりしたお芝居なんかは、
それそういうそれなり(「そ」ばっかり。笑)とこで観ればいい話で。
だって、構成とか筋とかだけに重きを置いてる話なんてつまんないし、
そこ重視するあまりにカッコよさ失われてたらなんの意味もないし。

でも、大衆演劇のお芝居で、そんなお芝居に、出会えるときも、
たまに、ある。
嬉しい。 笑
でもでもでも、
あくまで、「それでもちゃんと大衆演劇のお芝居」であって欲しい。
お芝居めっちゃ構成しっかりしてて役者も巧くて、っていうとある劇団観た。
(どことは言わん。
でもワシ、そこのお芝居好きやったよ。小劇場の芝居っぽくて)
でも、きれいにまとまりすぎてて、大衆演劇っぽくないの。
それはそれで、寂しいの。 

あくまで、どっちも兼ね備えてるとこ。そんなんに会えると感動する。

そして、最近、お芝居がエエ、お芝居がスゴイ言うて騒いでる、
紅さんちは、「どっちもある」んよね。

あ、勿論、他の劇団でも、ありますよ。
金沢さんちの、あの現代もんの喜劇(どれかは内緒)とかね。
あれは、ほんっまに面白かった。ぱくって書きたいくらい。情もあったし。
他んとこでもいろいろ。
でも、紅さんは、そのヒット率が高いのです。てか、全部。

でもって、ここ、なんで好きかというと。
あくまで大衆演劇のお芝居、でも、とことん大衆演劇のお芝居だから。
でもって、その、「大衆演劇のお芝居」の中で、
オリジナリティ溢れる演出、演技方法、役作り。
だから、ワシは好き。面白い。

一見、びびる。だって、他ではこんな演出演技やない。
(6月にここの芝居の独特さについては何度か書いたので、
よければ参照ください)
でも、決して、奇抜奇天烈ではない。


昨日観たお芝居、
国定忠治モノのお芝居でした。
ま、よォあるやつですわ。
てか忠治。大衆演劇万歳ですよ。
(新国劇だってば。)

筋も、一見、ベタですよ。
大筋説明せェって言われたら、一言で言えるもん。
言わないけど、ネタばれになるから。笑
(お芝居の命は筋なので、書きたいけど書きません。マナーだと思います)
でも、その筋、を、運ぶのは登場人物なんだ。
筋のために、無理やり登場人物を動かしているのではない、
ここは大きな違い。

運ぶ…ちょっと漠然とした言い方ですがね。
例えば。
この人が居て、彼にはそーゆー考えがあるからそーゆー行動をする。
あの人が居る。彼にはあーゆー考えがあるから、あーゆー行動をする。
「あー」と「そー」は相反するものなんだ。
だから、この人とあの人は対立するんだ。
ここに、ひとつのドラマが出来る。
…例えになってへんか。あかんな。笑

一見、義理のため、無理やり。
それって現代に生きる我々からしたら「ありえない」話。
時代劇って、多いやん。「主君のためにとは言えなんで死ぬねん」的な。笑
(忠臣蔵が今では通用せんのはそういうこと。笑)

でも、紅さんとこのは、
その「ありえなさ」に、全て理由がつく。気持ちがわかる。ようになってる。
うまく言えないんだけどさ。
だから、こないだ観た松竹新喜劇ベースの、
あの古い友情話だって、全然違和感なく矛盾なく観れた、観れる。
(本家本元は未だに古い、今じゃ通用せん古いままの芝居やってますが)

主要登場人物のひとりひとりが生きてるから。
ちゃんと気持ちが個々に伝わるから。
だから、無理矛盾を感じさせないねん。
爆発的にキザな(そういう意味ではとでも大衆演劇チックな)
構成のお芝居たちやのに。

なんてまァ、人間臭い人物像。 なんてまァ、生きている。

すっげェ(←こういう言葉使うん嫌いなんですけどね)、リアルな人間像。
めちゃめちゃ(←これも頭悪そうやけどよく使うなァ。実際悪いもんな。笑)、
「人間」なんです。
汚いんです、「我が我が」なんです。
ええカッコしィで、欲張りで自分可愛い、
でも恩ある人・身近な人が大事…なんだけど、自分が一番大事、
特に、金と食。
どんなことがあっても食べていかなくてはならないし、
金、金がないと生きていけない。
エゴと愛。そんな人間。それが人間。 

昨日のお芝居でもさ。
日光の円蔵も、国定忠治も、なんて「人間」なんや。

で、ちょっと涙出ました。

人が芝居観て泣いてたら、ごっつ冷めた目で観るやつが。
「単純やなー」「エエ客やなー」「え? 今のどこ泣くのん?」
て鼻で笑ってるヤな奴が。


うまく言えなくてすんません。悔しいわ今。笑。

で、またさー。 
そんな情が生きるように、演出巧いことつけてんのよ。
キザな演出。キザな台詞。 キザな円蔵(あ! 笑)。
合ってるんか合ってないんか、てゆーかなんで?!
って一瞬思うけど、なぜかちゃんと合ってるBGM。
(ワシにはそう思える。深読みするクセのせい?)
このBGMも巧い、起承転結のある曲、
曲調だけでも意味なくても盛り上がるのに、ちゃんと歌詞まで合うてる曲。
かけドコロも、「ここじゃ!」なポイント。笑

その演出で、クサさが緩和…だと思うんだけど、
後からよくよく考えると、余計クサイかもね。 でも、それも、ありね。

で、なぜかトータルでうまーく噛みあって、いっこのお芝居に。

やりよるなー。
…今、改めて、感心。


そんなお芝居を、書きたい、と思うのです。
(ざっくりまとめたな。笑)
むずかしーー。
でもね。

書きます。


…長いわりにやっぱりとっ散らかってまとまらなかった。。 笑

★新生 紅 @ オーエス劇場 1/21 夜★

【お芝居】
  『旅鴉 日光の円蔵と国定忠治』
       良かったなァ。
       気持ちがばんばん飛んできた。びっくりした。
       度肝抜かれました。
       今まで観たお芝居ランキング、かなり上位。
       1位? いやいや、そりゃ、目ェ眩んでるやろ今は。

       キャストもよォございました。今回は実年齢も気にならず。
       
       お芝居観ながら思ったこと。
       ちょっとナカミとはズレるのですが、一動作で、
       あきら氏が、木の切り株(書割の、台みたいな木ね)
       に腰を下ろし、腕組みをして目をつぶり相手の話聴くって 
       のがあったのね。
       これ、このお芝居このお役に限らず、何度か観た動作です。
       そして、私は勝手ながら大袈裟ながら、
       「これがあきら氏の芸を象徴する動作・芝居だ」と思います。
       その姿は、めちゃめちゃキマってます。カッコイイです。
       でも、キザです。確信犯です。計算してやってる動作です。
       己のカッコよさわかってやってるポーズです。
       でも、座ってるの、書割のしょぼい切り株やから。
       なのに、キマってる。 でも、ちょっとマヌケでもある。
       (そのやり過ぎ具合が) …だからこそカッコイイってとこが。

【ショー】
座長 「時の過ぎゆくままに」
        思いっきり明るい曲とかよりこういう曲のが似合う気が
座長・ちあき・美咲 「寿揃い船」?
        座長、着替えて、2番から登場。気合い入ってますねェ    
友也 「望郷しぐれ」
        ド演歌で踊るの初めて見ました。いい。
        愛嬌とキメが両立する踊り、オリジナリティあって好き
        ぱっと華やかな笑顔が好感度高し
座長・歌 「巡恋歌」
        おお、長淵も似合うのか。幅広いなァ。
        たまにごっつオトナの男な顔しはる瞬間がびっくりする
係長・女 「セカンド・ラブ(徳永英明ver.)」〜「それなりのマイウェイ」
        たまげました。 
        2曲目、声には出さないけど、口が動く。
        そして、切々と長いメッセージ。いわゆる、口ぱく。
        こんなん観たことない。 うわーっと思った。
        ただでさえ、人生滲み出る女形。 涙出ました。
        これで今月の紅さんのいい見納めできた。衝撃やった
このみ・銀平・秀吉 「?」
        ネーム入りの着流しが色違いでかわいい。
        このみちゃんの堂々たる踊りっぷりはいつ観てもお見事
昇副座長 「男三代」
        決してガタイがいい訳ではない、でも、男らしい踊り。
        なんでも出来る、なんにでも慣れる役者さん。
        この方のいろんな踊りとお芝居観てみたいなァ
友也・みちこ 「?」
        若々しい感じとやさしい雰囲気。2人共可愛らしい
係長・歌 「酒と泪と男と女」〜「おまえと…」
         スーツでびしっと。
         1曲目、よくいろんな座長歌いますが、一番です。
         やけに歌詞がリアルに響きます
座長・女 「恋人よ」〜「SAY YES」
         懐メロ特集? 笑。
         でもいつ観ても、どんな曲でも曲負けしてない
         SAY YES とか結構チャレンジャーやと思ってんけど、
         余裕たっぷり、いい表情
銀平 「新・黒い花びら」
         ガンガン踊ってにかっと笑顔。
         注目は襦袢。ばしっとコートなんだけど、裾から、
         柄モノの襦袢がちらり。コーディネートバツグン
秀吉 「素浪人の唄」
         育ちのよさそうな浪人さん。 品のある顔だち。
         ぽーっとした感じがかわいらしい
扇雀 「夫婦橋」
         立の踊り、かっこよかったです。
         女の役者さん(しかもご年配。…失礼?)の、
         立踊りってなんでこんなにエエんやろ。見惚れる。
係長 「惚れちまったよ」?
         マフラー、着流し。男前ショット(かがんで上見上げる)。
         表情が雄弁。やっぱり踊りもお芝居。お芝居のカミ。   
ラスト 「ああ無情」                

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見城発、紅へ。芝居への思いをひとつずつ。
新生紅@朝日に行ってきた。さぁ、今月の芝居行き開始です。 昨日かかるお芝居が前に観てめちゃ痺れて感動した演目と知り、 無理して昼の部に駆けつけてん。 ずっと、もっかい、観たい思ってたヤツ。ワシが、泣かされたヤツ。 ガチで睨み観してやる、台詞まで覚えてやる、などと意気込んでった。笑。 ら、キャスト替わってた。あら、あらら。でも、より、エエ芝居んなってた。 そして本日のビックリドッキリ惚れちゃった収穫、それが、見城たかしだ! ...続きを見る
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2009/12/27 21:13

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