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zoom RSS 近く近く -「大衆演劇」のお話-

<<   作成日時 : 2011/05/15 21:45   >>

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これは「片岡長次郎」という役者が「日本大衆演劇協会の副会長」だった頃のお話。
「熊本の長次郎の本拠」である「ガレージを改装した彼の小屋」でのお話。

芝居していた長次郎が、お客さんの近く、近く近く、近くまで寄ったんだって。

そしてその顔を触らせたんだって。

そのお客さんは、目の見えないお客さん。

触ったら、解るやん? どんな顔。どんな化粧。近づいたら、匂うやん? あの白粉。

これが大衆演劇や。

あのサービス精神。

お客さんの近く、近く近く、あんな近くまで寄って芝居をする。毎日。

あいつらは、ほんまにすごい。かっこええ。

近いからこそ、お金ぇ、とか、情ぅ、とか、そんなん転んだり迷ったりするけどね、演る方も、観る方も。

なぜならそれは人間だもんね、演る方も、観る方も。

そんなん彼ら彼女ら私ら皆だけの話やのぉて、どんな世界でもあって。

でも近いから、見えたり、言われたり。
おもろいよってに、おもろがられて、弱いよってに、人間やよってに、過剰に過剰に取り沙汰されたりするだけで。

でも、あの近さ。

ああ、あの臭い。

眩しさ。臭さ。きれいさ。かっこよさ。

うわぁー。

画像


もぉー。

ええ話でしょ。

ええ世界ですよね。

かっこええよね。きれいよね。

弱いよねぇ。強いよね。

くそー!たまらぁん!

もう「20年以上も前」のお話。

と、ウチの“師匠”のおひとり、喜劇作家構成作家の爺が呑んで酔うと、何度も言うてくれるお話。

で、ワシ、ふとしたときに、よく、何度も思い出すお話。

ワシの好きな世界のお話。 「人間」ってヤツのお話。 追い続けたいもののお話です。笑

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正確に言うと(調べると)、二代目片岡長次郎(玄海竜二さんのお父さんですよね)の片岡演舞場(現・片岡演劇道場かな)でのお話ですね。

近く近く。でも遠く遠く。だったりもする。愛しぃく、怖ぁい、やっかましい世界、ってか、人(勿論ワシらも含めて)のお話。
こないだの「優しい光」とセットのお話です。

ううむ、まだまだまだまだ、ワシはその魅力の入り口にやっと辿り着いたとこやなぁ。
ああ、つかめねぇ、まだその背中もつかめ…
いや、ちょっとだけ、ちょぉっとだけ、向こうの方に見えてきたかな…って言うてええ?笑

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