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zoom RSS ホッとする -『宗右衛門町ブルース』のおっちゃんから-

<<   作成日時 : 2011/08/31 23:21   >>

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舞踊ショーにて。
今をときめく座長や花形役者さんやイケメンぴちぴち若いコさんら…ではなく
その出番の合間合間に挟まれた…
もしくはラストに見せられる華やかな創作ショーの前に出てくるような役者さんたち、
あなたは観ますか? 気に、しますか?…「ホッと」しますか?
ワシはナマイキながらホッとする…ような気がします。笑

そういう役者さんたちの出番は、その踊りは、

一概には言えませんが、

誰でも知ってるような演歌や懐メロで、
ふつーの鬘に、
別にそんなめっちゃ派手じゃない、
ただ、ただただ着流しに、着流しで、だったりします。

だから、
すっげぇ嫌な言い方、ワシのめっちゃ嫌いな言い方を、でも、敢えてしたら、
「トイレタイム」とか言われたりすることもあります。

…そんなもん先行っとけや、てか実際に席を立つ立たんはともかく、どれも皆ちゃんと観よや、なんやねん。

(私的声には出さないけどいつもどこでもどんな劇団のときもこういうときに思っているツッコミ)

いや、実際にトイレに立つ人はそない居ないかもしれません。居ません。

が、あきらかに、さっきまでと空気変わったりするのは
切ないけど、ムカつくこともあるけど、それって、ゲンジツ、リアル、事実かもしれない。

でも、その出番で踊るその踊りは、
良いとか悪いとか人気あるとかないとか、
そんな主観的な問題ではなく、年配のお客さんからしたら「ホッとする」そうです。

きっと、その「ホッとする」意味、訳。

それは、

きっと、

何の心配もない。

安定以上に安定してる。

心配、ない。

「出来あがってる」。

安心して観られる。

ってことだと、思う。

と、思うとつまりそれは、「本当に巧い」ということじゃ、ないかしら。

と、年配ではなく、若い、もとい、バカいワシはナマイキにもナマイキながら思うのです。

(※そりゃやる気もへったくれもない酷いのもいるかもしれませんけどね。あ、いますけどね。←毒)

若いとき、若いからこそ出てくるそのギラギラしたもの、
その自意識は、せやからこそ、ぱぁっと!ぴっちぴちと!イッケイケに!輝くその人のオーラに繋がりすらする。

それは

ただいま成長中!

だとか、

俺!俺観てくれや!!とか、俺!俺どうよ?!

だとか、

もうそんなハッキリ言うたらうっとおしいくらいの「自意識」。

でもその自意識は、
表現するような仕事の人らからしたらそりゃ当然出てもうてもしゃあないし否定は出来ないもの。

つまりそれは「個性」とも言っていいかもしれない、キラッキラなもの。

生意気で、傲慢で、うるさくて…眩しくて。

せやからこそ、キラッキラで。ああ、たまらないよね。

本当に、カッコイイし、見てて、元気になる、元気を貰うよ。

…けどさ、

もしかしたら、

もしかしたら、

芸ってのは、

ほんまの芸ってのは、(※ほんまって、ナニカ解らへんけど)

そーゆーのがやっと抜けて、

もしかしたら抜けて抜けて抜けたところで、

やっと、

ほな、そこでやっと「芸」ってのになるのかもしれないね。

でもさ、

そないして、ちゃんと、めっちゃ「作品」(「踊り」という芸)になったかもしれないとき、

人は、ピッチピチから、シッワシワになっていたりも、するんよね。

そしてワシら客は、ぱぁぁっ!に、華やかな方に、ついつい目がいっちまったり、するんよね。

ああ、この矛盾ったら! 全く、よぉ!

「ホッとする」…
きっとホッとさせる本人は、他人をホッとさせるくらいの「力」をその技で見せているのだから、
絶対、ほんまに、ホッとなんてしてないんやないやろか。

芸としては、ええ感じに力が抜けて、ええ感じに「ホッとするように見える」ようになるのかもしれないよ。

けど、そのとき、体は、
もう、そんなに若くない(一概には言えんけどサ)体は、ホッとなんてするどころか、しんどいんとちゃうやろか。

けど、そうだからこそ、

それくらい…「ホッとさせる」くらいの力を持っている芸人って、

そんだけしんどいのに、しんどいのにホッとさせられていることって、

その技って、その芸って、んーん、そんな芸人って芸人の姿って、

ほんまの意味で、まぁなんて、とても格好いいんだろう。

ホッとさせるくらいの芸。と、しんどい体。

いや、体しんどい。 なのに、こんなにも客席をホッとさせられる。

その、積み重ねてきたほんまの巧さ。と、そのホッとするええ感じの力具合と、選曲と、格好とで。

それって顔じゃなく、歳じゃなく、ほんまの意味で、とても格好いいことだし、
それって、それもまた、「カッコイイ」ではないかもしれんが、「格好いい」芸人、芸じゃあ、ない?

(あきらかに観られてへんの解ってるからって手ぇ抜くんはあかんけどさ。笑)

さいきん、ワシがちょっぴり追うてるのも、そんな人です。(次の記事参照!笑)

でもきっと、若い、もとい、バカいワシにはきっとその気持ちはまだまだ解らんし、ただナマイキなだけ。

いやナマイキならまだしも、アホでウザいかもしれません。

で、己の若さ馬鹿さが悔しいて申し訳なくてたまりませんようになったりします。

あかんなぁ、ワシ。

…メロメロどっきゅんきゃあきゃあってなった方が言うた方がええファンなのかな。

うん。

…でもワシには無理やなぁ。笑

でも、ワシ、毎月楽日(だけじゃないときもあるみたいやけど)に、
めっちゃええ表情(かお)で踊らはる『宗右衛門町ブルース』、めっちゃ好きです。

画像


なんだよその、めっちゃええ表情(かお)は!って。ああ、楽日終わったんね!って。

で、この『宗右衛門町ブルース』のおっちゃんに、情がうつったりもしてもうて、

で、元気にご機嫌に素敵にちゃらんぽらんに(失礼。でもこれいい意味)生きてはる姿を見ると、ホッとします。

…え? そのホッとするは意味が違うって?

…ふん!ホッといて! & ホッときます!笑

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女性ボーカルの『宗右衛門町ブルース』(むかし竜小太郎に貰ったテープ。誰が歌ってるか知らん。だそう。笑)
写真は7月楽日。写真としてはサイアクの写真だが、お気に入り。
きっと来てねと泣いていたかわいいワシはウブなのよ。(ああ、はいはい。笑)

ワシ、この楽日の『宗右衛門町ブルース』の、このええ表情(かお)が観たくて、追うてるんかもしれへんわ。
この楽日の『宗右衛門町ブルース』の、このええ表情(かお)が象徴する…あ、象徴するってカタいな(笑)、
この楽日のこれにみられる“ナニカ”が、役者さんってのの、芸人さんってもんの、“ナニカ”を、
いや、人間って…みたいな“ナニカ”をみられるような気がして(?!)、せやから、この“おっちゃん”(失礼)が好き(キャー!笑)なのかもしれへんわ。笑

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賭けた「役者」命の度根性、燃える勝負の「男の履歴」
旅の役者って仕事ぁ、さぞ楽しかろうと思います。 でも旅の役者って仕事ぁ、さぞさぞしんどかろうと思います。 「ああ、しんど、体えらいわぁー」とか、 「ちゃんと観ろよ!ばーか!なんで解らんねん!」って思ったり、 もしかしたら、ふと、 「自分何しとんねや、これでええんやろか」って思ったりもする? …さぁ、それは、どやろ。役者ではないワシには解んないけど、 でも、でもでも、そんなん誰しも、 口に出す出さんにしろ思ったりすること、あるんちゃうかしら。 でもそれでも、賭けた「役者」命... ...続きを見る
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2011/09/01 15:55

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
何年か前に篠原で白竜サンが
千穐楽で踊ったのが忘れられないのですが
たしか平和カツジさの、だったかと
九段下
2011/09/01 08:49
元曲は「平和勝次とダークホース」さんのものですね。
ちなみに「ダークホース」というバンド名、
この名付け親は、ワシのお師匠のひとり、「爺先生」。
(さいきん会いにいっとりませんが。笑)
ウチの番組のディレクター親分も「カッちゃん、カッちゃん」言うてる。笑
ムード歌謡やけど、元芸人さんのコミックバンドですもんね。

けどカバーしてる女の人が誰か、あの音源が誰かは謎。
ま、でも、もー、いいや。笑

篠原で白竜さんが楽日にって素敵。
やっぱ巧い人が、巧くてカラーの濃い方が踊るんですね。(ん?笑)
桃♪⇒九段下さま
2011/09/01 17:44

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