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zoom RSS 祭 -藤美一馬-

<<   作成日時 : 2012/03/30 14:17   >>

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ショーの中盤、
幕が開くとおおきな太鼓の前に、座長がひとり、立ってました。
そこに流れてきた曲は『夏祭り』。
線の細そうな、白い座長が、
撥を構えて、さいしょ静かに、ドン・ドン・ドン…。
イントロ終わり、ロックになったら、ドコドンドコドン、ドコドンドコドン!
ドコドンドコドン、ドコドンドコドン!!

「劇団KAZUMA」の藤美一馬座長は、
楽しそうなとき、芝居で、三枚目役で心底楽しそうに子供のようにはしゃぎます。

芝居中や口上の際、座員をいじり、べらべら喋り、げらげら笑います。
そんな座長を観て、座員も素になってげらげら笑ってます。

「劇団KAZUMA」の藤美一馬座長は、
シンドそうなとき、口上挨拶の際、本気でため息をつきます。芝居中でも本気で愚痴を言います。

忘れもしない、数年前とある劇場にて、
芝居大詰めの立ち回り中に「あ〜。ダメだ。」「あ〜。具合悪い」って刀、ぽーんッ!

またこれも数年前とある劇場にて前売り券販売の際、
お客さんに、突然姿を消した座員(在籍中とても仲良さそうだった座員)について訊かれ、
「○○さんですか?あ、どっか行きましたぁ〜」と、あっけらかーんッ!
(居なくなったときすごくショックを受けていたという噂だったのに)

しかし!
そんな「しゃあないなぁ」みたいな感じが
客席にも、もしか関係者にも愛されるのか、
この座長とその劇団、わりと結構、大きな劇場に、毎月、続け様に乗ってる気がする。

それはそれで、「良かったなぁ」&「大丈夫かなぁ」。

先日、大阪の劇場でひさしぶりに目にした藤美一馬は、
ショーの中盤、幕が開くと、おおきな太鼓の前に、ひとり、立っていました。

「では叩きます。」

流れてきた曲は、『夏祭り』、JITTERIN'JINN(ジッタリン・ジン)の『夏祭り』

ドコドンドコドン、ドコドンドコドン!ドコドンドコドン、ドコドンドコドン!!

画像


割れそう。

太鼓が?

いいえ、藤美一馬が。

もうええ。
やめて。もう。やめたげて。

いや、でも、叩かなあかんねん。

劇場やねんもん。
舞台やねんもん。

座長やねんもん。
役者やねんもん。

しかしなんで夏祭りやねん。ゲーセンの太鼓ゲームか。なんで太鼓そんなデカいねん。なんでひとりやねん。

あ、座員が出てきた。

ひとりずつ、ひとりずつ…。
あ、座員みーんな出てきた(次の出番で踊る若いコ以外)。

みんな、え〜ぇ表情で踊っていました。
訳解らん衣裳やけど。
皆が、座長の必死の太鼓に合わせてえ〜ぇ表情でした、必死の座長もえ〜ぇ表情でした。

弱く、でも強い、たくましい舞台でした。
強い太鼓でした。

座長でした。

危うさ…素直さ正直さ。でもそれでも、強くあらないけないのさ、「強さ」。

ああ、しょうもない、ああ、どうしようもない。

ドコドンドコドン、ドコドンドコドン!ドコドンドコドン、ドコドンドコドン!!

ロックでした。
んーん、「大衆演劇」でした。

でも、てか、それ、一体、それ何祭やねん。
ああ、そうだ、一馬祭だ。うん、「祭」。

舞台って、祭りって、打ち上げ花火のよう。

だから忘れられん舞台のひとつにランクイン、いい祭りでした、一馬祭は。

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3月25日、堺東羅い舞座、夜の部にて。

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今日も笑顔で毎日「ワッショイ!」-大衆演劇、それは人生の旅人達の毎日の祭-
≪あと何年、あと何年、あと何年だとしても。 俺は俺のやり方でお祭りやってやるけどね!…ワッショイ!≫ くるくるくるくる、ニコニコニコニコ、 ちょっと無理しすぎ? 頑張り過ぎ? でも…ええなぁその顔!そのポーズ! 大衆演劇、その舞台には豪華絢爛美しく楽しい素晴らしき「虚」と それらを魅せ続ける役者自身の「実」が入り混じる。 その舞台から見える≪人間≫の姿に腹から笑おう腹から泣こう、愛しよう。 このとびきりハッピィで切ない「お祭り」に、こちらも人生を重ねながら参加しよう。 そし... ...続きを見る
桃花舞台
2013/11/25 00:15
びば、≪人間力≫! -大衆演劇、その懐深き世界の魅力-
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あれ?

なんか、じ〜んとしちゃったんだけど…。
みかん
2012/03/30 18:28
観てて「じ〜ん」となりました。

曲のせい?
いや、それもあるけど、それだけじゃないはずやっ(笑)
桃♪⇒みかん様
2012/03/31 14:42

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