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zoom RSS 大月みやこの≪魔性≫- 大衆演劇の舞踊ショーから-

<<   作成日時 : 2012/07/01 23:20   >>

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画像芝居風アルバム『橋ものがたり』に収録された
『戻り橋暮色』『くらやみ橋』、『かわせみ』。
早坂暁の『夢千代日記』をモチーフに作られた『夢日記』。
大衆演劇舞踊ショーにおいて、
もうド・“テッパン”とされる
「大月みやこ」の歌の魅力を探りましょうか。

テレビで歌う大月みやこを観るたび、ワシは
「能面みたいやなー」「あれは生ける日本人形?」と思っていました。

幽玄さ。
浮遊感。
儚さ。

先日、ちょっとしたお仕事(※勉強やご挨拶を兼ねたもの)で
そのステージを間近で見せていただく機会があったのですが、
生でその雰囲気に触れた彼女はもっと「生々しさ」「毒々しさ」…
そう、≪人間臭≫みたいなものを全然感じなかった。

歌は勿論、御本人の顔や声から醸し出されるあの≪雰囲気≫。
存在自体が「和」、能面、日本人形、モチーフとしての、なんか日本っぽさ。

せやのに、しっとり儚げなのに、しっかりめっちゃ主張するあの裏声・ビブラート。

あれに見えるは、女の、芯の強さ、小狡さ、逞しさ…「強さ」。

儚いのに、主張する。
身を引いたり、耐えたり、忍んだり…「押す」のではなく「引く」。

そこに見えるは、「意志を曲げないため」の「引き」。「引く」から、より「主張」する。

うん。女の、芯の強さ、小狡さ、逞しさ…「強さ」。

そういう意味では石川さゆりとちょっと似てる。

でもかなり「私」色の強い石川さゆりの曲は、ときに、曲世界より、歌手自身を主張する。

あのツンとした美人の顔、いや、声どころか、あの「ツンとした声」!
あれは「歌」でトップに上りつめた人間の持つ傲慢で凛とした色気(業)!

儚く上品なのに生々しく毒々しすぎて、
その生々しさ毒々しさだからこそ使用されることも多い。

てか石川さゆりの曲が無かったら舞踊ショーは成立しないくらいの勢い。
けど、やっぱり、それは
≪「おはなし(歌世界)」を表現している≫というより
≪「石川さゆりの曲!」を踊ってます!≫っぽい。

してみると、大月みやこは…。

あ、石川より売れてないから使いやすいと言ってるんじゃないよ!
(あ、言ってるか。でも、これは、いい意味で)

主張しすぎず、でも、しっかと主張している、儚いくせに逞しい「歌のおはなし世界」。

だから、「大衆演劇」にぴったりなんですね。
だから、こんなに魅了されるのでしょうね。

そんな大月みやこの歌が持つ雰囲気は、一言で言うなら、≪魔性≫?!

うーん、やっぱ、「日本人形」、「能面」やと思うねん、ワシ(笑)

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「大月みやこコンサート」@松戸森のホール21、6月26日にて。

「あなたの橋ものがたり -『戻り橋暮色』-」
「暮れてゆく暮れてゆく、戻らず進みながら『戻り橋暮色』」
「陽炎 -舞踊×曲の力を『戻り橋暮色』から-」

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