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zoom RSS 大衆演劇、その「これから」を見るような -『ぐでんぐでん』-

<<   作成日時 : 2013/03/03 00:10   >>

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『ぐでんぐでん』という曲があります。
ショーケンの曲です。
怒髪天がカバーしてます。
大衆演劇ではテッパン・ソングです。
これを缶ビール3本(※ナカミは空)持って踊るチャラ男が居ます。
ワシはチャラチャラしたヤツやチャラチャラした芸は嫌いです。
でもこの若い役者さんのこの舞踊が大好きです。
若い彼のこの舞台を観ていると、
ワシはこれからの大衆演劇とこれからの大衆演劇の役者さんとお客さんについて
考えさせられ、切なくなりながらも、ニタッとなるからです。
うん、ノリノリの音と彼と客席の中で…

まるで飲み会の席でのコールを求めるみたいに、
舞台で缶ビールを片手にもう肩一方の手で客席をあおる仕草。
ノリノリの彼は、呑み呑みで、1本そしてもう1本、そして、♪ぐでんぐでん、
ふらりふらりしながらも全ての客席に目線を配り、最後は片方の肩脱いで、キメ!キメ!

まるで飲み会のヤンキー。
でもお客さん、皆、めっちゃ楽しそう。

眩しいなぁ。

最強に完璧にノリノリ顔ヤンキー顔キメ顔で
「解ってていてチャラチャラ」つまり「意識して技として超チャラチャラ」する彼の姿と
それに盛り上がり熱狂する客席をワシ、眩しく見つめ、
ちょっと切なくなりながらも、ハッキリと思う。

これから、これからの大衆演劇では、もしかしたら、
こういう役者さん、こういう若い役者さんがよりウケてゆき、
人気になってゆくのかもしれないな。と
決して「古典をやってます!」「芸ひとすじです!!!」みたいな人だけでなく。

それはこの時代、現代、ちょっと寂しい時代、心の孤独の多い今の時代、
そして娯楽がいっぱい増えたからこそ
送り出しや愛想やという、「距離の近さ」がより求められるようになった、
良くも悪くも芝居の内容芝居の技術踊りの内容だけでなく
(それよりも…とは言わない。言いたくない)
そういう点も、いや、が、そういう点もこれまで以上に重視され、
ますます重視されるように益々なってゆくであろう大衆演劇の世界において。

古典!芝居!ガチ!白塗り!が好きな(ん?ワシ、頭カタすぎる?!)ワシは、
ちょっと切なかったりもするのだけれど、でも、これは事実として。

だってスポットライトの中、キメキメぐでんぐでんな彼と
それにキャアキャアと熱狂し歓声を上げる客席のお客さんたちの姿は
とても、とっても素敵で、ほんまに眩しい。
そして「解っててチャラチャラ」「意識的にチャラチャラ」な若い彼とそれ観る客席の
『ぐでんぐでん』さは、ほんまに眩しく、ほんまに最強…!

画像


これは彼の持つニン、彼の人間力役者力による、この熱狂。
彼が努力して積み重ね、これからも積んでゆくであろうニンによるもの。
プロだ。偉い。切ない。カッコいい。嗚呼、なんだかワシも、ぐでんぐでん…。

帰りがけ。ワシ、言いました。「チャラいね〜。いい意味でやで」。

ほな、返ってきた言葉は「いい意味でチャライやろ?俺らしいやろ?」。

うーん

ふふふ

そして、

いえーい

ひゅう、やるぅ!

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この歌も、最後、「酒の川」って歌詞が出てくるんだよね。わはは。

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『今宵の月のように』
くだらねぇと呟いて冷めた面して歩く…と云うその曲 『今宵の月のように』を彼はちょっとスカしながらどや顔で踊っていました。 青臭いなぁ。若いなぁ。どうしようもねぇなぁ。だから、グッと来るなぁ。 彼は今、舞台には居ません。 今は何処で何をしているか解りません。 けれど若い彼は今宵もどこかで同じ月を見ているのだろうな。 青臭いあの曲を聴く度に青臭いワシは青臭い彼の事を思い出し、 そして、これからも思い出すと思います。 ...続きを見る
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2013/10/31 23:56

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