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zoom RSS 女の強さ、役者の強さ -“竜さん”の『ヨイトマケの唄』-

<<   作成日時 : 2014/01/10 16:27   >>

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女優だけの大会「なでしこ会」、
そこで“竜さん”が踊ったのは『ヨイトマケの唄』でした。
美輪明宏大明神の原曲じゃなくって、女性が唄うカバーバージョン。
会長である“竜さん”はトリで現れ、魅せました。

“竜さん”こと美川竜さんは大きな体の女優さんです。
総座長(※以前の記事)より大きい。ん、そんなことないか。
若座長(※以前の記事)よりは大きい。それは絶対。あ、深い意味はない。

“竜さん”さんは芝居は勿論、踊りも巧い。
忘れもしない、大月みやこの『白い海峡』。
大衆演劇の役者さんがこぞって使う台詞入り橋シリーズ(笑)やなく
普通の、っつったらおかしいが、
演歌でアテフリやなくかっちりとした日舞を踊ると≪おはなし≫が見えた。
雪の中、寂しい女の人が確かに居た。
美空ひばりの『雑草の唄』もカッコよかった。
『川の流れのように』でも『みだれ髪』でもある『女の詩』でもないが、
立ち姿でこれ踊った時の、なんとまあ晴れ晴れ軽かったこと希望に満ち満ちていたこと!

そして今回目にした大会で、この歌です。

≪父ちゃんの為ならエンヤーコーラッ、もひとつおまけにエンヤーコーラッ!≫

あの強烈なイントロが流れゆ〜っくり歩いてきた“竜さん”はしゃがんで、
懐から取り出した煙草に火を付けてうまそうにふかしました。
そして“竜さん”は力いっぱい網引くお母さんになり、
泣いてる小さな子供になり、成人し立派なエンジニアとして晴れやかな表情を見せる青年になり…
あの長〜い曲に合わせてくるくるくるくる表情を変えて、演じ切りました、見せきりました。
日舞やなくアテフリで、完璧な振りと表情で、演じ切りました、いや、「語り切った」ように見えました。

大衆演劇で『ヨイトマケの歌』を踊る役者は意外な事に結構居ると聞きます。
ワシが評論家さんから熱っぽく薦められたのは、とある若い新進気鋭の魅力たっぷりの男の子のそれ。
まだ観ることは叶っていない。けれど、きっとめちゃめちゃ一生懸命なんやろう。
気持ちいいくらい尖ってるやろう。だからこそのこの選曲、気合い満々に溢れる1本。
それもいいなぁ。きっとしんどくなるほど、まっすぐ、若い。絶対見応えある圧倒される。

けどこのステージは、“お母さん”“女優さん”、“竜さん”踊るステージだ。
見せたのはきっと歌だけやない。魅せられたのはきっと歌の力だけやない。

≪父ちゃんの為ならエンヤーコーラッ、子供の為ならエンヤーコーラッ!≫

歌を通じて、歌に乗っけて、歌を倍以上に真にしたのは“竜さん”の魅力。
大きな体。大きな笑顔。おおきな、まぁるい、“お母さん”の芸。
それを、しかも女優だけの大会で、会長として、語り切る。
これぞおんなのひとの、大衆演劇の女優さんの、強さ、大きさ、逞しさ!

大衆演劇世界は男世界。でも、うかうかしてたら大きくまあるく舞台ぜーんぶ食われるで!

そう、関係ないのに嬉しくて、誇らしくなるような、「女」「役者」のステージでした。

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12月11日、なでしこ会、羅い舞座京橋劇場、夜にて。写真?ない。ごめん。

私、これ、大会用に持ってきたスペシャルな舞踊かと思いました。
けど、この劇団を観に行った友人曰く、「前にも観たことあるねん」って。
「確か、座長(ゲストかなんかで)居てへん時に」…って。
わ、ほな、もしかしたら今後も観られる機会あるかもな。うわぁ、それ、嬉しいな。

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