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zoom RSS That’s 麗士’s 国定忠治-『名月赤城山(国定忠治)〜振り向けば夕日〜』から-

<<   作成日時 : 2015/04/26 14:20   >>

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画像花道で。
振り返って。
おーきく目を見開いて笑ったの。
赤城山をおりる忠治が。
おりると決意し追っ手を斬る、その時に。
ニヤリっ、ギラリっ。
その目。
エっっロっっ。
That’s 麗士’s 忠治。国定麗治。

ワシは国定忠治が好きである。
今更とかまだそんな時代の芝居好むんかとか
色んな声がありそうやが
『名月赤城山』が好きで、
ある意味、
これこそ男の美学を感じられる1本だと思っている(過去記事)。
男(人間)の生き様死に様、≪にほん≫の美学、「滅び」というもの…
なので浅太郎と川田屋と忠治のあの芝居が好きで好きで。
(かつワシの大衆演劇史上ベスト芝居は
そんな忠治と日光の円蔵の「その後」の芝居で)
某会長に「なんで最近赤城山あんましやんないんですか?」と聞き、
「あれは芝居好きの人は好きやけど、
地味やから、今のお客さん好かんけん(←冷めた口調ながら悔しそうに)」
言われて悔しがってぴぃぴぃ言って、
てか、ワシ、やっぱり、生まれてくる時代間違ったんじゃねぇかとかいつも思うのだけれど(笑)

昨日、そんな会長がゲストした際の芝居が『名月赤城山』だった。
(※劇場に行くと数人の知人が「桃ちゃん!今日!名月やで!」と言うてくれるという。
どんだけ好きやと思われてるねん。はい、大好きです)
主演は“美川さん”、“レージ”、こと、「劇団美川」の美川麗士総座長。

“美川さん”の忠治は、茶髪だった!

いつも思う、“美川さん”の個性はハンパない、
いや、こんな言い方似合わない、「パねぇ」、これ。
ワシはいつも“美川さん”を観ていて
「なめ猫」(80年代に流行したヤンキーファッションの猫)を思い出すのだけれど、
まさに「なめ猫忠治」は茶髪で、びっくりするようなワルいセクシィな声で、ドスきかせて、子分らを脅す。
あ、すみません、脅すなんて忠治じゃない、でも、脅すかのような存在感で生き様見せる。

正直、正直に、書く。

それはワシが好きな赤城山の、忠治の、
男の、「無常観」、「侘びとさび」(これってたぶん大事よね?)は、
あんまし、いや、ほとんど(すみません)、感じさせなかった。
これ、以前のワシやったら、原作至上主義のワシやったら、「きーっ」言うてると思うの。
ただ、そんなこと、どぉでもいい。
そう思わせる、≪個性(オーラ)≫なのだ。
これは、美川麗士の忠治、美川麗士にしかゼッタイに出来ない忠治、
「美川忠治」「国定麗士」、ただ、ひたすらに、カ、カッコイイ・・・!

そして“美川さん”の「美川忠治」「国定麗士」は最後、
浅太郎を山からおりさせ、子分らにも覚悟決めさせ、
そして、愛刀、小松五郎義兼を抜き、花道に踊り出た。
追っ手に向かって「うるせぇんだよ」
そう言って花道に踊り出て、パッと振り返って、おーきく目を見開いて、ニヤリ…ぎらり!
その目の、光ること、色っぽいこと!
その色気はこのシーンには不必要なくらいの色気?
いや、ちゃう、これ、これもある意味、山をおり、人生の覚悟を決めた男の目だ、
これからどうなる、俺、忠治は、わかんねぇ、うるせぇ、
ごちゃごちゃ言うんじゃねぇ、どうせ滅びの道、
でも、おもしれぇじゃねぇか、だって俺ぁ忠治だぜ、いや、オレは麗士(レージ)だぜ?
…とでも言うように。(こじつけ。深読み。)
ああ。そうだ。死とエロ。滅びと色気は同じものだ。
この忠治は、麗士忠治であり、個性的であり、でも個性だけでなく、ほんまに「忠治」だ。

そんな“美川さん”の忠治は・・・一言、「カッコよかった!」のです。


■omake■
4月25日、夜の部、「劇団美川」@木川劇場 紅あきら同魂会会長ゲスト
芝居は『名月赤城山(国定忠治)〜振り向けば夕日〜』
小松五郎義兼を抜いて「赤城の山も今宵限り」の後、
クールなカッコイイ表情のまま「木川劇場も後4日」と続けるので、思わず本気で笑ってしまいました。
「後4日もありゃ…紅のあんちゃんのお客さん、1回は来てくれるよなぁ?顔は覚えたぜぇぃ?」。
さすが。もう、さすがです。総座長。

歌は『あんたのバラード』。世良公則。
これ、ずぅっと昔、親交会の大会で観た時から「せ、世良公則」「なんて似合うんだ!」と思っていたお気に入り。
舞踊では女形でがっつり胸元あけはるとことか、
大衆演劇界でも屈指の「ロン毛&カラー鬘が似合いすぎる」立ち姿とか、
ロン毛カラー鬘で踊るラストショーの『田原坂』とか、
ヤンキーがそのままオジサンになったような(失礼。けれどいい意味です)
口上での「カハハハハ!」って笑い方(めっちゃええ顔で笑いはる)とか、もう、ホント、“麗士(レージ)”様でした。
写真は、私的に“美川さん”の「カッコよさ」が出てる思う、相舞踊『ざんばら』(近藤真彦)から。
(右が“美川さん”こと美川麗士総座長、左は美川慶二若座長)

そして紅会長。会長は、御世辞でもなんでもなく、格好いいなぁ。
(こんなこと&こんな言い方やから信じてもらえんのやろうが。もういいや。笑) 
立ち、新宿銀次は勿論だが、ワシの大好きな『竜馬節』。これね、ホントに、竜馬、なんです。

■omake2■
以前の記事はこちら。
【個性(=色気) -写真でみる美川麗士総座長の魅力-】

■omake3■
忠治といえば思い出すのがこの短編小説。大好きなんです。
先日とある役者さんとこのお話が出来て泣くほど感激。
【『入れ札』 -人間臭く、どうしようもなく“人間”な忠治とその子分-】

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