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zoom RSS 見てゆく、ということ-「新喜楽座」-

<<   作成日時 : 2015/04/27 05:55   >>

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画像「喜楽座」、
じゃなかった
今は「新喜楽座」を観ていて感じるのは
眩しさと、切なさ。
若者たちのイケイケの眩しさ、
若さ、いい意味の若さ青さと
かつて若者だった者たちの、
客の目には見えないけれど、
きっとそうなんじゃないかなと思わせる、
滲み漏れてくるかのような想い。
グッと胸に来る。
で、泣いてしまう…
のは他人事のようで嫌だと
心が泣くのをセーブしてジッと観る、ただただ、その「今」の舞台をジッと観る。

「新喜楽座」
関東の歴史ある劇団、
荒っぽい言い方をすると
関東の歴史ある劇団が2つ3つくっついた(?!)ような形で
現在ある(とワシは思っている)この劇団は
誰かが特別好きという訳ではないがワシの気になる劇団のひとつです。
現在は松川さんちのパセリ君とじゃがいも君…改め兄・松川小祐司座長と弟・松川翔也副座長を主軸に
そのお母様の“さなえ様”(松川さなえさん)が前へ前へ出て
盛り上げて盛り立てて元気に今に受けるようにやっておられるよう。
そして忘れてはならないのが後見に「演美座」の生き残り(すみません)、“旗さん”(“ジョージ”)こと旗丈司さん。
同じく、御身体の具合をみてのことか、今は肩書きはないようですが金井保夫さん。
(2人ともめちゃめちゃカッコイイのである。たまらんカッコよさがあるのである。)

ワシが初めて劇団として観たのは「新」が付く前。
3年前の1月、松川小祐司座長の誕生日公演。
『唐人お吉』をやると知り、いろんな意味で観たくて、行った。
若い二人のお吉と鶴松は眩しかった。涙流しての熱演は眩しかった。先に目がいったのは勿論そこ。
けどワシがもっと目がいってしまったのは、
伊佐を演じて舞踊ではさらっと山川豊を踊って口上で鼻水ネタを話した“旗さん”でした。(※金井さんはお休み)
こんな記事にもしたのだけれどさ、
酒と涙と歴史と鼻水のお吉 -『明烏お吉』(劇団喜楽)-
“旗さん”、“旗さん”、どんな気持ちであの誕生日公演の舞台に立ってたんやろう、あの眩しさを見てたんやろう。

そして今回。
関東に個人的な用事があり、ならばと向かった小岩の喜楽。
なんてことか! またもや誕生日公演にあたったのだ。
今回は花形さん(大和歩夢くん)、ふわんとした優しそうな今時のかわいいコ。
芝居も舞踊も彼を主役に大盛り上がり、ファンの方も主役含め若者たちも楽しそう。
自由に、やりたいこと、のびのびやらせてもろてる、ハッピーな誕生日。
でもワシはやはり目がいった、“旗さん”と“金井さん”に。
ずぅっと生で観たかった“金井さん”。あの格好いい舞踊、目。
そして“旗さん”。お芝居で大工の三下役でさなえ様とギャグ、ド・下ネタ。
わろてもた。ええなぁ。その下ネタ。けど、細い細い体で。大工の下っ端の役で。
わろてもうたけれど切なくもなった。ええなぁ。でもええんかなぁ。なんやろこの気持ち。
さらにワシ、この日、観てしもたんや。
とある理由で、とても前の、いい席で見せてもろた故に。
主役の歩夢くんの踊ってる時、そして翔也くんがイケイケで女形『酒供養』してる時、
舞台袖に、もう踊り様の着物で、“旗さん”が見ているのを。
スタンバイというには、たぶん、もうちょっと早かったと思う、だからきっと、見てたんだと思う、
何かと言う訳ではない、ただ、見てた、表情はわかんなかった、けど、ジッと、
見てたようにワシには見えたんだよ、後見は。

関東の歴史ある劇団、
荒っぽい言い方をすると
関東の歴史ある劇団が2つ3つくっついた(?!)ような形で現在ある(とワシは思っている)この劇団。
松川の二人が座長・副座長となり「新」として新たなスタートをきって、
結構、勢いもよく、人気もあるらしい、素敵なこと。
その新喜楽座は今と昔がある劇団、若者たちとかつて若者だった者たちのいる劇団。
イケイケとイケイケだったころと今と、全てが、今、舞台に「今」として出ている劇団。

生きてゆくこと。その切なさ。でも、やっぱり、喜びと楽しさ。

ワシにはね、“金井さん”のあの目はそんな全てをわかり、諦め、悟り、
でもそれでも今日も舞台に立つ…俺はこうして生きて来た「役者」だ、
いつまでかわからないがこうして生きてゆくんだ…という信念の目に見えるのです。だから格好いいねん。

画像


そして“旗さん”のあの悩ましいほどの素敵な色気は、
同じく、諦めと、悟りと、でもそれでも今日も舞台に立って…るんやけど、
それら全てに加えて持って生まれた(?!)可愛さ…兄譲りの粋さと可愛さ(?!)と、
色々を重ねて重ねて重ねて来たものが滲む、最後の(失礼)キラービームに見えるのです。そりゃあ、色っぽいで。

画像


「今」、こうで、これからどないなるねやろな、ジッと見ながら思います。

その答えは、これから、ただ、眩しさと切なさを噛み締め見てゆくだけでしか、わからないことなのだと思います。



■omake■
4月19日、「新喜楽座」@小岩湯宴ランド、夜の部。花形・大和歩夢誕生日公演。

お芝居は『浮世の病』。喜劇。ん。喜劇になるんよね?
花形歩夢君に主役としていっぱいいっぱい花持たせた、
本当に伸びやかに明るく自由にニコニコした公演。


■omake2■
お吉以外の以前の記事。
ハッチ? ミッキー&ミニー? いや Monster -松川兄弟-
眉毛 -劇団喜楽 「座長」旗丈司-

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