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zoom RSS 役者の業、女の業。女の業、役者の業-沢田ひろしの色香、メラメラと-

<<   作成日時 : 2015/05/22 11:39   >>

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画像メラメラと。
燃え盛るようでした、業が。
それは女の業、役者の業。
いや役者の業、女の業。
長山洋子の『じょんがら女節』、情念籠る女唄。
津軽三味線の音と共に転がり出るように
いや飛び出るように登場した
「沢田ひろし」さん(フリー)から滲み漏れていたのは一言「業」。
そんな「沢田ひろし」さんと
彼が表現した女から滲むのは眩暈がする程の色香―

それはきっと
前の出番だった“アイカワ”(※前記事参照)の影響もある?!
私はそう思ったのです。
あいつ、抱いた、全員抱いた、高まらせた。
その一部始終を袖で観ていて、さぁ、出番。
飛び出してきて、
そして見せつけたのはお得意のケレン味たっぷりの女形。
強くもしなやかにこれそ「俺!」なテクニックを惜しげもなく浴びせてニヤリ。
いつもどこか皆と敢えて違う場所で涼しく微笑む、尖った御顔のクール・ビューティー。
でもその涼しい顔がぐにゃりと歪みニタリと笑う。
「凄い?」「知ってる」「うわぁ」「だろ?」「これが俺。見惚れる?どうぞ?」
小憎たらしい冷淡な表情で熱い舞踊を見せ、時に、ニヤリと会心の笑み。
その涼しさと笑みがこの日は特に妖艶に見えた。

メラメラ。ニヤリ。ひやり。メラメラ。上品なのに、俗っぽい素。メラメラやのに、クールな顔。

そんなひろしさんと曲の世界の女がだぶる。
太棹三味線持ったいい女、小股の切れあがった鉄火肌、
一途に一途に男を想う恋には無器用なひとりの女。
雪のように火のように強く男を想い、
あんたが欲しい哭かせて欲しいと体で哭く女。
役者と曲の中の女が溶け合って一緒になって私達の目の前に現れる。
ああ、沢田さんは曲の中の女すら抱いて自分のもんにした?!
とまで言うとちょっとコジツケしすぎかもやが、
燃えて弾けてくすぶり愚図る憎い愛しい切ない辛い、
そんな女の業が
俺が見せてやる俺を見ろ俺が一番だろ俺だよ沢田ひろしだよ
とでも言うような涼しいのに熱く、上品やのに俗っぽい業、
メラメラ燃える業とプライドのクールさに溶け合い、
燃え、見せられ、叩きつけられ、激しく見せつけられる。
女は抱けと静かに燃える、役者は抱いてやる…
いえ黙って俺を見ろ俺に抱かれろ=魅せられろとばかりの気で魅せる。

その舞台はまぎれもなくこの一言「色香」匂う舞台でした。
むせかえるような女と男の、虚と実の、男の、役者の、色香。
これが役者という生き物の色香やないやろうか。
ぐらり、来ました。



■DATE■
5月13日、夜の部。 
「総座長・紅大介 座長・紅秀吉 襲名披露同魂会座長大会」、博多新劇座にて。
沢田ひろし(フリー)

沢田さんは最後の挨拶でマイクを渡され、昇座長の言葉を受け、涼しい顔で「以下同文」(笑)

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