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zoom RSS カッコイイということ-紅あきら、『冬牡丹』-

<<   作成日時 : 2015/05/25 15:46   >>

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紅会長(同魂会)。
反骨とプライドの役者、「紅あきら」(紅劇団)。
これからちょっと、ちょっとずつ、うん、ちょっとずつやっと―
ラクになれるんやないやろか。
変わらぬところは変わらぬまま、ちょっとは、
明るく、優しくなれ、やっと―
ほんまの意味で無理にカッコつけすぎることなく
カッコイイままながらも、
穏やかに笑えるんやないやろか。
この日ハレの舞台で『冬牡丹』を踊る姿を観て想いを馳せました。

杉良太郎の『冬牡丹』。
あの重さ渋さカッコよさをそのまま形にしたよなメロディーと歌詞。
女の本能(なか)に直接入ってくるような
どろ甘い声の杉良のあの声が語り詫びスカしてキメるThat’s「男」の痩我慢。
私にはこの『冬牡丹』は「=紅あきら」な1曲に見えていて。
周りにも他にも御本人にも言うています。
「紅サンは『冬牡丹』が大衆演劇界で一番似合う役者」
「大衆演劇界で『冬牡丹』が一番似合うのは紅サン」
御本人は満更でもなさそうな顔ながらも「よぉわからん」的な感じの反応。
でも、いい、別にいい、私の中ではそう。
他にも勿論「これ!」という曲はたくさん、いや、いくらかある。
他にもこの曲がぴったり似合う役者さんはたくさん、いや、いくらが居る。
でも特に―この『冬牡丹』には紅会長の芝居ぶり、芸風、ニンが詰まっているように見えるのです。
この『冬牡丹』1曲で「ああ。紅あきら(のカッコよさ)ってこれか!」がわかる1曲だと思うのです。

その『冬牡丹』が、この日、息子たちの襲名披露公演で踊られた。
深い意味はないことはわかっている、けれど、「ああ」と唸った。
唸り、眺め、感じ入った、その花まみれのカッコイイ顔と姿を、いろんな思い駆け巡らせつつ。

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会長は。
いや紅あきらは。
ずっと、しんどかったんやないやろか。
特に、最近、近年、いえ、歳重ねるごとに、そして今も。
ずっと、きっと、とても、凄く、しんどくてたまらなかったんやないやろか。
現在進行形でも、人知れず、しんどくてたまらないんないやろか。

カッコイイということ。
カッコイイを(舞台)の「型」にし、出来、続けてきて。
年齢や体や時代が変わっても、続けてゆくこと、貫きたい、貫くのが俺というもの、
その理想と現実、かくありたいあるべしという想いと言うことをきかない自然の摂理。
戦うべき相手は常に自分だけれども、ブレずに居ても、どうにもならないこともあり。
もがき、苛立ち、認め、悔しがれども、毎日と自分からは逃げられない。

でもこれからちょっと、ちょっとずつ、やっと、ちょっとは―
ラクになれるんやないやろか、なってもいいんやないやろか、
いや、もう、これで、ラクになってもいいと思うねん、紅せんせ。
貴方が道ひらき、歩み、貫き通した≪紅≫という道、
その滾り燃ゆる紅いブランドは大衆演劇界の歴史にくっきりと刻まれた。
そしてこれからも唯一無二の色として刻まれてゆく、貴方の育てた若い子たちの力で。
貴方のまわりに居る息子さんと義理の息子さんをはじめとした心強い座員さん。
皆が貴方が作った≪紅≫というブランドを誇り、愛し、自分たちのものとし、
自分たちらしく、あたらしき時代に、あたらしい形で、絶対、くっきり、残してゆく、
もしかしたら、もっと大きく、くっきりとしてゆく。
もう大丈夫やと思うねん。ほら。正面切って堂々と衝突することすら避けて来た父と子。
子は大きくなり「居なくなる」というハッキリした意志表示をし、
その間父はめちゃくちゃしんどすぎた1年3か月を送ったけれども、
その期間を経て返ってきて、互いに(いい意味でずっと一生平行線ながらも)認め合い、
この日、こんな大きな祝いの舞台で、たくさんのお客さん、志同じくする役者さんに祝ってもろたやないか。
その最後に、ああ、『冬牡丹』、俺の、俺の『冬牡丹』―

カッコイイということ。カッコつけるということ。カッコつけ続けるということ。
でも人間だもの。人間なんだ。
カッコイイのはもう皆が知ってる。カッコイイ。
カッコイイを貫き通すそのことがカッコイイ。
けどもうええよ。
つってもカッコつけて見せてくれるのだろうけれどこれからも。
それが生き方でそれが「紅あきら」なのだろうけれど。
だから、皆、ついてゆくのだけれど。

とか思っていたら、ラスト、この表情(かお)。

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なんやねん。子供か。意地っ張りか。
あー、面倒臭ぇ。やっぱ、めっちゃ面倒臭ぇっ。カッコイイのに。もぅ。
ええな。もぅ。カッコイイな。もぅ。「役者」やな。
笑ってしまいました。
なんだかとても、嬉しくて。未来がとても、眩しくて。



■DATE■
5月13日、夜の部。 
「総座長・紅大介 座長・紅秀吉 襲名披露同魂会座長大会」、博多新劇座にて。
紅あきら(同魂会・会長)

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