桃花舞台

アクセスカウンタ

zoom RSS あなたと共に学びたい-ネットと大衆演劇(旅芝居)と皆さんと私-

<<   作成日時 : 2017/05/04 22:49   >>

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

インターネットの力と有難さを身をもって感じている。
業界人、役者さん、ファンの方、
声をかけて下さった方、憧れて下さる方、
旅芝居(大衆演劇)関連のいろんな縁は
まだネットのブログなんて広まっていない頃から続けてきた自分の文により繋がった。
けれどだからこそ見逃せない、見逃してはいけないと思っている。
あなたにも言いたいし自分も胸に止めたいと思っている。
インターネットと大衆演劇のステキな繋がり…
便利さありがたさ素敵さと共に怖さや弊害や「気をつけたいこと」について。
こんなもん読み物にしても楽しいもんでも面白いもんでもない。
私もアクセスが上がる訳でもイイネが付く訳でもない(そんなこと元々どうでもいいのだけれど)
が、よろしければあなたへ私から。

この10年そこらで大衆演劇の客にとってSNSはセットになったと言ってもいい。
私が観出したその頃は
いくらかのパソコン関係に強いファンによる公式や公認ホームページと
ファンによる簡単な携帯ホームページばかりだった。
それからmixi時代が来てmixi同様友達の繋がりが出来るamebloを中心としたブログ時代が来て
今はTwitterやインスタグラム、そして携帯メールではなく即時にやりとり出来るLINEの時代。
スマホも持たないしTwitterもやめてしまった私は少数化どころか変わり者のようだ。
今や年齢を問わず携帯もといスマホ同伴に観劇している。
写真を撮りたいや役者のブログをみたいためにスマホ操作を子や孫から教わるなんてこともあるらしい。
ネットで検索をすればファンによる写真や感想が花盛りだ。
役者もファンも発信、発信、また発信。
微笑ましい。花盛り。
が、たまにぎょっとすることがある。
広い広いネットの海、あれやこれやと流れてきてぶち当たったそれに驚き、嘆き、途方に暮れることがある。

「怖いなあ」と思う。

鵜呑み。思い込み。間違い。発信。

「好き」「私はこう思う」という感想ではなく
芝居のルーツや劇団や役者の歴史など
事実に関係することを断定やもっともらしい言い方で書いてあるもの・こと・ひと。
私がみてもあきらかに間違っているものが拡散され広まっているのをよく見るのだ。
いちいち止められも出来ないし訂正も出来ない、
途方もなくどうしようもなくて目にする度にやきもきしてしまう。
とても怖い。劇団や役者に失礼だ。
こういったことは大衆演劇旅芝居の世界だけじゃない。
けれど殊に資料のほとんど残っていない大衆演劇旅芝居の世界だからこそ
気になって仕方ない、考えねばならないと思う。
残っていない、広めたい、「好き」からのまっすぐな気持ちであることは確かだ。
でもだからこそ鵜呑みや思い込みは怖い。
ただ1ファンとはいえネットで発信することは小さくもとても大きな影響力があることを忘れてはならない。
まずはもっと聞けばいいんじゃないかなあ。書くならばちゃんと。役者さんに。それもひとりだけでなく。
お客さんに。業界の中の先輩に。自分の仲良しグループの内輪だけでなく。
大衆演劇を、好きな劇団や役者を広めたい、ならば、あなたの力ではない、ネットの影響する「力」を考えたい。
ただ楽しいから好きだからは言い訳にも理由にもならない。
役者は商売だ、舞台は生きざまだ。
悪い気持ちはなくても足を引っ張ることも矜持を汚すこともあってはならない。

「嫌だなあ」と思うこと。

否定。
押し付け。
群れること。

自分とは違った観方や好みのお客さんを嫌ったり
好みや嗜好で繋がった自分たちの仲間や仲良しグループで肯定のし合いをすることで
他を「違う」「合わない」と馬鹿にしたり否定したりするさまをよく見る。
自分の好みや理想と違う現実そのものを否定し
「こうあるべきだ」を主張しすぎて押し付けているのもよく目にする。
嫌だなあ。
悲しくなると同時に心配になったりもする。
最初は皆「楽しい」と「好き」ばかり。
けれど観てゆくうちに自分の理想とは違うゲンジツにぶつかってしまったりすることがある。
嫌だったり苦しかったり見て見ぬふり出来なくなってでも見ぬふりしたくて。
そうして繋がりを求めネット上で叫んでしまってくっついてのことかもしれない。
気持ちはわかる。けれどなぜあなたが正しいと言い切れる。
「それはあくまであなたの見方(好き嫌い)」
客席には様々な人がいる。
年齢、見方、考え方。芝居が好きな人、ショーが好きな人、役者が好きな人。
演劇を鑑賞する人、ただ楽しみに来ている人、恋する人。本当に様々な人がいる。
そして舞台上にも様々な個性がある。
若手、ベテラン、大御所。巧い人、巧くはない人。きれい人、そうでない人。
芝居が巧い人、舞踊が巧い人、トークが上手な人、オーラがある人、親しみがある人。
いろんな役者が居る。
皆がそれぞれの魅力で舞台に立ち生きていて、そのひとりひとりを応援するお客さんが居る。
皆にそれぞれのスターが居て、救われ、救われることで救われている。
そして忘れてはならない、否定してはならない、大衆演劇旅芝居は「今」の舞台だ。
過去から続き未来へとつながる今の舞台だ。
時代時代のお客さんのために時代時代の「今日」のお客さんを「俺のやり方」で楽しませている。
毎日ひとりでも多くのお客さんに来てもらわなけれは文字通り死活問題に繋がる。
だからこそ座の長として悩みながらもいろんなことを取り入れたり、
いや集客ではなく自分のポリシーを貫くと決めていたり、
受け継いできたものと自分と自分たちらしいもの、好きなものと嫌いなもの、
いろんなものを毎日の舞台に乗せている。
きっと「いい悪い」はない、あくまで「好きか嫌い」かしかない。
だから難しいし、だから面白い。
すべてを好きになるのは無理だしなれっこないが
他人のそれを批判したり否定したりは「自分ばっかり」の野暮の極みではないか。
自分と自分の周りしかみていない、
みているのにみえていなくなり、みえていないことでみえていること以上に
人を嫌な気持ちにしているのではないか。
考えたい。

ネットというツールは良くも悪くも我々客席が大衆演劇旅芝居を楽しむのに欠かせないツールになった。
即時性の高いTwitterやインスタやLINEは便利だし楽しいし仲間内で盛り上がれるし自意識も満たされる。
距離の近い大衆演劇旅芝居という娯楽を二味も三味も倍増して楽しめるだろう。
だからこそ気をつけたい気に留めたい。
ネットというやつは広がる、広まる。
残念ながら我々皆が真実を見抜ける力を持ってはいない。
持たないといけないし皆に努力が必要だが、すぐに出来ることではない。
ならば気をつけなくてはいけない。
ネットは便利だけれど人を無粋にしかねない。
便利さが奪うのは想像力だったり人を想う気持ちだったりだ。
好みや観方、主義主張の違いによるちいさなぶつかりはこれまでもあった。
客同士の揉め事や役者と客の秘め事・・・
悪い意味でもいい意味でも付き物なものもむかしからありこれからもあり
けれどネットという便利なもので見えるようになり
ネットというものの恩恵・便利さと同時にいろんなものが明るみになっているのが今なのだと思う。
客席での小競り合いとネット上での客席の小競り合いは同じだと私は思う。
ケンカや言い合いにならなくとも一方的な主張しっぱなし発信しっぱなしとなるネットで
客同士さらには役者が気を病むことはあってはならない。
旅役者にとって舞台は生きることと直結の仕事であり人生そのものだ。
その商売・・・お金に繋がることや舞台に立つ気持ちを妨害をすることは絶対にあってはならない。
劇場でも送り出しでもネット上でも。
うつり変わる時代、「今日」を生きる芸の世界、だからこそ客も役者も粋でありたい。
人さまざま、カタチさまざま、みんな違ってみんないい、みんな阿呆でみんないい。

私は大衆演劇旅芝居とそれを書くことで学ばせてもらってきたと思っている。
学生上りのまだ今よりも何物でもない頃、
この面白さと魅力を自分の目線で伝えたいという気持ちと
同時に自分の勉強の場としてこのネット上という舞台に裸で上がることを決めた。
たくさんの人にも学ばせていただき育ててきてもらった、
食えるようになり、食えるようになるも日々バテバテで、日々悩み…ながらも笑う中、本当に救われてきた。
人見知りで距離感をキープし続ける臆病者でありながら常に身の丈以上に生意気な業の深き物書きである。
途方もない、今なお途中だ。
途中の人間からの語りかけだなんてそりゃあ反発を喰らうだろう。
ただのお節介おばさんだ。
でもあまりに目について・・・
スルーするのも力だ、私は大人げない。
が、自分だからこそ言いたいし言えることかなとも思いこういったことも「読み物」にしたい。
ああむずかしい。
やはりここは学べる場だ。
どうぞ皆そして私も。
便利でありがたくて楽しいからこそ、
自分と自分のまわりのひとたちだけでなく≪向こうに居る誰か≫を。
私たちも役者さんと同じように人生の稽古を。
共に学びましょう。楽しみましょう。
今とこれからの大衆演劇をつくってゆくのは役者さんと、そして客席の私たちなのだから。
私ももっと勉強。もっと進みもっと前へもっと次へ。
今改めて姿勢を正す。


■omake■
よっしゃ。がんばる。
よろしければ関連記事も。
【ちゃんと。やさしく。あったかく。-舞台と客席、「芸」と自意識について-】

【粋でありたい、客もまた-時代とSNS(など)と大衆演劇-】

【Dear, 愛しきコアな大衆演劇ファン-明日の大衆演劇と自身の為に-】

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
あなたと共に学びたい-ネットと大衆演劇(旅芝居)と皆さんと私- 桃花舞台/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる